KIMORI

船長のKIMORI COLOSSUS HR 14 【橋輪Blog】

船長のKIMORI COLOSSUS HR 14

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最高にゴージャスなGOKISO チタンスーパークライマーフルカーボンホイールが完成したところでアッセンブリーを進める。ブレーキキャリパーは、DURA-ACE。これを引くブレーキインナーワイヤーは、船長お気に入りの1本7.000円(税別)もするKCNC チタニウムワイヤーだ。


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”オッサン”の HR を ULTEGRA Di2 で組んだ後だからエレクトリックワイヤーの配線もすんなり進む。ここでスタッフより「船長はフロントビックシングルだから左STI はダミーですよね?」


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ゲゲゲゲ! 普通に配線してた。



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でも悔しいからこう答えた「スプリンタースイッチを使いたかったから左側だけで3万円もするブレーキレバーを選んだんだ」 とね。



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そしてチェーンを掛ける前に見て頂きたいものがある。




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GOKISO モニター BB&Sugino クランクセット 80.000円(税別)




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GOKISO チタンスーパークライマーハブセット 650.000円(税別)



さて、クランクって手でフィリップして、どれだけ回るでしょうか? 重たい重量物(タイヤ)が付いたホイールが慣性でクルクルと回るのは想像が付きます。殆ど慣性力には及ばない肉抜きされた62T のチェーンリングとウエイトにはなりますが、左右180°ずれたクランクアームがバランスを崩します。ぼくが知っている限りでは、3万円クラスのセラミックベアリングでもスタンダードに組めば3〜4回転ほどです。

始めて動画を作ってみました。iPhone で撮影し、Windows Media Plyer で編集。CD 音源をダウンロードし画像に重ねました。最後に You Tube にアップロードの際、「ファイル形式を変更せよ」との難題も出ましたが何とかアップ出来ました。パソコン音痴のばくには、かなりハードルが高い作業でした。指先で軽くフィリップしたところから回転が始まります。ただの偶然ですが、結果的にBGM にも同期しています。カメラに指が写ってしまったのは、ご愛敬で!






Shimano 輪界に、もの申す! 【橋輪Blog】

Shimano 輪界に、もの申す!

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”オッサン”の KIMORI COLOSSUS HR ULTEGRA Di2 が完成したところで試運転してみた。相変わらずキモリの走行性能は素晴らしいが、何やらペダルにゴリゴリする振動を感じる。

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コンポーネントは、Shimano ULTEGRA Di2 フルコンポ。



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リヤ変速はギリでバッチリ合わせたつもりだったが、若干チェーンがローギヤ側にまだ競ってるようだ。



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今トップギヤ(11速)でHi アジャストスクリューは解放状態。



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調整モードに切り替えたインフォメーションディスプレーの表示は、プラス16。本当は、F R のR が点滅状態。



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調整モードでは、中心からトップ側へ+16段階、ロー側へ-16段階アジャスト出来る。(9070 DURA-ACE Di2 では、それぞれ12段階) +16ってことは目一杯トップ側に動かしている状態。これでも足りてないってことだ。


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試に16から0に近づけて行くと3で、



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10速に変速してしまった。



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続けて-16まで行ってみると9速にシフト。



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折り返して0まで戻ると、



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チェーンは10速ギヤに乗ったまま捩じれた姿で止まっています。理想は、0で11速ギヤの真ん中に居なければならない。


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リヤディレーラーとディレーラーハンガーの間にワッシャーを噛ませて外に出す裏ワザを試みる。



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ただ、出し過ぎるとBテンションボルトがエンドの爪からズッコケる心配あり。



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良さげなワッシャーを見つけた。



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内径10.36mm。



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厚みは、0.96mm。



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リヤディレーラー取付ボルトは10mm だからピッタリ。



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Bテンションボルトは大丈夫そうだ。



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Bテンションボルトがディレーラーハンガーの間に挟まらぬよう気を付けて取り付ける。



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これが、Bテンションボルトがディレーラーハンガーからズッコケた状態。


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これで約1mm 外に出た。



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調整モードを0に戻す。



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これでもまだロー側に寄っている。



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最終アジャストでは、+10。これで何とか事なきを得た


ちょっと待った!


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先生のモールトンが気になった。



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DURA-ACE Di2 へのコンポ載せ替えを依頼されている。



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勿論、リヤディレーラーは、RD-9070。



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しかもリヤエンドは、物凄く薄い。



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右側に突き出たクイックシャフトがエンドの薄さを物語っている。ああ〜ヤバイ!



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こちらもHi アジャストは解放。



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製品出荷時は、トップの位置。



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トップからずれていると言うより10速ギヤの方が近い。



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1mm 以上のワッシャーを入れたら確実にBテンションボルトは、ズッコケるだろう。

シマノお客様相談窓口で聞いたら「リヤディレーラーハンガーが曲がっていませんか?」なんて聞かれちゃった。KIMORI の新車だよ! 実はこのパターン、スペシャライズドのフレームでもあった。リヤディレーラーハンガーなんてフレームメーカーが作ってんだからまちまちだと思うよ。トップギヤからリヤディレーラー取り付け面の距離が全てのメーカーで同じとは限らないし。(機械式なら調整可能 ) 一応シマノには、リヤディレーラーも フロントディレーラー同様にトップ側電気アジャストの機能を持たせるべきだと言っておきましたが、1週間後にアップグレード出来るって話でもないし・・・・・ 今のところ対策は浮かばない。

Shimano の最高峰コンポが取付不可なんて言ったらモールトンオーナーズクラブが黙ってないかもよ!

