頭がガーミン

GARMIN Varia Rearview Radar #2 【橋輪Blog】

こんにちは、Yuboです!

先日の記事では、GARMIN Varia Rearview Radar(VRR) のファースト・インプレッションをアップさせて頂きましたが、今回はその続編です。

VRR の魅力は、やはり静止画ではなかなか伝えにくいので、今回は動画を準備しました。その際、後方の様子が同時に認識できるように、SONYのアクションカムをシートに取り付けて、その様子をオプション製品のリモートコントロール・ビューワーで確認するという使い方をご紹介させて頂きます。

VRR を取り付けて、対応するサイコンとペアリングさせれば、後方に動く乗り物を検知した際に、アラームで警告してくれるとともに、接近距離をビジュアルに表示してくれます。今回そうした用途としては、アラームで警告を受けた際に、ビューワーのモニター画面で車両を確認する、というものです。

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取り付けは、シート下に取り付けるアタッチメントを利用して行いました。ここから WiFi 経由でフロントのリモートコントロール・ビューワーへリアルタイムに動画を飛ばします。仕様上、二つのデバイス(モニターとカメラ)の通信は無線のみで可能で、有線ではできません。



タイミングが合わなくて、手持ちのスマホで録画開始してから、しばらく車がきませんでした(笑) だいたい28秒ぐらいに最初の車がくるので、すぐ見てみたいかたは25秒ぐらいまでスキップしてください。また、当日は風が強かったせいか、後方車両を認識するアラーム音が小さくて良く聞こえないかも知れませんので、その場合には少し音量ボリュームをUPしてみてください。

ビューワーの画面が小さいのでわかりにくいかも知れませんが、後方から乗り物が近づいてきた際に、ある程度近づいてきた段階で、きちんと確認できていることがわかります。今回は停止した状態で撮影を行いましたので、車両の接近が急に感じられるかも知れませんが、むろんロードバイクで走行中の場合には接近スピードはずっと緩やかになります。

車両を検知すると、画面右側に「○」アイコンで接近してくる様子が確認できるのですが、複数台検知するとその都度「○」が増えていく様子が確認できると思います。

また、検知した際には画面の両側がオレンジ色表示されますが、すべての車両が通り過ぎると緑色に切り替わります。マニュアルによると、急接近された場合、くなることもあるようです。上記のムービーの警告色が赤なのかオレンジなのか、私自身はよく確認することができませんでしたが、仮に急接近の認識が、相対的な速度の差異の大きさに依存するものであるならば、停止中の方が赤く表示される可能性が高いと思われます。

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仕様上、基本的には車を検知する度に、その都度アラーム音が鳴るので、後方から迫ってくる車両の数を音だけでカウントすることができます。体感的には、自分が走行中である限り、このような検知は正しく動作します。

ただし、今回のようにロードバイクが停止中であって、矢継ぎ早に後方から車両が迫ってくる場合、連続した車両が迫ってきても、その都度アラーム音で知らせてはくれませんでした(右側のアイコンでは、複数のアイコンが迫ってきています)。

また、車両が通り過ぎて緑色になった場合には、後方で検知可能な140メートル、視野角40度の範囲がオールグリーン、つまりしばらく車両が迫ってこないことを意味します。

一度検知した車両は、カーブで見えなくなったり、赤信号で停止したりすると、見失うことがあります。とりわけ、交差点で赤信号から緑に切り替わった際に走り出しても、ほぼ同時に走り出した車両は再検知しないことがあります。つまり、車両をロックオンするというイメージとはちょっと違って、後方から迫ってくるものは、直近までモニタリングされますが、追い越されるまで常時トラッキングされているわけではないことには留意すべきだと思います。

その意味で、ある程度近くまで迫った車両は、今回のような形で実際にモニターを使って視認することで、後方の安全確認を補完することができると思われます。ポイントは、できる限り後方を振り返らないようにしつつも、後方確認を行う手段を複数併せ持つことです。これによりストレスの少ない形で、一般道を走行することができるようになります。

VRR について他に気がついた点としては、以下のようなことが挙げられます。

〔1〕サイコンで走行記録中はVRR の電源を落さない方がいい?

