MASI 俊樹の旅日記 19
俊樹、異臭騒ぎと猿の雄叫び!
先に進むにつれて車の通りも減っていき、走りやすくなってきた。
広大な利根川を越え、

栃木に入る
道はアップダウンも少なく、楽に走れた。
が、くさい!
なんか腐ったサラミを大量に載せたようなにおいのするトラックが何台も追い越していくのだ!
有酸素運動真っ最中のオレにはきつ過ぎる!
やめてくれー
その後数時間このにおいに悩まされた。
においにまいってはいるが、腹はすいてきた。
どこかでうまそうな店があったら入ろう。
そう決めて走ること1時間。
何もない。なぜかテナント募集中の廃墟みたいな店しかない。
くそ、腹が・・・・
一ケタ国道を走っていてこんな目に合うとは思わなかった。
らーめんが食いたい・・・・
しかし結局何もないので奇跡的にあったセブンイレブンに入りお弁当の冷たいラーメンを食う。
こんなはずじゃ・・・
だが、給料日までの2日間、所持金が小学生のおこづかいなみのすくなさだったので節約せねばならなかった。
常に金欠なMASI俊樹。今回のリアキャリアは友達からの借り物である。
そこからは、特に困難もなく走った。
時折すれ違う自転車旅人にわくわくしながらも淡々と走った。
あたりが少しずつオレンジに染まってきた
夕暮れ時になって、少し焦りが出てきた。
なぜなら、大学の友人が先に那須のキャンプ場に車で到着していて、そいつらがBBQを始める前につかなければならなかったのだ。
たぶん7時過ぎにつくよ
とメールを送ると、なくなっちゃうよ(^_^;)
と返信が来た。
それはアカン。
暑さと久しぶりのロングライドでへとへとだったが、肉の為にも全力で走った。
肉を食うのだ!!
しかし、道はどんどん山道になっていく。
目的地は近いが、坂はきつい。
那須の洗礼は続いた。
ようやく、目的地のキャンプ場の近くについたころにはあたりは真っ暗で、看板がよく見えず完全に道に迷った。
スマホのGPSも位置情報がいまいちつかめていなくてあてにならなかった。
富士の樹海にでも迷い込んだ気分だった。
いきなり訪れた暗闇と肉がなくなるかもしれないというピンチに心細くなり、
ドカベンのテーマを大声で歌う。
遠くでサルの鳴き声が聞こえた・・・・。
モンキーパークだと?
見当違いな方向にいるではないか!
急いでルートを確認し、何とかキャンプ場についたのが8時前。
もはやこれまでか・・・
と暗い顔をして友人たちと合流すると、香ってくるジューシーな肉のかほり。
そう、オレの到着に合わせて始めてくれたようで、ちょうど肉が焼けた時についたのだ!
なんとやさしい我が友人たち。
歓喜のあまり、3日三晩メシを食えていなかった脱獄犯のように肉に食らいついた。
そして、BBQに花火と、久しぶりにリア充大学生のような夜を過ごせたMASIであった。
-END-
走行距離
1日目 自宅〜松原団地22km
2日目 松原団地〜ファミリーパーク那須塩原156km
どうやら今回の旅は、東北方面らしい