FUJI の e-Bike MX-E トルクセンサー内蔵 BB 取付

735626644698960ef101f35.60022458

2026 FUJI      e-bike
MX-E          198.000円
(税込)
1 Speed    20.2kg

オールド BMX を電動アシスト化した FUJI の e-bike MX-E です。カラーは、ブラック、ブルー、レッド、シルバーの4色展開で、色々とカスタマイズしたくなるファンキーなモデルとなっています。「このスタイルならクラシカルな鉄製のワンピースクランクに変えたいな」なんて思ってる方もいるのでは。それアメリカン BB じゃないと装着できませんから。

MX-E 

IMG_6113
アメリカン BB シェルを BSA に変換するパーツは、あるみたいですけど。



 橋輪ではまだ MX-E を販売した実績がありませんが、BB 交換の依頼が来ましたので作業してみましょう。e-bike なのでトルクセンサー内蔵の BB を使用しています。こちら自分で交換される方はいないと思いますが、取外しは普通の BB のように左側から緩めてしまうと配線が切れます。(理由は後の説明で分かります)必ず右の BB カップを先に外しトルクセンサーの軸を抜き取ってから左を外します。ぼくも初めての作業なので慎重に行いました。

IMG_6082
こちら新品の MX-E のトルクセンサー内蔵ボトムブラケット(以下 BB)。



IMG_6083
スペーサー2枚とチェーンリング用ロックリングが付属。



IMG_6085
IMG_6086
先ずは、BB シェル幅を測ってみると73.4mm。73mm 規格です。



IMG_6087
IMG_6088
次に BB カップ内々を測ると75.3mm。



IMG_6090
右 BB カップの内側には、チェーンケースのステープレートが入ります。



IMG_6091
こんな感じ。



IMG_6089
厚みは、1.25mm。これをさっきの BB 内々から引くと74.05mm で73.4mm のシェルは、締め付けられません。


IMG_6093
付属のシムの厚さは2.48mm でしたのでこれを1枚使います。



IMG_6094
左側 BB。ここがポイント1で、ベアリング左の赤丸の突起(3か所)が、右赤丸のカップ内側のスプラインのどれかと噛み合いトルクセンサーの回り止めとなっています。トルクセンサーからの配線は、BB シェルに空いた穴から外部に出ていますので、左 BB カップを先に回してしまうとトルクセンサーが供回りして配線が切れることになります。

IMG_6098
IMG_6099
上写真は、突起と山がぶつかって入り切っていない状態。下が完全に噛み合い奥まで入っている状態です。これ BB シェルに入れてしまうと見えませんので、


IMG_6100
IMG_6101
奥まで入った状態のスクエアーテーパー軸の突き出し量を測りました。28.65mm を覚えておきましょう。


IMG_6102
ポイント2、右 BB カップに仕込まれたベアリングユニットの溝とシャフトのスプラインが勘合しますが、右カップは、後から取り付けますので、ねじ込んで行かないと噛み合いが始まりません。こちらも見えませんので、

IMG_6103
IMG_6104
左同様で上写真は、山と山がぶつかって入り切っていない状態。下が完全に噛み合い奥まで入っている状態です。


IMG_6108
IMG_6109
山と山がぶつかって入り切っていない状態の突き出しは、11.74mm。



IMG_6105
ここで開かずの金庫の要領でシャフトを探ってやると噛み合いが始まり奥まで入ります。



IMG_6110
IMG_6111
奥まで入ると17.43mm でした。



IMG_6112
ここから組付けに入りますが、その前に下準備。



IMG_6114
配線は、シェル真下から出ますので上側にマーキング。



IMG_6115
IMG_6117
配線グロメットは外しておきましょう。



IMG_6118
先ずは、2.48mm シムを1枚入れた左 BB カップを規定トルクで締め付け完結しておきます。



IMG_6119
IMG_6120
配線を通します。



IMG_6121
シェルとトルクセンサーの隙間が狭いので、複数のハーネスを平たく束ねた配線がよれていると入って行きません。


IMG_6123
トルクセンサーを挿入していきます。



IMG_6125
28.65mm であれば突起とスプラインが噛み合い奥まで入った証拠です。



IMG_6126
ここで穴からの配線の出方を覗くと若干ずれています。



IMG_6127
トルクセンサーを抜き差ししてスプラインを1ノッチ差し替えてあげましょう。真ん中に来ました。



IMG_6128
チェーンケースのステープレートを挟んで右 BB カップを取付ます。



IMG_6129
ねじ込みが止まったら、



IMG_6130
開かずの金庫で探ります。



IMG_6132
手締めで入ったところで突き出しを測ってみます。



IMG_6133
15.81mm。今度は、BB シェルを挟み込んでいますので当然17.43mm には到達しませんが、11.74mm 以上出ていれば、スプラインが確実に勘合している証です。


IMG_6134
チェーンケースのステーのマーキングは、位置決めが面倒なため。



IMG_6135
規定トルクで締め付けます。



IMG_6136
IMG_6137

最後にグロメットをはめてトルクセンサーの組付け完了です。

なんて慎重なんだオレ!