アレックス・モールトン

2018 MOULTON TSR-9 FX 【橋輪Blog】

2018 MOULTON TSR-9FX

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2018 MOULTON TSR-9FX 259.200円(税別)

2018年モデルの TSR-9FX が入荷です。2017年モデルとの違いは、ホイール、リヤディレーラー、フロントディレーラーハンガーが変わっています。その他スペックの変更はありません。

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カラーは、フォレストグリーン。



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リーディングリンク式フロントサスペンション。20インチ(406)サイズのホイールは、ハブ、リムの変更でスポーク本数も前後36H から28H へと軽量化されています。タイヤは、SCHWALBE DURANO 20×1.10(28-406).


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リヤのサスペンションとなるラバーコーンはソリッドタイプ。



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STURMEY ARCHER のクランクセットは、ガード付チェーンリング54T。



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フロントダブル化のためのディレーラーハンガーは、SS-T タイプのブラケットを取り付けるタイプに変更されています。


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リヤディレーラーは、SRAM DD3 から SRAM X7 に変更されました。



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SRAM カセットは、11-32T 9 Speed。



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SRAM デュアルドライブシフター。



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アヘットタイプの可変ステム。



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2018年2月より MOULTON の価格がアップしました
価格は税別(カッコ内は旧価格)

【フレームキット】

ダブルパイロン             ¥1,880,000   (¥1,800,000)

シングルパイロン          ¥1,350,000   (¥1,280,000)

ニューシリーズ             ¥1,200,000    (¥1,180,000)

スーパースピード            ¥ 980,000      (¥930,000)

AM-GT Mk3                   ¥ 950,000      (¥910,000)

AM-20 Mk2                    ¥ 610,000        (¥ 550,000)

スポルティフ                   ¥ 640,000        (¥ 610,000)

AM スピード                 ¥ 510,000        (¥ 470,000)

SST 分割                       ¥ 280,000        (¥ 265,000)

SST 非分割                    ¥ 280,000       (¥ 265,000)



【完成車】

TSR-8 Alfine 非分割      ¥ 270,000     (ニューモデル)

TSR-9 SP 分割              ¥ 270,000     (¥ 250,000)

TSR-9 FX 非分割           ¥ 240,000     (¥ 220,000)

TSR-22 分割                  ¥ 390,000     (ニューモデル)



先生の MOULTON APB その8【橋輪Blog】

フロントサスペンションフォークのリペアー

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車体整備の最後は、フロントサスペンションフォークのリペアーであります。始めはビビりながらやっていた作業も大分慣れてきました。

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【APB リペアキット内容】
ダストブーツ 2.500円(以下税別)
アジャスターロックナット 1.000円
バンプストッパー 3.000円
ピストン 3.800円
スプリング 3.000円
リバウンドブッシュ2ヶ 1.800円
フリクションワッシャー8ヶ 3.000円
ボトムリンクブッシュ4ヶ 1.500円
(スプリングアジャスターは、再使用しました)



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先ずは、フォークエンドに圧入されたボトムリンクブッシュを打ち換えます。



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取り外した左は、ブッシュとは呼べない鉄のスリーブですね。リペアパーツの方は、メタルブッシュで内部にはテフロン加工がしてあります。



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これ左右均等にはみ出すようにセットするのですが、幸運にも内径10mm の丁度良い厚みのワッシャーが見つかりました。



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このワッシャーを入れて、



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圧入しますと、



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何時でも左右均等です。これ取っておこう。




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フォークコラムのクラウンレースが圧入される部分を測ってみると、




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Φ26.4 なのでイタリアン規格のヘッドパーツが組まれているのが分かります。スレッドヘッドのモールトンってみんなイタリアンなのかな?



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右の白いピストンがリペアーパーツで、固着しにくく摺動抵抗が少ない形になってますね。



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バンプストッパーをねじ込みます。



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次にロックナットとアジャスター、ピストン。アジャスターは、目一杯締め込んでおいた方がボトムリンクの組み立てが楽です。



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新しいスプリングをグリスまみれにして突っ込みます。勿論コラム内部は、洗浄済です。




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おっと忘れもの!




