アレックス・モールトン

”お城で作っていないモールトンはダメなのか?” その4【橋輪Blog】

TSRに、ちょっと乗ってみた

完成車ってことで組み立て後にブレーキ調整ぐらいしかしない状態で一度乗ってみた。

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これが付属パーツ。おまけペダルとリフレクター関係。



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気になる目方を測ってみる。見た目から12kg は超えてると予想したが、



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思いもよらぬ11.27kg。意外と軽かった。



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hasirin ステッカーを貼り、適当なペダルを付ける。



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流石に空気は入れないと、おっと、ビードが上がらないぞ!



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バルブ口元のチューブが噛んでやんの。新車からバーストさせるところだった。



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あらあら反対側も。



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原因はフレンチバルブに付いた樹脂パーツ。



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アメリカンバルブ用の大きなリム穴をフレンチに変換するアダプターだ。



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樹脂であるならリムの方にパチンと入っていてくれれば問題ないのにバルブの方に嵌まり込んでいる。これではタイヤ交換は愚かパンク修理だって出来ない。



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こんなパーツは捨ててしまいましょう。シュワルベだったら口金で変換できる。



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リヤも見てみたが、こちらもペケ。大丈夫かパシュレイ?



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試乗の結果は、まず普通に乗れます。シフトも問題なし。でも自分の自転車となると気になるところは出て来ますね。



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先ずリヤブレーキレバーの引きが重い。



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これは良質なケーブルセットとアウターの取回しで解決できそう。



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サドルは申し分なしだがデザイン上変える予定。



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このグリップは、握った感最低。こちらもサドルに合わせて何か見つけましょう。



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SRAM のこのシフターは、人間工学に乗っ取ってないですね。



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ちゃんと変速もするがトップ側の変速スピードがちょっと許せないかな。(良い変速機を知っていると許せないレベルでダメではない)テンション調整でガイドプーリーをカセットから離してしまうと変速出来なくなる。


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トップ側変速スピードが遅いのはパンタグラフのリターンスプリングの弱さだ。



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Hi 側調整ボルトをこれだけ緩めてもトップに持ってくる力が弱い。



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変速スピードを上げるにはリヤディレーラーの交換しか方法がない。



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フラットバーのモールトンに乗ったのは2回目で、しかも20年以上前。当時神田岩本町にあったダイナベクターで次郎さんのモールトンに乗せて頂いたのが初モールトン。今日の試乗であの時のことを思い出した。この自転車ってスタンディングスティルが出来ない人でも止まっていられるってこと。どうゆうジオメトリーなんだろう。

乗っけからチューブごときでやられたからな。


次は全バラと行こう!


”お城で作っていないモールトンはダメなのか?” その3【橋輪Blog】

今夜は粗捜しと行きますか

完成車で全てがいい自転車など有り得ないと思う。悪いわけではなくとも自分の好みに合っているかどうかだ。これが面白いところでパーフェクトであったら想像力が湧いてこない。

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先ずはブラックのフラットバー。これは絶対シルバーだろう。



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このグリップとブレーキレバーもちょっとお粗末かな。



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可変ステムは便利そうだが、ちと無骨。



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それに仕上げが悪い。手を切りそう。



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コラムスペーサーだがカーボン柄はないな。あとワイヤーの取回しが今一で、止めておくとハンドルが右に切れちゃう。


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リヤブレーキとシフトケーブルの露出部分が太い横パイプに擦れる。これは使っている内に塗装が剥げるな。ちなみにフレームナンバーは、このパイプの下側に打刻。


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あとは、塗装ね。戦前のオートバイのガソリンタンクをカシューで刷毛塗りしたような肌。これは逆に味か?



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このTSRは、大掛かりな改造はしないつもりだ。素材を生かしたさらっとした仕上げを目指したい。



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KIMORI 以来の久々の自分の自転車。何時もお客さんのリクエストに答えたモディファイを日々行っているが、今回はパーツカタログを覗き込む目が違う。既に自転車屋ではなくユーザーになって来た。完成形を想像する至福の時がやって来る。


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こんなイメージで行ってみたいと思います。

明日は、ちょっと乗ってみますかね!


”お城で作っていないモールトンはダメなのか?” その2【橋輪Blog】

先ずは外見から眺めてみましょうかね

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Moulton TSR-9 FX  220.000円(税別) 完成車

先ずは外見から眺めてみましょう。カラーはモスグリーンって色です。そうそうKIMORI も同じですがスペースフレームは、真横から撮ってはいけません。若干傾けてトラスを見せねば。

モールトンのカラーサンプルは、⇒ こちら

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スペースフレームを表現するベストショット。



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マテリアルはクロモリでパイプメーカーは、レイノルズ。お城製のステンレスフレームとの違いはトラスに取ったギザギザ補強がパイプではなく細い棒だ。



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細身の鋼管パイプをヘットチューブ並びにシートチューブに巻き付けているのが特徴。



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ヘットパイプ上下付近に付くボルトは、フロントキャリア取付用。



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MOULTON BICYCLE のヘッドバッチ。



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Made in England が効いてますな。



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シートチューブ前側にボトルケージ取付ボルト。



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ダウンチューブ下にも。



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リヤサスは、ハイドラスティックではなくソリッドラバーコーン。



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ピボットをシートチューブに置きBBシェルごとリヤ三角がスイングするタイプ。



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こちらピボット部のアップ。ピポットボルトは、お城製の皿ネジではなくキャップボルトとなっている。どちらが良いのかは、分解してみないと分からない。


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流石は、実用車を製造するパシュレイ社、グリースニップルが付いている。(お城製では分解しないと給油出来ない)


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リーディングリンク式フロントサスペンション。



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ヘットパーツは、TANGE Tecnoglide。



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ステンレス製サブフォークと違いブロックを返して取り付くブレーキキャリパー。



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基本構造使用部品は、お城製と同じだ。



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ホイールサイズは、20インチ(406)。



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タイヤは、SCHWALBE DURANO 20×1.10(28-406).



