MOULTON TSR-9 SP が売れました(その15)

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完成した TSR ですが、連日風が強くて撮影できません。その間に APB を進めます。フロントセクションに続きリヤセクションに移ります。

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リヤホイールのスポークが1本折れてます。リムはグニャグニャで走行できません。これは後にスポーク全交換に。



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これらは、まとめてクリーニングです。



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ほぼフレームだけの状態に。



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だいぶ汚れてますね。



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ピポットボルトを緩めます。



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ラバーコーンを外すとピポットはガタガタでした。



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先ずは、フレームのクリーニングから。



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フランジ内側のブラスブッシュが擦れる部分は、梨地が見えてますので、ちゃんとマスキングして塗装してるみたい。これは初めて見ました。


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スイングアームからチェック。



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エンドに金属がはめ込まれてます。これは、以前オーバーホール&オールペイントした A さんの TSR と同じですね。どこかのショップで施工しているのか、どんな意味があるのか不明です。


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スピンドルシャフトはびくともしません。



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これ KIMORI ツールの出番です。



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ガンガン叩いてようやく抜けました。



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ブラスブッシュには異常がないように見えますが、



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何このスピンドル。何かで叩いた痕ですね。



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フランジとの長さを見てみます。



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手を離しても落ちないぐらいなので、長さは丁度良いが、



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ブッシュの方は、ガタガタもいいとこです。



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グリスニップルがクソ締めしてありました。緩むかニップルが折れるかぐらいでした。



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え、これ前にも見たことある。



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ニップルを締めこんでスピンドルに O の刻印が出来ちゃってますよ。これでは、スピンドルとリヤアームが一体化してスピンドルが回りません。



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線で示しているところが擦れてるだけです。ブラスブッシュベアリングの意味がありません。これは酷いです。


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ふと思い出しました。完成した TSR にもワッシャー2枚追加しておきましょう。

明日につづく、