こんにちは、Yuboです。
前回の予告通り、今回は私のロードバイク(弐号機)を紹介させて頂きます!

DSC_0309調達したモデルは、Specialized Venge Elite 2015 の完成車です。標準ではコンポーネントとしてShimano 105 11速がついていました。元々載せ替える予定だったので、あまり気にしてなかったのですが、私の壱号機(COLNAGO AC-R 2014モデル)に載っているのは105の10速なので、取り外した物をいつかこの壱号機に載せ替えたいと思っています。

昔敬愛していた英国ラリードライバーのコリン・マクレー亡き後(知っている人、いますかね〜♪)、どのようなスポーツでもあんまり刺激をうけるイギリス人のスポーツ選手はいなかったのですが、J SPORTSか何かでマーク・カヴェンディッシュの走りを初めて見たときに、どこかいっちゃってる感が似てるなーと思い、それ以来Specializedに興味を持っていました(カヴは去年まではS-WORKS Vengeに乗っていました)。

DSC_0320というのは、後からとってつけた話で、本当はあるショップでセールをやっていたのを見つけて衝動買いしただけです(恥) そのときはカヴが乗っているバイクがなんなのかは記憶しておらず、後からブランドが一緒だったことを知っただけです。。

ULTEGRA Di2は、このバイクを購入する前から橋輪さんに壱号機への取り付けをお願いしていて、まだ部材が届いていなかったこともあり、急遽この弐号機への取付けに変更してもらいました。

それと、実はULTEGRAにしてください!とお願いする場合でも、オプションがいくつかあることがわかり、基本的には橋輪さんにおまかせしていたのですが、敢えて後から連絡があって指定したのが、カセットの種類だったと記憶しております。連絡があった時、私はたまたま長崎の山(稲佐山)を壱号機で登っていて、言うまでもなくバテバテ状態で、正確なことはあまり覚えていないのですが(汗)、ギアがクロスしているものとそうでないもの?があるそうで、後から変更もできると聞いて、適当にお願いしてしまいました。要するにクロスしていた方が、細かいシフトチェンジでより力を伝えられるけれども、変速が面倒で、トップギアを使い切ってしまうようであれば、あんまりクロスしていない方がいいという解釈で正しいのかなと思っています。

変速といっても、車と違ってリアだけでも11速となると、それなりに面倒かも知れませんね。そこで、長崎から柏に戻ってから、橋輪さんの提案で、ある秘密兵器を取付けてもらいました。

DSC_0432それがこのスプリンタースイッチ(SW-R610、以下SS)です!このように箱の絵を見ただけでは、どこに取付けるのかすら分かりませんが、逆に言えば取付け位置は基本的に自由です。そして、これで何ができるのかというと、なんとこのスイッチは、標準のSTI のレバーを動かさずに、このボタンだけでリアのシフトチェンジができるという優れものなのです!

最初、橋輪さんに飾ってあったバイクに付けてあるのを見たときには、その価値があまりよくわからなかったのですが、より正確にはTA(トライアスロン)やTT(タイムトライアル)をする場合以外には特に必要ないじゃないかと思っていたんですが、様々なDi2関連部材取付けてもらった中で、一番の大ヒットは間違いなくこれでした!

DSC_0322DSC_0324DSC_03233枚の写真は、左側のハンドルを内側から撮ったものですが、スプリンタースイッチは、バーテープの隙間から、ちょこんと顔を出している黒い三角形のボタンです。これは左側のボタンなのでリアのギアをシフトダウンをするためのものですが、右側にも同様のボタンが取付けられていて、そちらではリアのギアのシフトアップを行います。

圧巻は、このバーテープの巻き込み度です。他の人のSSが取付けてあるバイクをみたことがあるんですが(実は、イベントに参加したときは、他の人のバイクをチェックするのが趣味♪)、だいたい3〜5mmぐらい隙間を空けて、バーテープをくり抜いているんですが、そうするとその存在が他の人にバレてしまうじゃないですか!秘密兵器はできるだけ隠しておきたいので、こういうピッタリ感が一番いいと思うんですね。

そして、もう一つ感動したのは、SSを取付けた位置です。ハンドルのどこを握っても親指に操作することになるわけですが、皆さんご存じのようにハンドルの握り方は人それぞれですよね。そこで、私がリクエストしたのは、ハンドルのSTIの下を握った場合でも、STIを握った場合でも、操作ができる位置でした。そうなると、STIの直下ギリギリに取付けることが理想的な位置となります。

手の大きさにもよりますが、この写真の位置は絶妙です!そもそもSSが必要な状況にはいくつか考えられると思うんですが、私の場合、何よりつらいのは、下り坂とかで「右手でフロントブレーキを掛けながら、シフトダウンをすること」でした。この位置であれば、STIの真下を強く握ったまま、右手でフロントブレーキを掛けながら、左手でシフトダウンができます

もう一つは、体力的にヘトヘトの状態で、そもそもSTIをひねるのもつらい状況です。このとき、上からSTIのグリップを握ったまま、レバーをいじらなくて良かったらどんなに幸せでしょう?そうです、このようにSTI直下にSSを付けていれば、常時グリップをしっかり握ったままリアのシフトチェンジが自由自在なのです

まさしくありがとうSHIMANO!、グッドジョブ橋輪さん!です。SSとは、なんて素晴らしい小道具でしょう!いや、むしろこれは一部の人に勧められる飛び道具ではなく、すべてのロードバイクに勧めたい、至極の一品です!

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夏ばて気味の綾乃先生 2016.7.15