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QUANDO KT-TECH のハブは、カップアンドコーンタイプ。



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ブレーキキャリパーはテクトロ。



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サドル:SELLE ROYAL VIPER



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シートポストサイズは、Φ31.8。



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ハンドルバーは、フラットバーが標準。



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アヘットタイプの可変ステム。



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ブレーキレバーもテクトロ製。



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SRAM デュアルドライブシフター。



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STURMEY ARCHER のクランクセットは、ガード付チェーンリング54T。



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BB はスクエアーテーパータイプ。



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スイングアームに フロントディレーラー台座を用意。



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リヤディレーラー: SRAM DD3  9 SPEED。



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SRAM カセットは、11-32T。

ざっと外観の説明はこんなものか

明日は、粗捜しと行きましょうか



”お城で作っていないモールトンはダメなのか?” 【橋輪Blog】

アレックス・モールトンはじめました

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”アレックス・モールトンはじめました” と書いてしまうと冷やし中華みたいになってしまいますが、モールトンバイシクル駆け出しのぼくには十分な覚悟のフレーズあります。毎度のことですがメーカーサイトを見る限り悪いことは一切出ていません。DAHON / tern の良い所悪い所を包み隠さず書いてきて(悪い所を書けない人は、その自転車と真剣に向き合っていないのだとぼくは思う)お店の信頼を掴んだようにモールトンも辛口で行こうかと思います。

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Moulton TSR-9 FX  220.000円(税別) 完成車

アレックス・モールトン博士のスモールホイールバイク構想は1956年に始まる。1962年には、お城の敷地内にアッセンブリー工場を建設。1983年にAMシリーズのスペースフレームが誕生し、1992年イングランド、ストラットフォードにある老舗自転車メーカー Pashley(パシュレイ社)がAPBモデルのライセンス生産を開始。このAPBが現行モデルのTSR へと進化した。

モールトンバイシクルのラインナップは、フラッグシップモデルのダブルパイロンをはじめとするNEWシリーズが3機種、AMシリーズが5機種で、これらが俗に言う”お城製”。そして写真のTSR-9 FX とこれの分割フレーム構造を持つ TSR-9 SP(どちらも完成車)がパシュレイ社でライセンス生産されるものだ。

良く耳にするのが、「おー!モールトンですね! あっ、これお城で作ってないやつですね」って言われちゃうパターン。1.800.000万円もするダブルパイロンからすれば、220.000円のTSR は安いかもしれないが、220.000円の自転車は高級車の部類に入るはずだ。これではあまりに可愛そうである。

でもって、ぼくのようなモールトン入門者にはピッタリのTSR-9 FX を研究用に買ってみたわけです。今後、”お城で作っていないモールトンはダメなのか?” をシリーズ化してパシュレイライセンスモデルを詳しく検証して行きたいと思います。


実は、パシュレイ橋輪でも売っています!

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歴史は80年とあるが橋輪も80年あまりやってますからね。



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Pashley PARA BIKE   105.000円(税別)



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曲線を描くダブルパイプが特徴的なクラシックバイク。



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テールの外まで回り込んだ泥除けステーがミリタリーっぽい。



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Sturmey Archer XRD5 の内装5段。



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ブレーキは前後スタミのドラムブレーキ。



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BROOKS B67 が標準装備する。



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何だかTSR と同じ匂いがしません?



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現在このパシュレイ・パラバイクは、あのQ-RINGS プロフェッサー T 氏がカスタムして乗っています。(こちらも面白いので何かの機会にご紹介したいと思います)



そしてぼくが、しばらく前から気になっているこれ

(画像クリックで拡大)


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Pashley SPEED 5   220.000円(税別)



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価格もTSR とぴったり同じだ!


先生のモールトン SUPER SPEED Di2 完成編 【橋輪Blog】

先生のモールトン SUPER SPEED Di2 完成編

昨年7月 KIMORI COLOSSUS HR の納車の際お預かりしたモールトン2台。その2台目の完成には半年以上の期間を頂いてしまいました。今日はようやくお披露目が出来そうです。

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仕上げのバーテープは、先生のリクエストでLizard Skins のレッドを選択。カーボンコンパウンドのブレーキシューも交換しておきましょうか。


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DURA のチェーンを装着。55T のチェーンリングでは、116リンクでめいっぱい。リヤセンターが460mm もあるモールトンは、700C フルサイズの自転車よりも50mm ほど長い。


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最新バージョンにアップグレードしましょう。



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SM-PCE1 からのケーブルは、



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STI の2番目のポートに繋ぎます。



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各機器のアップグレードが完了。



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GOKISO ハブとBB に合わせた赤のバーテープでアクセントを付けて完成です。



先生、モールトン SUPER SPEED Di2 完成しました

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先生のモールトンのメンテナンス受けたことから何となく修理依頼が増えてきた。これは先生がアレックスモールトンとぼくを結びつけたのか。今年3月より橋輪は、アレックスモールトン販売店となった。

アレックスモールトン販売店一覧

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Moulton TSR-9 FX  220.000円(税別) 完成車

モールトンをより詳しく知るためにTSR-9 FX ってモデルを研究用に買ってみた。こちらはラインナップ中最も価格の安いモデル。俗にいう”お城製”ではなく英国パシュレー社でライセンス生産されるもの。研究を始めるに当たって素敵な Blog タイトルを思いついた。

”お城で作っていないモールトンはダメなのか?” 乞うご期待!


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