テクニカルマスター

KIMORI COLOSSUS HR 7号機(その3)【橋輪Blog】

モーションレスエンドについて

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アルミフレームでは、まずないんですが、何かブレーキ擦ってるなと思ったらリヤエンドがずれてたってこと。これを解消してくれたのがキモリ特許のモーションレスエンドなんです。

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下のリヤアームは、KIMORI オリジナル20インチ用です。



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Motionles-end(特許取得)。耳のような形に秘密あり。



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それでは見比べてみましょう。



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微妙な違いでクイックを付けていたら分からないほどです。



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この20インチオリジナルリヤアームをメッキ加工した時から始まった。



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ごく普通のリヤエンドですが、メッキを掛けると非常に滑りやすくなります。



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毎回ずれるのでクイックをかなり強く締めてました。クロモリにメッキですがクイックが噛みついた跡が若干見れますね。


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こちらぼくの COLOSSUS HR プロトタイプリヤアーム。



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このプロトでは、木森さんが滑り止めのローレット加工をしてくれました。この加工を施している時にモーションレスエンドのアイディアが浮かんだそうです。


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20インチオリジナルリヤアームで説明します。



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今、10mm シャフトにエンドが乗っている状態。



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ロースプロケットを青で書き込みました。



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赤のチェーンを掛けます。



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はい、思い切り漕いでください。



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ハブは、前方に引っ張られますが、



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スプロケットからシャフトまでの落差がありますからハブを下に押し出す力が働きます。



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見事にエンドの開いた方に力が掛かるわけです。



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左側にはチェーンがありませんのでこのモーメントは働きません。よってホイールのセンターがずれブレーキが引きずり始めるのです。


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もう一度モーションレスエンドを観察してみましょう。



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この角度だとよく見えますね。耳が10mm シャフトを包み込んでいます。


なのでモーションレスエンドでは、クイックを開放したままでも走れちゃうんですよ。ハブベアリングにも余計なストレス掛けないしね。全てのスポーツ自転車に採用してほしいです。コロッサスフレームには、こんなギミックが満載なのであります。

明日につづく、




DAHON PRO REAR 1.85mm シムが悪さする!【橋輪Blog】

DAHON PRO REAR 1.85mm シムが悪さする!

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昨日ご紹介した DAHON PRO ホイール装着のデフター、最高にクールだったでしょう。でもこれポン付けって訳には行かないんですよ。それでは、うちの試乗車で解説しましょうか。

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こちらデフターの試乗車です。



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何時でも試乗出来ますよ。



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キャリパーブレーキですが、リリースしても1.35のタイヤサイズのため空気を抜かないとタイヤ外せません。


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カセットスプロケを外します。



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こちら DAHON PRO ホイール。フリーは、Shimano 11速カセット対応なので、デフターオリジナルの8速カセットを組付けるには、


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1.85mm のロースペーサー(シマノパート No:Y4T724000)440円(税別)を別途購入する必要になります。


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ロースペーサーを組みます。これが8速カセットに悪さをするのです。



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カセットスプロケを組付けます。デフターオリジナルの8速カセットは、Shimano CS-HG50 11-30T です。



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カセット取付位置が変わりますのでリヤディレーラー調整をやり直します。



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あれれれれ・・・回転させるとスプロケが波打って自動変速だ?



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これ DAHON PRO のハイフランジハブだと見えづらいので、



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デフターオリジナルハブに当てがってみますね。ここここよく見ておいてくださいね。



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1.85mm スペーサーとロースプロケの隙間です。今隙間ないですよね。



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120°回してみましょう。何か隙間開いてますね。



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ロースプロケットの裏側を見てみましょう。



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3か所の穴の二つにピンのカシメのような出っ張りが。これではカセットが平行に取り付けられませんね。


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これ7枚のスプロケットとスペーサーがバラけないように束ねてるピンの頭なんですよ。



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他の8速カセットも見てみましょう。CS-HG51-8 です。



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こちらも同じく2本のピンがありました。



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さてこのカセットどうしてくれようか?穴は、3mm です。



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なので3.5mm のキリをドリルにセット。



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こんな感じでさらっちゃいます。


元もと便利なだけで要らないものですので。ロックリング締めたら無くても同じだし。これで解決!