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ダストブーツを入れねば。



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件の方法でスプリングを圧縮。



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ボトムリンクを組み付けていきます。



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エンドが全て塗装されていますので今回はノーグリスで行ってみようと思います。



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赤いのがリバウンドブッシュで、緑がフリクションワッシャー。



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リンクプレートをナイロンナットでセットします。



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締め付け加減は、ワッシャーに爪を掛けて横にずれるぐらいかな。



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これで、フロントサスペンションフォークのリペアーが完了。



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リヤアームを組んだリヤセクションとフロントでクションを合体させましょう。



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ハイトルクロックリング 3.500円
オプションパーツで、「APB、TSR、AM-7、AM-14、AM-GT、New Series等の分割フレームに装着できフレーム剛性が向上します」とある。


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オリジナルにくらべ大きいので手で締めただけでもトルクが多く掛ります。穴にアレーンキーなどを差して締め込めば更に固定力が高まります。


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ところがこれ入んねース!



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左側のテーパー部分を旋盤で落としてあげないと無理ですね。APB にも使えるって書いてあんのに?



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こういう悪天候の日は、このような作業に持って来いですね。これで車体整備は、無事完了で〜す。それではパーツチョイスと行きますか。

次回につづく、


先生の MOULTON APB その7【橋輪Blog】

リヤスイングアームピポットのリペアー

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ピポットに大きなガタが出ているにも関わらずスピンドルは、ハンマーで叩抜かねばならないほどでした。


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ブラスブッシュを抜いたところ。



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ピポット内を覗く。酷い仕上げってか工法ですね。ここだけは、ロー付けなんですね。普通はここから伸びるパイプの端をエンドミル加工でピポット側のパイプ合わせてからロー付けするのに、ピポットパイプに穴開けちゃってロー付けした後にミーリングしたんだね。ちなみにお城製は、穴開いてないそうです。

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APB リヤピポットキット 8.000円(税別)



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ガタが来てたのはブラスブッシュの摩耗ではなく、スピンドルの長さが足りていなのが原因で、これ新車からだね。それとこの断面。丸くカットするってパイプカッターで切ったのか?


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フランジの平行度を見てみよう。



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リペアキットのスピンドル長は、ピッタリ。上下に動かしてもその位置に止まるんで平行度もよし!良かった〜。


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新品のブラスブッシュを圧入。



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圧入した左右のブラスブッシュに平行度が出ていませんでしたので(あの内部仕上げじゃあたりまえだが)スピンドルの挿入には、抵抗が出ましたがリーマーを通してガタがでるのがいやなのでこのまま行きます。今、向こう側のスピンドル端面とブラスブッシュが面一で、手前側が少し爪が引っかかるぐらいに飛び出した状態。これなら件の方法でぼくにも対処できます。


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リヤアームをセットして、



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規定トルクで締め込みます。



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これでピポットボルト、フランジ、スピンドル、ナットが一体です。爪が引っかかった分だけ隙間があります。リヤアームと一体になったブラスブッシュは、スピンドルの周りを滑りベアリングの役目を果たしていますが、軸方向には役に立っていません。


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この隙間分、揃えておいたシムを入れてあげます。



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ここでシックネスゲージ登場。自分で言うのも何ですが、これは簡単でいい方法ですよ。



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探ってみると0.1mm と0.15mm の0.25mm が入りました。



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内径13mm 外径19mm のシムから



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0.2mm と0.05mm をピックアップ。



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薄い方を奥にしてグリスで張り付けます。



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シムがずれないよう注意してフランジへ。



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規定トルクで締め込めば良い感じになるはず。



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Good!



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ラバーコーンは、26年も経過してますが劣化やヘタリはありません。これ一生もんですね。アルミパーツには表面の腐食が見られますので磨きましょう。



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ほれ新品みたい。



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これでリヤスイングアームのリペアーは無事終了!



