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RECON 11s トップ 9T の歯飛びの原因に迫る(その5)【橋輪Blog】

RIDEA のビックプーリー RD5-E60FC-C 調整編

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シフトアップ時に全く同期しなくなってしまった RIDEA ビックプーリー。そんなもんが市場に出回るわけがない。これからじわりじわりと煮詰めていきます。何が何でもこんなにひどい訳が無い。先ずは、基本的にディレーラーハンガーの曲がりを疑ってみる。

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やはり内側に曲がっていました。リヤディレーラーにヒットしたキズあり。



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かなり改善されましたが、まだまだダメシフトです。次に疑うのが変速性能を左右するカセットギヤとガイドプーリーの距離です。


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B テンションボルトを緩めていきガイドプーリーとロースプロケットをどんどん近づけて行きます。SRAM ですと6〜8mm となっていますが、接触してチェーン詰まりが起きるギリギリまで緩めます。


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この辺が限界か。



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これでシフトアップもすこぶる快適になった。しかしこのビックプーリークランクを回す手が軽い。チェーンが駆動する抵抗が半分以下に感じる。マジで!



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だがフロントをインナーに落とすと、



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チェーン詰まりが発生。



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ここで B テンションを上げてしまうとまた変速性能が落ちるのでチェーンを1リンク(インナー、アウタープレート1ペアー)カットしてみる。


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チェーン詰まりがなくなりかなり良い状態。クランキングがすこぶる軽いこの状態で止めておきたいが、SRAM RED リヤディレーラーの嫌な癖を知っているので予想しないバウンドなどでのチェーン落ちを恐れてもう1リンクチェーンをカットしチェーンテンションを上げてみた。

思い切って追加カットした結果、思いもよらない最高のベストセッティングが出た!フロントアウター、リヤロー〜トップ。フロントインナー、リヤロー〜トップ全て使える。結果から出た RIDEA RD5-E60FC-C セッティングデータは、チェーンは、ノーマルから3リンク(インナー、アウターリンク3ペアー)の追加。B テンションは、チェーン詰まりするギリギリまで緩めてスプロケットギヤとガイドプーリの距離を近づけ変速性能を上げる。チェーンテンションの調整は、チェーンのカットで行う。チェーンテンションの強弱による回転抵抗の増減は、結果無かった事も記しておこう。各シフトによる RD の角度を撮影しておいた。

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アウタートップ

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アウターロー

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インナーロー

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インナートップ



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S さん本日引き渡しとなりました。RIDEA ビックプーリー取り付け費用は、およそ70.000円。ありがとうございました。






RECON 11s トップ 9T の歯飛びの原因に迫る(その4)【橋輪Blog】

RIDEA のビックプーリー RD5-E60FC-C 取付編

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さて早速取り付けてみましょう。ネットの評判などを見ると C38(13-18T)から E60(16-20T)で格段に良くなったという情報もあります。その反面インナートップ付近の変速性能が落ちる。その領域は使わないからいいや。などなど・・・・

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セットするのは、SRAM RED 22 e-Tap リヤディレーラー。



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トップから2速ほどロー側へシフトさせてからレンチを掛けます。



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リヤディレーラーが外れました。



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RED のケージ交換のマニュアルはここにあります。

禁断の果実ビックプーリー(その2)【橋輪Blog】


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おっとこれは紛らわしいですね。RED は、テンションスプリングの掛かる穴が一つですが RIDEA は二つあります。


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何となく勘でテンションが弱くなる右を選択。



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これで組み込み完了です。



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ストッパーもいい掛かり具合です。



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それでは取り付けてみましょうか。



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ええええ、ちょっと待ってください!



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ロー側シフトで完全にスポークと干渉しました。(RED の癖しってるからビビらないけど)



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トップへシフトでガイドプーリーが行き切ってませんね。マイクロ調整は、これで外側いっぱいです。(確かにナローワイドプーリーは歯先が見ずらい)


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ビックプーリーに付属する 1.5mm シムを追加します。



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ここに。



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今度は、行き過ぎたぐらいにきましたね。



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マイクロ調整で歯先を合わせます。



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チェーンを掛けていきます。



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前回セットした KMC X11 EL チェーンの残りです。5リンク(インナー、アウターリンクのペアーで1リンクと数える)


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カットした部分のアウターリンクをミッシングリンクに変えて5リンク増やして繋ぎます。



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これで一先ず変速させてみます。



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あらららら、トップからローまでは、難なく上がりますがシフトアップが全く同期しないぞ!こらえらいこちゃ!