明日につづく、






OX PECO の SRAM i-3 変速不良(最終回)【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良(最終回)

いや〜、たかが3速の内装変速ハブの構造を理解するのに、これほど時間を要するとは思わなかった。「何でこんなに細かく Blog に書き込んだって?」書き込まなければ理解できなかったし、途中で投げ出しただろう。次に同じトラブルを抱えた PECO が来たら覚えてなくともこれ見ればいいよね。【橋輪Blog】は、自分に対するサービスマニュアルなのであります。

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破損していた爪の形状も想像通りの1体物だった。きちんと給油されている。



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ハブシェル内に鉄粉等残っているとまずいのでホイールごと洗浄。



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ついでにチェーンもクリーニングね。



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SRAM i-3 ミッションコンプリート。答え合わせして頂ける方いらっしゃいましたらご教授願います。



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また楽しく乗れますよ!



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始めはどうなるかと思ったが、今ならハブシェル内が透けて見える!



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SRAM i-3 ディスクハブアッセンブリー

限定2個で、12.000円(税別)也!



【ゴールデンウィーク中営業日のお知らせ】
5月3〜5日(火、水、木)お休みします




OX PECO の SRAM i-3 変速不良(その8)【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良(その8)

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内装ハブは、非常に厄介なハブだ。完全にアッセンブリーしなければ機能しないし、ハブシェルを被せてしまえば何も見えなくなる。そこで4か所のフリーラチェットの爪の動きを調べる方法を思いついた。見えないのであれば、”聞け” である。

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BGM を消してスプロケットを一回転させた時のラチェット音を観察してみた。(1回転させる間にペダルは漕ぎっぱなしを想定)



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ハブシェル90°遅れ


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➁ ラチェット音:チッ×8回
ハブシェル1:1


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 ラチェット音:チャララ×8回
ハブシェル90°進む


これで分かった。ラチェット音は、爪が”完全に静止”してその周りを進んで行くハブシェル側のラチェットの山が爪の先端を舐めているときだけパチパチと鳴る固定観念があった。だが”完全静止”ではなく、爪が取り付いているパーツが回転していてもその周りにあるパーツがそれより早く回転していれば追い越されて舐められるってこと。

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これは、非常に良い環境で、内部構造を見ながら実演できる。




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第三のマーキングは、サイコンのマグネットが重宝した。




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これは、今回の解析を書き留めた一連のメモ。



以下に各ワンウェイの動きを記す。

ON:爪が立って相手に噛んでいる状態
OFF:爪が収納されて何処にも触っていない状態
ナ / パチ:爪が舐められながらパチンと鳴る状態


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    D              C             B             A
         ON            OFF       OFF         ON
◆    ナ / パチ  OFF        ON          ON   
        ナ / パチ     ON         ON        ナ / パチ

結果、,蓮一度も爪が跳ねていないのでラチェット音なし。➁は、D がチッ。そしては、A と D が時間差で鳴ってチャララ。それぞれのフリーラチェットは、仲良く共存していました。速度は違えどスプロケットを回している限り、止まっているラチェットは、一つもないんです。

明日は、最終回!


【FUJI 入荷情報】
2022 FUJI BALLAD のアップルグリーンが入荷しました。






OX PECO の SRAM i-3 変速不良(その7)【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良(その7)

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発注した SRAM i-3 内装ハブアッセンブリー3個は、到着まで少し日にちが掛かった。どうやら3個とも一度ばらして給油&グリスアップをしてから発送してくれたようだ。新品のハブは、グリスが殆ど塗布されてないようだ。 

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非常に丁寧な梱包。



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SRAM i-3 内装3段ハブアッセンブリー 12.000円(税別)
(その3)で税込定価12.000円と記したが、重量のせいか思いの他送料が嵩んだので、申し訳ありませんが12.000円の税別とさせて頂きました。

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これ絶対 SRAM 社の字じゃないよな。



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シフトケーブも参考資料として入ってました。



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やはり先端ネジになっていた。



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新品で作動を確認してみる。スプロケット取り付け部に黄色丸のマーキングをした。



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ハブシェルにもマーキングしスプロケットとの回転差を見る。先ずは、,ら。ここからスプロケット取り付け部を1回転させると、


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ハブシェルは、90°遅れる。



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➁では、1:1 だ。



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では、90°進む。推測は間違っていなかったようだ。



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グリスの粘性やらで供回りするのか、指でフランジを触ってホイールの抵抗を掛けてやらねば正確な遅角進角の値は見れないことも付け加えておこう。



完全なハブを回しながら(その6)で述べた回転速度が異なる4か所のワンウエイクラッチがハブシェル内で喧嘩しないかって疑問を解く良い考えが浮かんだ。

明日につづく、


【DAHON 入荷情報】
遅れていました Route のコバルトブルーが入荷しました。













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