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そうそう、このリヤディレーラーハンガーですが、
親切にもTwitter で教えてくれた方がいました。


"シマノでは、リヤディレーラーハンガーを部品として販売したことはないそうだ"

えーと、安チャリいじりの定番品「シマノ リアディレーラーブラケットユニット」ですな。現在では廃盤品だそうで。

とのことです。

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ぼくも調べてみたらこの本に出てましたね。



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シマノ相談窓口に問い合わせした時に対応頂いた方の声が凄く若そうで「聞く人間違ったな」って思ったんです。やっぱ販売してたんですね。それとこのエンドAPB最初期のものらしく、右と左のエンドピースを別々に作るとコストが嵩むって理由みたいです。当時は、型刃を作ってプレスで抜いていたのだろうから型代が高価だったてことかな。
当時のパシュレー「せこ!」

次回につづく、

先生の MOULTON APB その6【橋輪Blog】

リヤスイングアームの分解

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最後は、リヤスイングアームの分解です。リヤピポットボルト、ナットを動かなくなるほど目いっぱい締め込んであればガタは無いですが、本来のクッション性は得られません。最新のパシュレー社製 TSR だって寸法が出ていなかったのだから期待することは出来ません。

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ピポットを緩めてやると案の定ガタガタでした。



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さて、ソリッドラバーコーンを外しますが取付けの+頭のタッピングネジには、ポジドライブという規格(+の溝の付け方)のものが使われています。ポジドライブ用ドライバーも入手可能ですが普通の2番のプラスドライバーを少し加工することで対応できます。


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グラインダーで先をチョンチョンと落とすだけ。



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これでポジドライブドライバーになります。




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普通の2番+ドライバーでは、なめてしまいそうな溝にもしっかり入ります。



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ラバーコーンから離れたリヤスイングアームは、お話にならないほどガタガタです。



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リヤセクションだけとなったAPBフレーム。どうせリヤスイングアーム取付けフランジの並行度も出ていないんだろうな。



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こちらもリヤスイングアームピポットリペアーキットを注文です。




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長い間ガレージの片隅で埃にまみれていたフレームをクリーニングします。



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仕上げにワックスがけ。



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無骨な溶接フレームで重たい最初期型 APB のフレームがピカピカに。一生懸命働いてきた古の英国機関車のようで何だか愛着が湧いてきた。

次回につづく、



【2018 DAHON 入荷情報】

本日、以下のモデルが入荷しました

Dash P8 ローズレッド
Dash P8 シルキーブラック 
Dash P8 デザートベージュ

Dash Altena アクア M
Dash Altena  アクア L
Dash Altena  ドレスブラック M
Dash Altena  ドレスブラック L

Dash Altena   キャナリーイエロー
(オーソライズドディーラー限定モデル)

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明日は、これを!

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先生の MOULTON APB その5【橋輪Blog】

おかしなリヤディレーラーハンガー

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リヤディレーラーは、Shimano SORA が付いているが、その取り付け方が摩訶不思議。スチールフレームなのにリヤエンド部にリヤディレーラーハンガーが無いのだ。

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チェーンをカットしようと持ち上げたチェーンが落ちてこない。クランキングが重い原因は、固着してしまったチェーンだった。



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このリヤディレーラーハンガーは、何だろう?



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SORA ではハンガーに直接ねじ込むものしか見たことない。



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SIS とあるのでシマノ製品に間違えないのだが。



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しかも取付ボルトのネジ山が斜めに空いてる。



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ちなみにその上にある泥よけステー用のネジ穴に入れてみても斜め。両方ともパシュレーで開けたのか?


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それともSORA を取り付けたSHOPが明けたのか?



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これは現行のシティーサイクルなどに採用されている正爪用の Tourney。



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後ろを見るとカシメられていて外すことは出来ない。



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当時の逆爪用リヤディレーラー(安物)で本体をネジ止めするものがあったのではないかと推測する。シマノでは、リヤディレーラーハンガーを部品として販売したことはないそうだ。



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電動化したKIMORI COLOSSUS HR から外した9000 DURA-ACE のフロント、リヤディレーラー。これを使おうと目論見たがフロントが使えないのと、鉄の板をパンチングで抜いた天ぷらメッキのハンガーに DURA-ACE は付けたくないのでキャンセルします。先生こちらのデュラセットは、別の自転車に使いましょう。

明日につづく、


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