何度か試してみたのですが、走行記録中に VRR の電源を落とすとセンサーの再検索は行ってくれないようです。逆に、VRR の電源を落とさなければ、自転車から離れる際にサイコンを取り外して持ち歩いたとしても、再びロードバイクにサイコンを持った状態で近づいた際に、後方車両を検知してくれるようになります。

ただ私の経験では、休憩する際に、ジャージの背中のポケットにサイコンを突っ込んだ状態でコンビニ内を歩き回っていたところ、道路脇に止めた VRR からのアラートが何度も鳴ってしまいました。電池の持ちが気になる方は、やはり VRR 本体の電源を落として、サイコン上もセンサーをいったん無効にするといいでしょう。

〔2〕ロングライドに利用する際にはモバイルバッテリーは必須

カタログ上もバッテリーの持続時間は5時間ですが、やはりロングライド用途には短すぎます。別の方法としては、2台、3台持ち歩くことも考えられなくはないですが、決して小さなセンサーではありませんし、私にとっては単価が高すぎます(汗)

〔3〕街中ではやかましい


後方から車両がたくさん近づいてくる状態が当たり前の街中では、その都度アラートが鳴ってしまい、正直うんざりすることもあるでしょう。停止中でも後方車両は検知しますから、もしファームウェアのアップデートでサイコンのサスペンド状態と連動できるようになったら、使い勝手とバッテリー持続時間が向上するかも知れません。

〔4〕専用のアタッチメントがほしい

センサーの中では、ごっつい部類に属するので、正直もっと小さくなってくれると嬉しいのですが、アタッチメントが単なるゴムなので、おそらく悪路では外れてしまうのではないかと思っています。取り付け口はGARMINのサイコンと共通した形状なので、時間があれば、自分のシートポストの形状にあったアタッチメントを自作してみたいと思っています。

〔5〕後方検知をどう後方車両に伝えるかが課題


仕様上、検知された後方車両が近づくと、点滅速度が速まるようになっていますが、私自身は確認したことがありません。しかしながら、一部の車両は私を追い越さずに、ピッタリくっついてくるので、もしかするとそうした車両はこのようなVRRのインタラクティブ性に気づいているのかも知れません。もっとVRRが一般に普及すれば、後方車両とも、もっとコミュニケーションしやすくなるかも知れませんが、私自身は他のロードバイクが取り付けているのを今のところ確認したことがありません。

〔6〕一般の自転車にもVRR

今回はレビューしておりませんが、VRRのセットモデルはそれだけで機能が完結するので、日常サイコンを使っていない一般の自転車にも容易に取り付けて利用することができます。前後に子供を乗せたお父さん、お母さんにとって、一般道で後方確認するのはやはりストレスに感じられるはずです。電動アシスト機能付き自転車にはそもそもでっかいバッテリーがついているわけですから、これを外部に公開すれば、色々な用途に利用できますね。

少し検索してみただけですが、すでにそのような電動アシスト機能付き自転車は世の中に存在しているようです。

GPS追跡機能・盗難防止機能搭載!USB接続可能な軽量型電動アシスト自転車「Vela」

クラウドファンディングには、自転車関連でも色々と面白いものが生まれてきていますね。

E-TUBE 事始め 【橋輪Blog】

神経ブロック注射、効かず!

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凄く期待していた神経ブロック注射ですが、僕には効かなかったようで遂にギブスネック(ギネスブックを捩った)着用となりました。それでも頑張って tern 2017 を編集中です。今夜には、間に合いそうもないので、Yubo 宜しくです!


こんにちは、Yuboです!

ULTEGRA Di2 を使い始めて、およそ一ヶ月程度が経ちました。総走行距離も1000 km 近くになってきましたので、そろそろ Di2 独特の運用についても、勉強し始めなければならない時期になってきたようです。

電子式は確かに便利なのですが、メカニカル式であれば気にする必要のない特別なメンテナンスが必要になります。その一つがバッテリーの管理で、もう一つが各パーツのソフトウェアアップデートです。

私の Di2 では、実は以前から、インフォメーションディスプレイ(SC-M9050)に表示される、Di2のバッテリー残量がかなり少なくなっているこに気がついていたのですが、先日とうとう走行中に電池が切れてしまい、動かなくなってしまいました。

その直前の経緯はどんな感じだったかというと、まずサイコン上に「バッテリー残量が少ない」旨のメッセージが表示され、しばらく無視して走っていたところアラームが鳴り、その後20kmぐらい走った後で、突然停止しました。

