Tiger moth 買いました!
先生の MOULTON APB その17 の予定でしたがブレーキシューを注文するのを忘れてました。よって社長室よりお届けします。
壁に掛っているのが以前飛ばしていたタイガーモスです。でもって下の青いマグロみたいのが今回購入した1/4タイガーモスです。
これがスパン(翼長)1m ちょっとで、
こちら2.235m ですからおおよそ倍の大きさになります。楽しみです。
しかしどんだけモスが好きなのか。あっいけね、本日、ペイデー前日&これから柏市商店連合会総会出席のため今夜は再放送でお届けする。
2013/7/15の記事より
タイガー・モス搭乗記 in イングランド

K.B.ハウスの片付け物の中から古い写真が出てきた。全てを整理するには、ちと時間が掛かるが、取りあえずは探していた懐かしいアルバムが見つかった。

THE TIGER CLUB
今年1月に大雪が降った日のBlog「スノーストライダー」の記事で触れた、イギリスはケント州にあるヘッドコーン・エアフィールドというとても小さなローカル飛行場へ、タイガー・モスという古典機に乗りに行った時の写真

ナンバリングされた羊がエプロン内に沢山いる喉かな空港

第一次大戦頃の複葉機タイガー・モスがこれです

前後に分かれた複座の練習機で、オープンコックピットのため飛行服と皮ジャン、ゴーグルとフル装備で行ったのだが
この日は、天気は良いものの強風が吹いていて「この手の機体は風に弱いので、止むまで待ってね」とのこと

クラブハウスで待っていたら何やら物騒な機体を引っ張り出してきた。こんな飛行場にAT-6があるのか?

と思ったら普通のカッコした夫婦が乗り込み(後部座席が奥様)離陸した。するといきなりアクロバット飛行を始め、しかも我々の頭上、飛行場の真上でだ!なんちゅうー国だと思ったね。

こんなのもいたな。ロシアのYak だ。カッコ悪(特に足が)

こちらはホームビルド機。フォルクスワーゲンの空冷4気筒エンジン(自動車の)を積んだ自作機で一人乗り。
ぼくは英語がからっきしダメだが、彼とは1時間程話した。(飛行機の話ならなんとかなる)
寒風吹く中、一人離陸して行った。「よくまーこんなんで飛ぶよ」
待つこと2時間

するとパイパーカブが降りてきた。日本ではもう乗れない古の機体だ。
「カブでもいいよ」と言ったら「料金は同じだけど」と。もちろんOKした。それなりの出で立ちで来てたので「パイロットライセンスは持っているのか」との問いかけにジョークで「ラジオコントロールパイロット」と言ってやった。

「窓をきれいにするならこのクリーナーが一番さ」とパイロット。黄色いボディーは骨組みに布を張っただけの物。

質素なインストルメントパネルに心躍る

後部座席に収まるぼく。前後席共に同じ操縦系統が備わる。カブのくせにシートベルトは4点式でヘットセットも付いて会話ができる。この時ぼくは、体が小刻みに震えていたのを覚えてる。頼りなく古い機体への恐怖心ではなく、嬉しさでいっぱいだった。
いよいよ離陸!

エンジンはライカミングの空冷4気筒で、セルモーターは付いていない。昔の戦争映画よろしく、”手がけ”だ。メカニックが操縦席に座り、ペラを回すパイロットが「スイッチOFF!」 するとメカニックが復唱「スイッチOFF!」 圧縮が掛かる位置にまでペラを回し「コンタクト!」メカも「コンタクト!」
全身の力を込め野球のピッチャーのようなフォームでペラを振り下ろすと一発でエンジンが始動した。やらせて貰いたかったが、”手がけ”より”命がけ”なので止めといた。

離陸し高度を取るとすぐ、ヘットセットからパイロットの声が聞こえてきた。
「ユーハブ・コントロール!」遊覧飛行をリクエストしたのに何やらサービスがいいなと思いながらも「アイハブ・コントロール!」と返しスティック(操縦桿)を握った。
すると「あそこに城が見えるだろう」「カメラは持ってきたよな」「写真を撮れ」ぼくはポケットから使い捨てカメラを出した。城には興味がなかったが言うとおりにカメラを向けた。
「もっとバンクを取れ」機体を傾けろと言われ、カメラのファインダーを覗きつつスティックを左に傾けた。
「もっとだ」すると20°バンク位からどんどん傾きだした。
ワイヤーリインケージの遊びが多く、30°で止めるには逆陀を打ち続ける必要があった。
そんな操作、素人に解んね〜だろうに、よく任せんなこのパイロットと思った。
タイガー・モスと同じ料金じゃ悪いと思ったのか「海まで行こう」とサービスしてくれた。
相変わらず、機はぼくの操縦のもと、海岸で旋回、帰路に付く。
やがて飛行場に近づいたころ「ランウェイが見えるか」と聞かれ「ノー」と答えた。
「エンジンの回転を下げろ」と指示され、サイドウインドにあるスロットルレバー(こんなところにあるヘッポこレバーがスロットルだなんて知ってるやつはそーいないと思ったが、ぼくは知っていた)を手前に少し戻した。
「フラップを下すぞ」「ランウェイはすぐそこだ」とのパイロットの声。
「ちょっと待てよ」小型機の操縦は上空で何度も体験させて貰ったことがあるが、着陸はおろか離陸だってしたことない。
これはヤバイと、とっさに「ユーハブ・コントロール!」と叫んだ。
スティックは彼の手となりカブは無事ランウェイに滑り込んだ。
このパイロットは、ぼくがジョークで言った「ラジオコントロールパイロットだ」を「パイロットライセンスを持っている」と勘違いしたのか?あわや二人で心中するとこだった。
「ありがとう」と言いクラブハウスを出ようとしたら、さっきのパイロットがタイガークラブの色紙みたいのに何やら書いて渡してくれた。
そこには「あなたも今日からパイロットです」と書いてあった。
恐るべしイギリス人
タイガー・モスには乗れなかったが貴重な体験だった

