アレックス・モールトン

モールトン DOUBLE PYLON のメンテナンス 6 【橋輪Blog】

モールトン DOUBLE PYLON のメンテナンス 6

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やっと見つけたリニアシャフトだったが材質を見るとSUJ2 というとんでもない硬い素材で、ドリルの切どころか旋盤のバイトさえもが歯が立たない代物らしい。八方塞がりで頭を抱えたまま時間だけが経ったが、ようやく一から製作してくれるところが見つかった。

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その工房は、この砂利道を突き進んだ奥の林の中にある。



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シャッターが閉まった工房の前には、朽ちたSUZUKI GT380。



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ぼくが指定した寸法通りのスピンドルシャフトを製作して頂いた。



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これがスピンドルシャフト。左がお城で作ったダメシャフトで、右が内径外径長さを指定して製作してもらったワンオフ物であります。


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そしてブッシュ調整用で外側左右に入れる0.1mm シム。



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ここにシムを入れるのはちょっと難しいですぞ。



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スイングアームのフランジに押し出されぬようグリスで張り付けた。接触面積が半分に減るが元々ブッシュがフランジの角に当たってしまっていたので致し方ない。


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何とか上手いこと合体できた。



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ボルトにはロックタイトを塗布してクソ締めでOK!てかクソ締めでなければダメ。



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スイングアームを支えている力を抜くと”ストン”ではなく”ジワリ”と下がってくる。ベストなロードが掛っている状態。


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ようやく下半身の治療が完了。リヤサスペンションの動きは、格段に良くなっているはず。

後は、ハンドルバー交換でやっと完成か

おもしろ&便利グッズ カンパ対応サイクルスタンド【橋輪Blog】

おもしろ&便利グッズ カンパ対応サイクルスタンド

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FFR-CFS シマノ・カンパ対応バイシクルスタンド 1.940円(税別)

カンパのクイックに対応するサイクルスタンドです。3種類のソケットが付属しますのでシマノその他のクイックにも対応しています。

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高さは2ウェイで調整可能。



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左がシマノで右がカンパ。



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カンパロングタイプをセットすると・・・・



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絶妙なタイミングでカンパコンポのモールトンAM-SPEED が来店。



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早速、カンパのクイックにセットしてみましょう。



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かっちり嵌って、



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安定感もいいです。



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SPEED のメンテナンス依頼はタイヤ交換。



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モールトンが、IRC に特注したタイヤです。サイドには、ALEX MOULTON のロゴが。



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タイヤサイズは、17インチの 28-369。10.000円(税別)



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流石にこのスタンドではホイールの着脱はできませんのでNNITTO のスタンドにチェンジ。



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うあ〜綺麗に乗ってますね。



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CAMPAGNOLO RECORD ハブ。



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これは!ぼくが大好きな機構が備わっているではないですか。MICHE(ミケ)では見たことがありますがカンパもやってるんだ。素晴らしい!


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フロントハブもしかり。



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ん〜、一度ばらしてみたい。



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流石にAM 17インチモデル、でっかいチェーンリングが付いてますね。STRONGLIGHT のモールトンモデルです。




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アウターリングは、62T。カンパのPCD は、135、113 だからカンパ専用でしょうか。



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インナーリングは、48T。



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このブレーキキャリパーには細いタイヤが必要なんですね。



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スレッドタイプのダブルウィッシュボーンステム(100mm)は、別途購入で、100.000円(税別)
そういえばこのステム使う場合のドロップバーって特殊だろうと思っていたのですがNITTO で作ってるんだって。



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それではちょっと失礼してフロントのサスの具合を。これまたビックリ。オイルダンパーを装備しているかのようなしっとりとした良い動き。アヤセサイクルさんにて購入とのことでしたが、いい仕事してますね。



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フリクションの締め具合、盗ませて頂きました。これ今まで触ったモールトンの中で一番良い動きしてますね。あらあらタイヤ交換に来たモールトンで、すっかり勉強させて頂きました。

修行に行くか



2017 MOULTON SUPER SPEED 【橋輪Blog】

2017 MOULTON SUPER SPEED

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2017 MOULTON SUPER SPEED(フレームセット) 930.000円(税別)

【付属品】
・アルミステム 90 / 120 / 150 / 180mm から選択
・シートピラー 34.9mm
・リム×2 20in(406)Velocity
・フロントディレーラーブラケット

モールトンのラインナップ中、総ステンレス製の最軽量モデルです。非分割式フレームでフロントにはリーディングリンク式サスペンション、リヤにはハイドロラスティックが装備されています。ホイールサイズは、AM シリーズ伝統の17インチから20インチにサイズアップされショートリーチブレーキキャリパーが推奨されます。

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モールトンラインナップで、走りを追求するならばこのスーパースピードと言えよう。

これぞお城製であります


モールトン DOUBLE PYLON のメンテナンス 5 【橋輪Blog】

モールトン DOUBLE PYLON のメンテナンス 5

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前の記事で探した部材。これを外径12mm 内径6mm 長さ74mm で注文すれば、ベースが手に入る。ピポットボルト外径7.81mm に合わせ加工するためのドリルの刃は、0.1mm 刻みであるようなので7.9mm を選択。長さは114mm ある。(ボール盤に咥える刃と旋盤に咥える刃の違いが分からないが)あとは、ブッシュをスピンドル外径12mm に合わせるためのリーマーだ。

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次にブッシュとフランジのクリアランスを測る。隙間に入ったシックネスゲージは0.20mm。



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実際に測っているのはここ。



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ブッシュが当たっていた部分を避けるために小さめのシムリングを探す。



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この寸法だけあれば事が足りるので、



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外径16mm 内径12mm で厚さ0.10mm を左右に1枚ずつ入れれば計算が合う。

シムリング内径12


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ここまで揃えれてモールトン研究室に相談しよう。6月3、4日で行われたモールトンサミットも無事終わったようだし。そうそう今年のモールトンサミットのメインイベント 【DV-1 】をスクープ!



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Dynavectoe DV-1

モールトン DOUBLE PYLON のメンテナンス 4 【橋輪Blog】

モールトン DOUBLE PYLON のメンテナンス 4

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フランジ部を内側から見る。上面だけが擦れているのが分かる。



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スピンドルが短いためフランジ上面が赤矢印の方向に潰れるように締め付けられていたと思われる。



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それと気になっていたキズが左右ともにある。



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どうやらブッシュのツバが当たっていたようだ。これは一先ず置いといて。



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ブッシュの当たる部分の塗装を剥がしてみた。



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そしてスピンドルをピポットボルトでセットするが、例によって締め付けてはいけない。



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スピンドルをスラスト方向に振ると隙間が見える。



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この隙間がいくつかだ。先ず0.05mm。



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最終的に0.15mm が入った。



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スピンドルの長さが73.14mm。



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スピンドル長73.14 + 隙間0.15mm で、73.29mm を目指す。



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スピンドル外径は、11.93mm だから



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11.93mm 以上。



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内径も一応測って、8.18mm。



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このままでは、スピンドル内径とピポットボルトがガタガタなので、



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ピポットボルト外径7.81mm だから、



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7.81mm 強とする。



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勿論加工は必要になるが、この条件を満たす素材をモノタロウで見つけた。外径12mm 内径6mm。長さは、20〜1000mm 以内で1mm 単位でオーダーできる。

パイプリニアシャフトストレート




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それと気になったのがこれ、



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ヘリサートコイルが挿入されている。これモールトンの工場で加工してるんだって。8mm のしかも皿キャップボルトでねじ切れる人なんていないと思うが?

次回につづく、














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