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インドのスラム街からSRAMへの旅〜カセット編【橋輪blog】

インドのスラム街からSRAMへの旅〜カセット編


みなさま、こんにちは。以前、何度かこちらのブログで記事を書かせて頂いていた、Yuboです。最初のタイトルから意味不明な、ちょっと苦しいスタートとなってしまいましたが(汗)何卒ご容赦ください。。

昨年インドに赴いた際に記事をアップさせて頂いて以来、およそ半年ぶりの投稿となります。当時はインドにtern verge P10を持参して道中のよもやま話をご紹介させて頂きたかったのですが、その後、短期出張などで兎にも角にも仕事の方が忙しくなってしまして(汗)、橋輪さんともしばらく疎遠になってしまいました。。。

sankyo
その埋め合わせといったらナンですが、鮮度が命のブログネタとしては、もはやインドの渡航話をご紹介するわけにもいかず、誠に僭越ながら別のテーマを掲げて記事の投稿を再開させて頂きたいと思います。渡航話については折を見て少しずつ共有させてください(汗)

ganesa
さて、心機一転して次の企画として考えたのが「SRAM Red eTapでいってみよう!」というものでした。私が電動式として触ったことがあるのは、Ultegra 6800系 Di2ぐらいですが、導入当初はその素晴らしさには感動すら覚えたくらいでしたので、もちろんシマノ製品に思い入れがないわけではありません。

ultegradi2
もし予算が許すものならは、次のステップとしては、ちょうど時期的にも旬なDURA ACE R9100系やUltegra R8000系を選択するところですが、それではネタとしては面白みがないので、敢えて日本ではマイナーなSRAMを選んでみることにしました。

sramred
使い始めたばかりの私が語るのもなんですが、SRAM eTap については常に勉強の日々で、購入前に商品情報を調べてみたり、実際に使ってみたり、そしてきっと近い将来何らかのトラブルに遭遇したりした場合でも、常に新しい発見があります(たぶん)。ですが、橋輪さんには、そういった心躍る日々を迎える前の段階で、とりあえず何も考えずに「組み付けは eTap でお願いします!」と伝えただけでした。

とどのつまり恥ずかしながら、グループセットに何が含まれているかもろくに確認せずに、eTap の注文をお願いしてしまったわけです。正直なところ、この段階で初めて具体的にグループセットの構成について調べ始めました。下記の画像がネットから適当にとってきた、SRAM Red eTap のショートケージの最小限のグループセットです。

sram_red_etap_groupset

SRAM Red eTap Groupset

一般的なコンポーネントの枠組みに限定してピックアップしてみると、この構成には左右のシフターと、前後のディレイラーしか含まれていませんね。SRAM 初心者の私がいうのもなんですが、実際には最小限のeTapのグループセット選択にあたり以下の2つの指標があります(社長、間違ってたらコメントください)。

  1. ブレーキはワイヤー式にするのか、油圧式にするのか
  2. カセットはどれぐらいのレンジを使うのか

SRAM が最初に eTap をリリースした際には、上記のような選択肢はなく、後からHRD(油圧式)シフターがリリースされたことにより上記1の選択肢が生まれ、またWiFLiをリリースしたことにより上記2の選択肢がうまれました。

sram_red_etap_groupset_wifli

SRAM Red eTap WiFLi Groupset

etap_hrd_brake

SRAM RED eTap HRD

油圧式はいつか使ってみたいですが、とりあえずスルーすることにしたので、1については検討の必要性がなくなりました。2についてはずっと使い続けてきた11-28Tではない選択肢を求めて色々考えてみた結果、WiFLiの方を選択しました。

ですが、ここでまた失敗をやらかしてしまいました。WiFLiのガイドプレートは長いため、私は以下の表な形で11-25Tから11-32Tに対応しているものと思っていたので、これと組み合わせるカセットとしては11-25Tを購入しました。

sram_red_cassette1_update
ところが、ネットでよくよく調べてみると、どうやら11-25TとWiFLiとの相性はよくないようなのです。SRAMも11-26Tから11-32Tの範囲で組み合わせることを推奨しているとかいう情報もありました。したがって、おそらく実際には以下のような組合せが推奨されるのではないかと思います。

sram_red_cassette2_update

いずれにしろ、正確なことは分からなかったので、11-25Tと11-26Tを比較してみたのですが、よく見ると違っているのは25Tと26Tの歯だけではないですか!だったら、このローの一枚だけ使わなければ、今度カセット交換用に11-26Tを購入して、一枚だけ差し替えれば11-25Tも11-26Tとして生まれ変わるかも、という淡い期待を頂いたのでした。

とりあえず私にはメーカーの伝がないので、こんなバカな質問をするのは気が引けたものの、他に調べる手段もないので、やむを得ず橋輪社長に尋ねてみたところ、「SRAMのカセットはシマノみたいにバラの組合せではなく、トップ以外一体型だからダメでしょ」とのあっさりとした回答が。。

まじっすか!と思って、早速自宅にもどってから確認してみました。

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えーほんとに?