その後、7速(53x15)固定のまま何とか自宅に辿り着くことができましたが、今後このような自体は是非とも避けたいものですね。もっとも罰ゲームで、ギアを固定してみるのも面白いかもしれませんが。

そこで調達したのが、こちらのバッテリーチャージャーSM-BCR2です。

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私の弐号機には、シートポストにDi2バッテリーが内蔵されているため、直接バッテリーに充電することができず、ジャンクションのポートにこの充電器を接続して充電を行う必要があります。ただし、このバッテリーチャージャーは、単なる充電器ではなく、ご存じの方も多いと思われますが、PCと接続することによって、E-TUBE を利用したDi2機器の管理ができるようになります。

そんな事情で、ふと Shimano E-TUBE Project のページに、気になる文言を見つけました。

重要なお知らせ

タブレット版、E-TUBE PROJECT V.3.0.0に対応させるには、BM-DN100(外装バッテリーマウント)もしくはBT-DN110(内蔵バッテリー)とSC-MT800、またはEW-WU101のいずれかが必要です。
これって先日、社長にメールさせて頂いた内容に関連するものですね。やっぱり他の方も少なからず、iPad版の E-TUBE を使うための環境構築に、四苦八苦されているようです。私の場合、インフォメーションディスプレイ SC-MT800 と BT-DN110(内蔵バッテリー)を調達する必要がありそうです。

話題を E-TUBE に戻して、早速箱を開封してみます。

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中には本体と説明書と、PCに接続するためのUSBケーブルが入っています。電源コネクタの形状はmicroUSB Type-Bポートなので、動作保証についてはさておき、Android携帯用の充電器などがそのまま流用できますね。しかも超軽量。

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インフォメーションディスプレイには、上記のような場所にバッテリーチャージャーを接続可能なポートが備わっておりますので、ここに接続する形になります。

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一方でPC側(電源側)では、まずは E-TUBE 本体をダウンロードします。今回は、右上の Ver. 2.11.1 をダウンロードしてインストールしました。この際に、Di2 接続用のドライバーがインストールされるので、基本的には、ケーブルを接続する前にインストールしておく必要ある点に留意しておいてください。

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インストールを始める前に、.NET Framework のインストール要件を確認します(.NET Framework 3.5 SP1)。ちなみに、最新の Windows 10 ですと、.NET Framework は4.6 以上がデフォルトでインストールされていると思いますが、残念ながらこのことはバージョンが上位だから 3.5 SP1 入っているという意味ではないんですね。

Windows 10 の場合、.NET Framework 3.5 SP1 の確認作業は以下のような手順で行うことができます。

(1)「Windows 」キー +「x」キーで、隠しメニューを出して、コントロールパネルを選択します。

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(2)一覧から「プログラム」を選択します。

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(3)「Windows の機能の有効化または無効化」を選択します。

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(4)「.NET Framework 3.5(.NET 2.0 および 3.0 を含む)」が以下のように表示されていれば問題ないようです。なお WCF(Windows Communication Foundation)関連は、Web サービス関連のフレームワークなので、チェックを有効にする必要はありません。

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準備が整ったところで、インストール開始です。以下はウィザードに沿って手順を進めるだけなので、画面のキャプチャのみで一覧表示します。

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付属のUSBケーブルを使って、PCに接続することができれば問題ないのですが、私が持っているPCの一つは、Windows 10 Tablet になっておりまして、USBポートの形状が microUSB Type-B になっているため、このケーブルをそのまま利用することができません。

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そこで、一般の家電ショップではあまり在庫の置いていない、(microUSB Type-B)<=>(microUSB Type-B)というケーブルを使って試してみました。

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Amazonで数百円で買えるケーブルです。ですが、結果は惨敗。電力不足で正しく認識してくれませんでした。

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潔く調達したケーブルをあきらめて、セルフパワーで動作させられる USB ハブを使ってみたところ、やっと認識してくれました。

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設定画面に「SHIMANO SM-BCR2 ...」というメニューが表示されれば、正しく動作すると思われます。

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若干苦労しましたが、次回以降ソフトウェアアップデートや設定についてご紹介させて頂きたいと思います。



「(1)「Windows 」キー +「x」キーで、隠しメニューを出して、コントロールパネルを選択します」 て、これは目から鱗でしたね。コントロールパネル無いなって思ってたんだよね。

ついでに「コンピューター」の出し方もおせーとけ!


