JKカーボンホイールを100mmから74mmにコンバートする

JK カーボンホイールのフロントオーバーロックナット寸法100mm をDAHON / tern 用74mm に変換してみる。今のところ部品としての設定がないので、手持ちの74mm セットから入替。JK の取説によると「ハブは精密部品の為、分解・加工はしないでください」とある。何故だろう。

Joseph Kuosac (ジョゼフ クゼ) 102.800円(セット)
Rim Size:20”(406)
Front Hub O.L.D.:74
Rear Hub O.L.D.:130
Rear Hub Type:Shimano / SRAM 8,9,10 Speed
Joseph Kuosac (ジョゼフ クゼ) 102.800円(セット)
Rim Size:20”(406)
Front Hub O.L.D.:74
Rear Hub O.L.D.:130
Rear Hub Type:Shimano Capreo
Joseph Kuosac (ジョゼフ クゼ) 102.800円(セット)
Rim Size:20”(406)
Front Hub O.L.D.:100
Rear Hub O.L.D.:130
Rear Hub Type:Shimano Capreo

ハブベアリングの分解は特に難しいことはないが、スポークを張ったままなので5mm 全ネジボルトをプーラー代わりにして引き抜く。ハブボディーは74 / 100mm ともに同じようだ。

構成部品はご覧の通りで、シャフト両端とカラーの長さが違うだけ。

上は74mm で下が100mm

シール部に EZO 6000RU JAPAN と刻印。日本のベアリングが使われていた。EZO を調べると「北日本精機」と、知らなんだ。(勉強不足)

この辺りを見る上で重要なのは、どの部品が一体となっているかであって、先ずベアリングのインナーレース、シャフト、カラー、フォーク、クイックシャフトが一体となり固定。ベアリング内で回転するボールの外側アウターレース、ハブボディーが一体となって回転しています。
さて組付けですが、非常に回転の良いハブなので、ここでも気を使わなければなりません。

ベアリングを正確に圧入するためにシャフトとカラーをジグとして使いたいのだが、これではカラーの段差(これが無いとアウターレースも一体になってしまう)が、インナーレースを押してしまうことになります。嵌め合いがきついのは寧ろアウターレースの方なので出来れば平らな面で同時に圧入したい。
旋盤加工が出来る人であれば、すぐにピッタリサイズの物を製作してしまうのですが、旋盤などうちには有るわけでもなく、それを使う技術もないわけで、そこらのものを探すのです。
偶然のドンピシャ!

ピスト用のBAZOOKAのチェーン引き発見!

a' はシャフトを微妙にスルー出来る大きさの穴。b' はカラー外径とほぼ同じ」で、

ハブボディーにストンと入る大きさ。こんな事ってある?

完璧です。こうゆう事がメチャ嬉しいのであります。

5mm ボルトにナットを締めこんで行けば正確な圧入が出来ます。

左右のベアリングは、収まるべくところまで確実に圧入出来ましたが、矢印方向に指で僅かに感じる、ダイヤルゲージでないと測れない微量なガタがあります。まー、シールドベアリングには元々ガタはあるが。
おっと、見えてきたぞJK!

最後にカラーをセットして完成だが、位置決めの芋ネジが付いています。

この芋ネジを締める前に一度フォークにセットし、何時もより軽い感じでクイックを締めます。

この状態で芋ネジを締める。これでベアリングに軽いプリロードが掛かったわけです。

ガタは完全に消えました。インナーレースを挟みこんだカラーは芋ネジにより固定されてますから、クイックの締め付け加減でプリロードが変化しないわけです。

最高の回転。JK なかなかやるなー!
角さん、出来たぜ!

JK カーボンホイールのフロントオーバーロックナット寸法100mm をDAHON / tern 用74mm に変換してみる。今のところ部品としての設定がないので、手持ちの74mm セットから入替。JK の取説によると「ハブは精密部品の為、分解・加工はしないでください」とある。何故だろう。

Joseph Kuosac (ジョゼフ クゼ) 102.800円(セット)
Rim Size:20”(406)
Front Hub O.L.D.:74
Rear Hub O.L.D.:130
Rear Hub Type:Shimano / SRAM 8,9,10 Speed
Joseph Kuosac (ジョゼフ クゼ) 102.800円(セット)
Rim Size:20”(406)
Front Hub O.L.D.:74
Rear Hub O.L.D.:130
Rear Hub Type:Shimano Capreo
Joseph Kuosac (ジョゼフ クゼ) 102.800円(セット)
Rim Size:20”(406)
Front Hub O.L.D.:100
Rear Hub O.L.D.:130
Rear Hub Type:Shimano Capreo

ハブベアリングの分解は特に難しいことはないが、スポークを張ったままなので5mm 全ネジボルトをプーラー代わりにして引き抜く。ハブボディーは74 / 100mm ともに同じようだ。

構成部品はご覧の通りで、シャフト両端とカラーの長さが違うだけ。

上は74mm で下が100mm

シール部に EZO 6000RU JAPAN と刻印。日本のベアリングが使われていた。EZO を調べると「北日本精機」と、知らなんだ。(勉強不足)

この辺りを見る上で重要なのは、どの部品が一体となっているかであって、先ずベアリングのインナーレース、シャフト、カラー、フォーク、クイックシャフトが一体となり固定。ベアリング内で回転するボールの外側アウターレース、ハブボディーが一体となって回転しています。
さて組付けですが、非常に回転の良いハブなので、ここでも気を使わなければなりません。

ベアリングを正確に圧入するためにシャフトとカラーをジグとして使いたいのだが、これではカラーの段差(これが無いとアウターレースも一体になってしまう)が、インナーレースを押してしまうことになります。嵌め合いがきついのは寧ろアウターレースの方なので出来れば平らな面で同時に圧入したい。
旋盤加工が出来る人であれば、すぐにピッタリサイズの物を製作してしまうのですが、旋盤などうちには有るわけでもなく、それを使う技術もないわけで、そこらのものを探すのです。
偶然のドンピシャ!

ピスト用のBAZOOKAのチェーン引き発見!

a' はシャフトを微妙にスルー出来る大きさの穴。b' はカラー外径とほぼ同じ」で、

ハブボディーにストンと入る大きさ。こんな事ってある?

完璧です。こうゆう事がメチャ嬉しいのであります。

5mm ボルトにナットを締めこんで行けば正確な圧入が出来ます。

左右のベアリングは、収まるべくところまで確実に圧入出来ましたが、矢印方向に指で僅かに感じる、ダイヤルゲージでないと測れない微量なガタがあります。まー、シールドベアリングには元々ガタはあるが。
おっと、見えてきたぞJK!

最後にカラーをセットして完成だが、位置決めの芋ネジが付いています。

この芋ネジを締める前に一度フォークにセットし、何時もより軽い感じでクイックを締めます。

この状態で芋ネジを締める。これでベアリングに軽いプリロードが掛かったわけです。

ガタは完全に消えました。インナーレースを挟みこんだカラーは芋ネジにより固定されてますから、クイックの締め付け加減でプリロードが変化しないわけです。

最高の回転。JK なかなかやるなー!
角さん、出来たぜ!