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確かに一体型になっているが

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ちゃんとRedって書いてあるし

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ギアの隙間にはゴムが入ってる。。。ところが

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ほんどだ!11Tの一枚しかとれない!

したがって私の目論見は完全に崩れ去り、やむを得ず11-25Tは返品することにしました。先ほどの表に追記すると、以下のように11Tだけが一枚で他の10枚が一体型になっているようです。

sram_red_cassette3_update
ちなみに、以下の箱は11-28Tと11-32Tのものですが、ご覧のように11-32TにはWiFLiという表記がある一方で、11-28Tはありません。その心は「WiFLiのみ対応」ということを示しているようです。11-28TはShortでもWiFLiでも使えるからなのか、何も書いてません。

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では11-25Tではどうなっていたかというと、すいません、そんなことをよく確認する前に、とっとと返品してしました(汗)したがって、結局のところ未だにWiFLiでどこまでいけるのか、その答えは棚上げになったままです。


カセットの選択が概ね決まったところで(結局11-28Tに戻ってしまいました)、この段階でコンポーネント関連で別途調達しなければならなかったのは、残りは以下のような部材でした。

  • クランク
  • チェーンリング(インナー&アウター)
  • ボトムブラケット(いわゆるBB)
  • チェーン
  • カセット
  • 前後ブレーキ

次回はこの中からどれかをピックアップしてお話させて頂きたいと思います。

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tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る(その2)【橋輪Blog】

tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る(その2)

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昨日の妙な形のチェーンリングギヤ X-SYNC テクノロジーに引き続きリヤメカを覗いてみよう。SRAM マウンテンコンポと聞いてリヤディレーラーのテンションスプリングの硬さからヤホイールの着脱が困難だろなと想像する方も多いと思われる。しかもディスクブレーキだし。先ずはその辺のギミックから。

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流石は、SRAMマウンテンコンポ、DH でもチェーン落ちが無いようビンビンに張ってますな。



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この鍵のマークのボタンに注目。



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今テンションプーリーは、思いっきり後にのけぞってますね。



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これをテンションが解放される方向に押します。



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まだまだ、



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もうちょっと、



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はい、ここで鍵のボタンを押します。



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はいこれが、CAGE LOCK ってギミックです。



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リヤディレーラーハンガーへの取り付け部分にはテンションスプリングがありませんから完全にフリーです。これによりリヤホイールの着脱は、シマノより容易です。


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完全にフリーですからご覧の通りふらふらです。



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ロックの解除は、更に前方に押してあげるとパチンとロックが自動的に外れ、



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はい元通り。凄いでしょ!



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リヤホイールが簡単に外れました。



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さてこのカセットスプロケどうやって外すのかな?



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ロックリングが無いが、内側に爪がありますね。



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シマノのロックリング回しがピッタリ合っちゃた。でも緩んでからも暫くレンチで回さないと出て来ません。




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ようやくカセットが外れました。数えていませんが、おそらく10-12-14-16-18-21-24-28-32-36-42T です。シマノのメガレンジのように最後のローが取分け大きくなってます。



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これがSRAM の言う「FULL PIN」で123本のステンレスピンでローギヤから順番で繋がっています。これならマディーなコースでも泥つまりはないね。



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「品番には、SRAM XG 1175 とあるがカタログスペックには、1150」と書いたが、輸入元のダートフリークでは、ラインナップしていない商品。11 は、11速を示しその後の二桁がパーツのグレードなのでカタログスペックより上のグレードであるようだ。(1150で税別22.000円)


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材質はクロモリなのでこんな形でも325.5g と軽くはない。



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裏側を見る。



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ロックリング(このタイプをロックチューブと言うらしい)は、カセットに仕込まれていて外せない構造。



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このギザギザの付いたカラーが回るのだ。



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フリーを見る。ローギヤしか掛からない構造。最も、ローギヤにその他のギヤ繋がっているんだからそうだよな。ここで分かった! 何でレンチでずーっと回さないと出てこないのか。圧入されてたんだね。ロックチューブは、セルフリテーリングツールも兼ねていたってことか。


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取付けもローギヤがちょっと掛かる所まで入って、それからレンチで締めこんで行くと圧入されるって構造。これならガタが出ないな。凄いぞSRAM!


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リヤディレーラー:SRAM X1。こちらもダートフリークでのラインナップにはない製品だが、XO1 とGX の中間グレード。もう一つ、ケージ取付部に注目。


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ROLLER BEARING CLUTH とある。ローラーベアリングクラッチと聞くと無段階のワンウェークラッチを想像するがここでそんな機構は必要ない。分解図がどこにもないので、解りかねるが、チェーン暴れに対するフリクションダンパー的な機構であろうと想像する。



最後にX-HORIZE

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スプロケットの傾斜に沿って動くのではなく完全に水平方向に動く。変速してもROLLER BEARING CLUTH 部分に位置は変わらずケージが巧みに動き、どのギヤでもガイドプーリーとの距離が変わらないってギミック。



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もうこれいらないね!




明日、火曜日は定休日となります。それでは明後日の【橋輪Blog】の予告を




何処が変わったのか解るかな?

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年末は12月29日まで、新年は1月7日より営業致します



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