DVDとBlue-rayのリージョンコードについて 【橋輪Blog】

こんにちは、Yuboです!

私はとくに家電に詳しいわけではないのですが、社長のやっさんからの要望で DVDとBlue-rayの違いに関するリクエストを頂いたので、とりあえず私の拙い知識をフル稼働させて頑張って書いてみたいと思います。

とはいえ、一般の方でも、DVDよりBlue-rayの方が画質が綺麗だとか、データ容量が大きいといったことは既にご存じでしょう。ですから、ここではそういった一般的な仕様等については、敢えて踏み込まずに、より実用的な観点から記事を書かせて頂きたいと思います。

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最近はBlue-rayプレイヤーやメディアそのものも安価に手に入るようになってきたこともあり、TSUTAYAなどでレンタルする際もDVD版だけでなく、Blue-ray版も併せて陳列されるようになってきました。一般にBlue-rayプレイヤーは、DVDプレイヤーでもあるので、Blue-rayプレイヤーさえもっていれば、借りてきたDVDやBlue-rayが再生できない、といったことはまずないと思われます。

でも、このことは、自分で調達したすべてのDVDやBlue-rayが、必ず自宅のプレイヤーで再生できるということを意味しません。別の言い方をすると、TSUTAYAなどで一般にレンタルできるDVDやBlue-rayは、日本で一般に普及しているプレイヤーで再生できるモノだけが厳選されているが故に、問題なく再生することができるのです。

その際、一番再生できない問題を引き起こす可能性があるのは、「リージョンコード」と呼ばれるものです。これは世界中の地域ごとに割り当てられている一意のコードでして、もしDVDまたはBlue-rayにリージョンコードが割り当てられているとすると、再生できるプレイヤーが、そのリージョンコードに対応しているプレイヤーに限定されることになります。

またリージョンコードで大切なことは、日本と同じリージョンコードを持つ国はどこかをしっかりと認識しておくことです。例えば、米国で販売されているDVDやBlue-rayを調達して、日本で販売されているプレイヤーを使ってこれを再生したい場合、一般にはDVDはNGでBlue-rayはOKです。理由は、米国と日本のリージョンコードを比較した場合、DVDのリージョンコードは異なり、Blue-rayのリージョンコードは同じだからです。

もう一つ、リージョンコードについて混乱しやすいのは、ディスクとプレイヤーそれぞれに対応できるリージョンコードが個別に存在しているということです。例えば、日本のリージョンコードはリージョン2ですが、リージョンコード2のDVDは、リージョンコード2に対応しているプレイヤーで再生する必要があります。

リージョンについては、例えばAmazonのサイトにも簡単な説明がありますので、よろしければ参照してみてください。

DVD/ブルーレイの仕様

ここで、私が所有しているいくつかの種類のDVDやBlue-rayを使って、実際に再生できるかどうかを試してみましょう。今回利用したのは、以下の3作品です。

  1. 逆襲のシャア(CHRS COUNTERATTACK) DVD、リージョンコード1

  2. 天空の城ラピュタ(CASTLE IN THE SKY) DVD、リージョンコード1&Blue-ray、リージョンコードA

  3. ANNE FRANK REMEMBERED DVD、リージョンフリー
検証に使用したBlue-rayプレイヤーは、SONY製BDP-S1500です。

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〔検証1〕逆襲のシャア(CHRS COUNTERATTACK)

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USのAmazonで購入したものです。

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結果は予想したとおり、リージョンコードの制限にかかってしまい、再生できません。

〔検証2〕天空の城ラピュタ(CASTLE IN THE SKY)

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こちらもUS Amazonで購入したものですが、DVDはやはりリージョンコードのために再生できないものの、Blue-rayは再生できました。理由は米国と日本のリージョンコードが同じだからです。

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〔検証3〕ANNE FRANK REMEMBERED

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こちらは、アムステルダムのアンネ・フランクの家で、購入したリージョンフリー版のDVDです。

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リージョンフリーのため、問題なく再生できますが、よく考えてみたらヨーロッパと日本のDVDリージョンコードは同じなので、仮にリージョンコード制限が付けられていたとしても再生できる可能性が高いですね。