トラスなバイクたち 【橋輪Blog】

トラスなバイクたち

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今、KIMORI COLOSSUS が店内に5台ある。トラス構造のフレームが類は友を呼ぶのか、アレックスモールトンの取り扱いが無いのにメンテナンス&カスタム依頼が3台来ています。モールトンには木森さんと出会うずーと前から興味はあったが、触れる機会はなかった。今回のメンテナンスで純正部品が必要になったので久しぶりにダイナベクターの富成次郎さん(モールトン輸入元代表)と話した。1995年にアメリカから来日したゼロ戦とムスタングを一緒に見に行った以来だから20年ぶりか。やはりモールトンにはモールトンのノウハウがぎっち詰まっていることを少し聞かせて頂いた。そして9年に及ぶ開発次期を経て完成させたダイナベクター・モールトンを今年発表するそうだ。KIMORI を取り扱っている事を話すと、むこうは途轍もないプライドを持っていると思うが少しは、KIMORI を鼻に掛けていたようだった。

KIMORI がモールトンの良いライバルにまで上り詰める日は来るのだろうか。


【お知らせ】
誠に勝手ながら10月16日の日曜日は休業とさせて頂きます

船長のKIMORI COLOSSUS HR 11 【橋輪Blog】

船長のKIMORI COLOSSUS HR 11

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コクピット回りを構築する。”オッサン”のULTEGRA Di2 は、XTR インフォメーションディスプレーしか装着しないが、船長の DURA-ACE Di2 では、スプリンタースイッチとワイヤレスユニットが追加となる。


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XTR インフォメーションディスプレーSC-M9050  11.804円(税別)



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これは、情報の表示だけではなく、3ポートのジャンクションAとして使える。



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ワイヤレスユニットSM-EWW01  7.304円(税別)



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ワイヤレスユニットは、搭載予定のGAMIN 製サイクルコンピューターにコンポ情報を送る機器。シマノディーラーマニュアルによるとリヤディレーラーから出たエレクトリックワイヤーにリヤエンド部(シートステー)で繋げとある。ある機種のライトのパルスに干渉する可能性があるためだそうだ。今回敢えてステム下に装着してテストしてみる。


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パットは、異なるアールに対応する2種類が付属。



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付属のOリングでは、ステムに回らないのでTAIOGA のバンドを使用してみた。



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ライトとの干渉が無い事を望む。



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スプリンタースイッチ(リモートスプリンターシフター)SW-R610  12.031円(税別)



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こちらは、下ハンを握っているときSTI を操作しなくとも親指でシフト出来るスイッチ。右左はアップダウンに振り替える。


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コネクターは、スプリンタースイッチ専用の形。



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バーテープに穴を開ける治具も付属する。



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エレクトリックワイヤーEW-SD50  150mm   2.204円(税別)
エレクトリックワイヤーEW-SD50  250mm   2.179円(税別)
エレクトリックワイヤーEW-SD50  350mm   2.204円(税別)
これの価格って長さに比例してないのね?


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右STI からインフォメーションディスプレーまでは、250mm。



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そして一番下のダミープラグを外す。



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ここがスプリンタースイッチ専用ポート。(他のE-TUBE ポートとは形状が異なる)



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取付位置は、最後に決める。



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左STI からインフォメーションディスプレーは、350mm。



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最後にインフォメーションディスプレーとワイヤレスユニットを繋ぐがこの向きでは無理がありそう。



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こっち向きのほうが綺麗に纏まりそうだ。



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これでコクピット回りは完成か

今夜はこれまで、


船長のKIMORI COLOSSUS HR 9 【橋輪Blog】

船長のKIMORI COLOSSUS HR 9

探していた17インチカーボンリムがようやく入荷した。

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17 in フルカーボンクリンチャーリム 35.000円(税別)
20 / 24H  298g


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リムハイトは、50mm。



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クリンチャーでリム内幅16mm のワイドタイプです。



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ワイドリム + エアロ形状で、空力的にも有利となっています。



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セットするハブは、GOKISO チタンスーパークライマー 650.000円(税別)
チタンスポーク 500円 / 本(税別)


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無理とは思ったが、HED JET 17 と対決させてみた

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HED フロント

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GOKISO フロント

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HED リヤ

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GOKISO リヤ



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流石に HED には敵わなかったが、重い GOKISO ハブにフルカーボンリムとチタンスポークで、かなり迫ったと思う。ともあれ総額820.000円もするとても小さく、ゴージャスなホイールセットが完成した。後は、ホワイトロゴのデカールを制作して貼りましょうかね。

KIMIRI COLOSSUS HR

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