K.B.ハウスの片付け物の中から古い写真が出てきた。全てを整理するには、ちと時間が掛かるが、取りあえずは探していた懐かしいアルバムが見つかった。

THE TIGER CLUB
今年1月に大雪が降った日のBlog「スノーストライダー」の記事で触れた、イギリスはケント州にあるヘッドコーン・エアフィールドというとても小さなローカル飛行場へ、タイガー・モスという古典機に乗りに行った時の写真

ナンバリングされた羊がエプロン内に沢山いる喉かな空港

第一次大戦頃の複葉機タイガー・モスがこれです

前後に分かれた複座の練習機で、オープンコックピットのため飛行服と皮ジャン、ゴーグルとフル装備で行ったのだが
この日は、天気は良いものの強風が吹いていて「この手の機体は風に弱いので、止むまで待ってね」とのこと

クラブハウスで待っていたら何やら物騒な機体を引っ張り出してきた。こんな飛行場にAT-6があるのか?

と思ったら普通のカッコした夫婦が乗り込み(後部座席が奥様)離陸した。するといきなりアクロバット飛行を始め、しかも我々の頭上、飛行場の真上でだ!なんちゅうー国だと思ったね。

こんなのもいたな。ロシアのYak だ。カッコ悪(特に足が)

こちらはホームビルド機。フォルクスワーゲンの空冷4気筒エンジン(自動車の)を積んだ自作機で一人乗り。
ぼくは英語がからっきしダメだが、彼とは1時間程話した。(飛行機の話ならなんとかなる)
寒風吹く中、一人離陸して行った。「よくまーこんなんで飛ぶよ」
待つこと2時間

するとパイパーカブが降りてきた。日本ではもう乗れない古の機体だ。
「カブでもいいよ」と言ったら「料金は同じだけど」と。もちろんOKした。それなりの出で立ちで来てたので「パイロットライセンスは持っているのか」との問いかけにジョークで「ラジオコントロールパイロット」と言ってやった。

「窓をきれいにするならこのクリーナーが一番さ」とパイロット。黄色いボディーは骨組みに布を張っただけの物。

質素なインストルメントパネルに心躍る

後部座席に収まるぼく。前後席共に同じ操縦系統が備わる。カブのくせにシートベルトは4点式でヘットセットも付いて会話ができる。この時ぼくは、体が小刻みに震えていたのを覚えてる。頼りなく古い機体への恐怖心ではなく、嬉しさでいっぱいだった。
いよいよ離陸!

エンジンはライカミングの空冷4気筒で、セルモーターは付いていない。昔の戦争映画よろしく、”手がけ”だ。メカニックが操縦席に座り、ペラを回すパイロットが「スイッチOFF!」 するとメカニックが復唱「スイッチOFF!」 圧縮が掛かる位置にまでペラを回し「コンタクト!」メカも「コンタクト!」
全身の力を込め野球のピッチャーのようなフォームでペラを振り下ろすと一発でエンジンが始動した。やらせて貰いたかったが、”手がけ”より”命がけ”なので止めといた。

離陸し高度を取るとすぐ、ヘットセットからパイロットの声が聞こえてきた。
「ユーハブ・コントロール!」遊覧飛行をリクエストしたのに何やらサービスがいいなと思いながらも「アイハブ・コントロール!」と返しスティック(操縦桿)を握った。
すると「あそこに城が見えるだろう」「カメラは持ってきたよな」「写真を撮れ」ぼくはポケットから使い捨てカメラを出した。城には興味がなかったが言うとおりにカメラを向けた。
「もっとバンクを取れ」機体を傾けろと言われ、カメラのファインダーを覗きつつスティックを左に傾けた。
「もっとだ」すると20°バンク位からどんどん傾きだした。
ワイヤーリインケージの遊びが多く、30°で止めるには逆陀を打ち続ける必要があった。
そんな操作、素人に解んね〜だろうに、よく任せんなこのパイロットと思った。
タイガー・モスと同じ料金じゃ悪いと思ったのか「海まで行こう」とサービスしてくれた。
相変わらず、機はぼくの操縦のもと、海岸で旋回、帰路に付く。
やがて飛行場に近づいたころ「ランウェイが見えるか」と聞かれ「ノー」と答えた。
「エンジンの回転を下げろ」と指示され、サイドウインドにあるスロットルレバー(こんなところにあるヘッポこレバーがスロットルだなんて知ってるやつはそーいないと思ったが、ぼくは知っていた)を手前に少し戻した。
「フラップを下すぞ」「ランウェイはすぐそこだ」とのパイロットの声。
「ちょっと待てよ」小型機の操縦は上空で何度も体験させて貰ったことがあるが、着陸はおろか離陸だってしたことない。
これはヤバイと、とっさに「ユーハブ・コントロール!」と叫んだ。
スティックは彼の手となりカブは無事ランウェイに滑り込んだ。
このパイロットは、ぼくがジョークで言った「ラジオコントロールパイロットだ」を「パイロットライセンスを持っている」と勘違いしたのか?あわや二人で心中するとこだった。
「ありがとう」と言いクラブハウスを出ようとしたら、さっきのパイロットがタイガークラブの色紙みたいのに何やら書いて渡してくれた。
そこには「あなたも今日からパイロットです」と書いてあった。
恐るべしイギリス人
タイガー・モスには乗れなかったが貴重な体験だった