ちなみに、BDP-S1500には、リージョンフリー・プレイヤーが出回っておりまして、私自身は試したことありませんが、若干値段がはるものの、これを使えばDVDのリージョンコードにかかわらず、どのようなDVDでも再生できるようです。

またプレイヤーに埋め込まれたリージョンコードというのは、書き換え可能なものと書き換え不可なものがありまして、たとえばMac等グローバルに販売されているパソコンに付属するドライブのリージョンコードは、5回まで書き換え可能となっていました(私の知る限り)。

私の場合、米国から調達したDVDを再生する際には、専用のドライブを使っていて、リージョンコードごとにドライブを切り替えています。

以上が、私の経験値に基づくDVD / Blue-rayに関する知識の小ネタです。今後はBlue-rayがメディアとしては主流になっていくと思われますが、そうなると日本と米国のどちらで購入したらよいかという疑問が出てくると思われます。

敢えて私見を述べさせて頂くとすれば、これは作品次第としかいいようがないですね。たとえば、音声が2.1チャネルなのか、5.1チャネルなのかでも全然変わってきてしまいますし、英語が必須の人にとっては、米国版がオススメになります。

結局のところ、各自の目的に照らし合わせて購入を検討する、というのが最善策だと思われますが、ネット上に記述された仕様は必ずしも当てにならないことには留意すべきだと思います。期待している音声や字幕が入っていなかったり、音声チャネルが正しくなかったりしたら、米国の場合、返品にも余計に手間がかかりますから、その点にも配慮して、調達先を検討されるのがよろしいかと思われます。

次回以降、機会があれば、これらの基礎知識を前提に、ホームシアターの世界に少しずつ踏み込んでみたいと思います。

GARMIN Varia Rearview Radar ファースト・インプレッション 【橋輪Blog】

バックミラーは、電子で見る時代か?

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ビンテージロールスでお馴染みの先生ですが、現在GAMIN サイコンやアイウエアーに情報を表示できるデバイスなど様々な電子機器に嵌っておられまして、「これ面白いから色々といじって遊んでみて下さい」とフルセットお預かりしています。(自分でも使うのだから2セットづつ購入したのか?)そのお預かりしている機器の内、前回のパワーメーターに続き、GAMIN バリア・リヤビューレーダーなるものをご紹介したいと思います。


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メンテナンスのため2台お預かりしている先生のアレックス・モールトン。うち1台のコンポをDURA-ACE Di2 に変更中!


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先生、この間まで「自転車に電動はちょっとね」なんて言ってたのに電子に凝りまくってるではないですか。

それでは。Yubo 解説お願いします



こんにちは、Yuboです!

今回は前回の予告通り、GARMIN Varia シリーズのレビューの第1回として、Varia Rearview Radar をご紹介させて頂きたいと思います。

主要な機能については、上記のサイトに記載されている説明を参照頂くとして、ここでは機能詳細をじっくり検討してみたいと思います。

【認識可能距離】

  • 車両 最大140m後方から
  • バイク 最大100m後方から
  • 自転車 最大13m後方から
まずは、認識可能距離から見てみましょう。一般道を走っていて一番気になるのは、やはり後方から迫ってくる車両だと思いますが、この Varia Rearview Radar(以下、VRR) は車両だけでなく、バイク(ロードバイクではなく、いわゆるオートバイク)や自転車も検知してくれるようです。ここで少し気になるのは、バイクと自転車の認識可能距離が大きく異なることです。これらはどのように異なる乗り物として識別されるのでしょうかね。スピードだとすると、あんまり変わらないような気もしますし、感熱センサーでエンジンの温度を識別しているとも思えません。

【車両検知範囲】

  • 最大140メートル後方より検知
  • テールライトから40°の範囲
  • 自身と同じ速度の車両は検知不可
  • 時速10〜160km/h以内
  • 最大8台までの車両を検知
次に車両検知範囲です。私が個人的に気になったのは、「自身と同じ速度の車両は検知不可」という記述です。自動車のドライバーがこの VRR の仕様を知っていたとしたら、同じ速度で走って検知を逃れる、といった意地悪をされるかも知れません(笑)

もう一つ気になったのは、「最大8台までの車両を検知」という記述の台数です。ちなみに、私の車にもACC(Adaptive Cruise Control)という機能がついていて、確か7台までの車を同時に認識することができたと記憶しておりまして、台数も近いですね。ただ、「車両」というのは誤訳のようで、英語版のオーナーズ・マニュアルには「eight vehicles」と記載されておりました。つまり、バイクや自転車も含めて8台ということだと思います。

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今回お借りしているのは、リアビューレーダーセット、つまり、リア方向のレーダーと、それをモニターするデバイスのセットです。Varia シリーズに対応しているサイコン(Edge 1000, 810, 520など)をお持ちの方は、このセットに含まれるモニター部分をサイコンに置き換えることができますので、その場合はリア・レーダーのみ調達すれば足ります。

Varia シリーズが発表された当初は、Edge 520 は互換性のあるサイコンではなく、ソフトウェア・アップデートにより対応するという形になっておりました。したがって、そのような後から互換性のあるデバイスとなったサイコンと Varia シリーズを組み合わせて利用する場合には、サイコンのソフトウェアを最新版にアップデートしなければならないかも知れません。

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箱の裏面にも、「Edge 1000J, Edge 25J、その他互換性のある Garmin Edge シリーズ」と記載されていますね。また本体の特徴について、「約140m後方から接近する車両を警告する世界初のリアビューレーダー。複数の接近車両を認識し専用ディスプレイに表示する事が可能。互換性のある Edge シリーズをお持ちの場合には Edge 画面上に接近する車両を確認する事が可能」とされています。この段階で、すでに期待を大きく膨らませてワクワクしてしまっているのは私だけでしょうか。。

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中身は至ってシンプルです。本体となるセンサーとモニターを除けば、もはやGARMINセンサー類ではお約束のようになっている、様々なアタッチメントが含まれているだけです。

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アタッチメントの形状は、サイコンと同じですね。なので、万が一付属品をなくしても、他のGARMINセンサー類に付属しているアタッチメントを流用できます。

お借りしているものですが、説明書にファームウェアを最新にするように、との指示があったため、PC につないで GARMIN Express を起動したところ、アップデーターがダウンロードできるようになっていたので、これを更新します。

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バージョンは、3.40になりました。解説を読む限りでは、特に新しい機能が追加されているわけではなく、品質が向上しているようでした。

とりあえず、こんな感じでシートポストに取り付けてみました。

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今回は、Edge 520 とのペアリングを行って、実際に一般道を走ってみたいと思います。ペアリングそのものは簡単で、VRR の電源を入れて、他のGARMINセンサーと同様の手続きで追加するだけです。しかし、今回はペアリング中に以下のような警告がでました。

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内容としては、このセンサーが発する情報は、あくまでもライダーの認識を補完するだけであって、確認動作を置き換えるものではありません、状況次第では生命を脅かすほどの危険を伴う場合があります、ということが書かれているようですね。正直、この時点で私自身もセンサーの機能そのものに対して、疑心暗鬼になっていました。

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ペアリングが完了すると、右上にWiFiのマークのようなアイコンが追加されます。

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このように、走行中の画面、設定画面を問わず、右上にアイコンが表示されるようになりました。とにもかくにも、準備が整いましたので、いざ、出発です。

51号線を走り始めたところ、いきなり「ピッ!」、「ピッ!」また「ピッ!」と警告音が鳴り止みません(汗) 現在の設定ではボタンを操作したときのビープ音は止めているはずなのに、再びサイコンから音がするようになってしまいました。その音たるや、例えるならペアリング済みのセンサーを走行開始時に認識するときの音に似ています。

はてやマナーモード設定が無効になってしまったのかと思い、サイコンを観察していたところ、どうやらこの音は VRR の機能が出しているらしいことが分かってきました。この警告音は、上記の仕様に従えば、乗り物(Vehicle)を検知したときに出る音のようで、しかもサイコンのマナーモードを無視して、VRR を動作させている限り、必ず出力されるものでした。

問題は、その精度ですが、これ、かなりいけてます♪ 最初は、乗り物を検知して「ピッ!」という警告音が鳴る度に、なかなか信じられなくて、その都度後ろを振り向いてしまいましたが、よく見るとはるか遠くの方から、こちらに向かってくる車が本当に走っているではありませんか!

しかも、一台だけではなく、警告音が鳴る度に後方の車両が増えていき、以下のようにサイコンの右端には、丸いアイコンで複数台表示されるようになりました。

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ちなみに、後ろからどんどん近づいてくる様子は、かなり実感に近いもので、一番トップの位置までたどり着いたときは、ちょうど右後ろ5mぐらいのところを車が走っているような感じです。

特に日中の明るい時間帯は、車のヘッドライトがついていないので、後方を確認する手段が、タイヤの走行音を耳をそばだてて聞くか、直接振り返って確認するしか方法がありませんでしたが、これなら相当高い確率で、後方車両の存在を振り返らずに認識できますね。

ただ、途中休憩した際に、VRR の電源を落とし、自転車に鍵を掛けて、サイコンを取り外した上でコンビニにはいったところ、戻ってからVRR の電源を入れても、以下のようなメッセージが表示されてうまく認識してくれないことがありました。

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VRR の電源を入れ直しても問題が解決しなかったため、仕方なくサイコン上でいったんデバイスの状態を Enable から Disable に変更し、再度 Enable に戻したところ、ようやく再度後方の乗り物を認識してくれるようになりました。原因は不明ですが、近い将来アップデーターで改善してもらいたいものです。

とりあえず、一般道で試した限り、車両についてはしっかりと認識してくれることが分かりました。まだバイクと自転車についてはよく確認できていませんが、本家サイトの紹介ムービーによると、一緒に走っている(自転車に乗った)仲間については検知しない、と謳われていました。これはその速度によって識別されるものなのでしょうか。

最近発売された Edge 820 では Fleet という機能が追加されていて、集団走行の楽しさを引き立てるようになってしますが、こういった VRR 以外のセンサーとの連動ができるようになってくると、複数のセンサーを組み合わせることによる付加価値がより高まると思われます。

また今回は早朝にテストを行ったため、それほど問題は起こりませんでしたが、これが夜だったら別の問題が起きないか少し気になりました。たとえば、夜の道を走っていて、VRR 上で後方から迫ってきているという表示がなされているにもかかわらず、振り返って何も来てなかったら、ある意味すごく怖いなーとか思ってしまいました(笑)

VRR を信じられるなら、安全上の観点からも、できる限り振り返らない方がいいはずですが、振り返るなと言われると、逆に見たくなってしまうというのも、人間の嵯峨でしょう。その意味では、度胸試し?のセンサーに分類されるかも知れません(笑)

次回は、もう少し走行テストを行った上で、VRR の第2回をアップさせて頂きたいと思います。

Di2 ワイヤレスユニットでシフト状態は記録できる? 【橋輪Blog】

こんにちは、Yuboです!

前回の記事の最後に簡単に触れた Shimano SM-EWW01 について、改めてご紹介させて頂きたいと思います。Di2 ワイヤレスユニット本体は、手のひらに乗ってしまうほど、とても小さなパーツです。

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先日アップさせて頂いた画像の中に、SM-EWW01 がさりげなく登場していたのですが、以下のようにフロント用ライトの右側に取り付けてあるこの小さな部品が該当するユニットになります。

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配線は、内蔵式バッテリーからインフォメーションディスプレーに接続されていたケーブルを取り外し、ワイヤレスユニット本体を間に介する形にして、接続し直します。

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SM-EWW01 の取り付け位置に関しては、ご存じの方も多いと思いますが、シマノのディーラーマニュアルには、「自転車のフレームのシートステー部分にワイヤレスユニット本体を取付けます。」と記載されております。ですが、巷の噂によると、この位置でも問題なく動作している実績があるようなので、今回は敢えてこちらに取り付けて頂きました(といってもまだ仮止めで、両面テープは剥がしておりませんが)。

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距離的にも、保証の対象外の位置に取り付けています。

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実際のところ、以下のように Edge 520 にシフト状態が問題な得表示されていたわけですから、とりあえず正しく動作していると考えてよいと思われます。

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実は私の思惑としては、ライブでシフト状態を確認するだけでなく、GARMIN Connect や Strava 上にシフト状態を履歴として残して、後日ダウンロードして解析する、という使い方を想定していたのですが、両サイトをいくら確認してもこれらのデータの表示方法が分かりませんでした。そこで、これについてネットで調べてみたところ、Strava のブログに以下のような記事を見つけました。

(Strava)アクティビティ上にギアを表示させるには〔英語〕


なんと、悲しいことに、現状では GAMRIN Connect と Strava のいずれのサイトでもシフト状態の履歴表示には対応していないようです。唯一のソリューションとしては、di2stats.com というオープンなサイトを利用して、マニュアルでサイコン内のFITファイルをアップロードして解析するのが最もお手軽な方法のようです。

そこで、お試しでdi2statsでアカウントを作り、実際に自分のアクティビティにより作成したFITファイルをアップロードしてみました。FITファイルは、サイコンをUSB接続したときに閲覧できる、内部のフォルダのGarmin>Activities の中にオリジナルが保存されています。

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ですが、今回はこのローカルのファイルではなく、敢えて GARMIN Connect 上から取得できるオリジナルファイルを利用してみました。FITファイルを取得するだけのために、毎回USB接続するのは手間ですからね。

garmin_connect_sample

GARMIN Connect 上からFITファイルを取得するには、右上の設定アイコンから「Export Original」を選択して、PC上のローカルフォルダにダウンロードし、ZIPファイルを解凍する必要があります。

FITファイルが準備できたところで、di2statsにアカウントを作成してみます。アカウントを作成したばかりの状態ではデータが空なので、以下の画面の左上のメニューにある「Import Ride」ボタンをクリックして、先にダウンロードしたFITファイルをアップロードします。

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具体的には、以下のようなファイルを選択する画面に切り替わった段階で、FITファイルを選択し、[Submit]ボタンをクリックします。

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すると、しばらく処理時間をおいたあとで、以下のような形で解析が完了します。

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私は基本アウターなので、フロント・ディレイラーは動かしていません。

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初期状態では、リア・ディレイラーの状態が時間別にパーセント表示されます。

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私の弐号機にはパワーメーターがついていないので「power」リンクをクリックしても、チャートは表示されませんが、心拍計を身に付けていることから、「Heartrate」リンクをクリックすると、以下のように書くソフトごとの心拍数が表示されます。重いギヤほど心拍数が上がっているのは当たり前のようですが、私の場合は、53x17〜x11は順序通りになっているものの、軽いギヤでは53x21、53x23、53x18、53x19という順序になっていて、微妙に入れ替わっているのが面白いですね。もしかすると信号や交差点で、不定期に停止していることが影響しているのかも知れません。

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最後に、ケイデンスを見てみましょう。この結果を見る限り、ギアの重さとケイデンスには、あまり相関関係はなさそうにみえますが、考えてみれば巡航中でも、足を休めるためにペダルを踏まないことは不定期にありますから、本来であれば何らかの規準に基づいて、データを前処理した上でグラフ化した方が、より実感に近い結果が得られそうな気がします。

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以下のグラフはタイムシリーズに基づくシフト状態の変化を表しています。

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このデータとセグメント情報や地図情報を重ね合わせて表示するには、左側の「View shift map」ボタンをクリックします。 

di2stats10

以上が、di2statsで閲覧できるデータでしたが、いつかパワーメーターも取り付けて、詳細データを確認してみたいものですね。

今回はオープンサイトを利用してデータをビジュアル化してみたわけですが、これでシフト状態のデータそのものが、FIT ファイルにしっかりと記録されていることが確認できたわけですから、できれば自分でなんとか解決してみたいものですね。これに関連して、FITファイルについて調べてみたところ、ファイルの仕様上バイナリー形式になっているため、テキスト / XML エディタなどは編集することができないことが判明しました。しかしながら、ANT+ の本家サイトでは、FITファイルの仕様を含めたSDKがダウンロードできるようになっているため、これを利用することでファイルそのものの解析は可能になると思われます。

FIT SDK

(参考:今回利用したデータ)

これまでは Edge 520 について、私自身の理解が進んでいなかったため、基本的な使い方を中心に記事を書かせて頂いておりましたが、次回以降は橋輪さんの依頼でガーミン先生から長らくお借りしていた Varia Radar と Varia Vision に関する記事をアップさせて頂きたいと思います。

Varia シリーズは、私にロードバイクの近未来を感じさせるきっかけともなった、GARMIN の画期的なセンサーシリーズです。お楽しみに!



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