明日につづく、




RECON 11s トップ 9T の歯飛びの原因に迫る(その3)【橋輪Blog】

RIDEA のビックプーリー RD5-E60FC-C

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RECON 11s トップ 9T の歯飛びが解決したところで念願のビックプリーの取付けに移りたい。チョイスしたのは、ガイドプーリー16T テンションプーリー20T と取り分けビックな RIDEA であります。

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RIDEA RD5-E60FC-C Rear Deraillur Cage  38.400円(税別)
(SRAM RED e-Tap フルセラミック)



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DURA-ACE と比べると化け物並みにでかい。



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カーボンケージにカーボンコンポジットプーリー。ベアリングは、ボール、レース共にフルセラミックです。



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取付けに際し、前回カットしたチェーンリンクのコマを取っておいたが、あまりにもプーリーが大きいのでもう1本 KMC X11EL を用意した。


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カーボンコンポジットのガイド / テンションプーリーにギミックあり。ナローワイドとなっています。



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インナー、アウターリンク間違えると掛かりませんよ。



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しかしこのフルセラミックベアリングすこぶる回転がいい。





明日は、取り付けを



ディスクブレーキ台座について(その6)【橋輪Blog】

ディスクブレーキ台座について(その6)

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ディスクローターとパットの平行度は、アクスルとの直角度にある。昨日作業したリヤは、フェイシングしなくとも何とかごまかせる範囲ではあったが、実際カッターの入り始めは面の半分しか当たっていなかった。今日作業するフロントは、絶対にごまかせる範囲ではない。それでは行ってみよう。

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とにかくこのフロントは、何をやってもパットが擦る。



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その酷さをキャリパーを外してご覧いただこう。この状態で上からマウントアダプターとローターの位置関係を見てください。


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マウントアダプターが完全にローター側に傾いていますよね。これでは左パット上面、右パット下面がローターに触ってしまいます。


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マウントの刻印は、「FF2-F160」でフラットマウントのフロント用でローター160mm。リヤとは反対でフォーク側にねじがありマウントはただの穴。


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取り付け面は一応マスキングしてあるが、この面が傾いていると思われる。



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フォークエンドは、ディスク対応で前を向いている。



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今度は、マウントではなくフォーク台座をフェイシングするので「フラットマウント」のページ。



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フロントフラットマウントに使用するカッターとアタッチメント。



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5mm のネジ穴に合わせるため5mm のパイロットボルト(黒色)から4mm のパイロットボルト(銀色)に入れ替える。


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左が O リング付きのフラットマウントリヤ用ねじなしスタットで、右がフロント用ネジ付きスタット。


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ネジ付きスタットをフォークにセット。



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クイックリリース用9mm アクスルでセット。テレスコ範囲は、100〜150mm。



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上下のスタットに押し当て保持する。



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スライダー、


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ボディーのクランプボルトの順で固定します。



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スタットを外します。



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上側の台座に合わせます。



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狭いフォーク間での関節の曲がりが微妙で、



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これではハンドルが取り付けできません。



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もう少し V 字角を付けて伸ばしましょうか。



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これでハンドルが付きました。



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切削開始!



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ちょっと様子を見てみましょうか。



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完全に斜めですね。



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更に切削を進めます。暗黒さんから「力が入らなくて大変ですよ」とコメント頂きましたが確かにアルミのマウントアダプターではなくクロモリフォークなのでサクサクとは削れません。


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全体均一に削れました。



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ここでリヤと同じくストップカラーをクランプ。



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カッターを下側に移動。



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同じくストップカラーの隙間が無くなるまで削り進みます。



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隙間がなくなったので切削終了。



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再度平行度を確認しましたがドンピシャきてます。



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アルミフォークであればこのままやりっぱなしですが、錆びる可能性大です。



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似た色でタッチアップします。



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シンナーで溶いてなるべく薄くね。



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ん奇麗。



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これにてディスクマウントフェイシング完了。何故事細かに書いてんのかって。めったにやる作業じゃないので自分に対するマニュアルですよ。頻繁に使うようじゃ困りますよメーカーさん。

これで自信をもって納車できます!





ディスクブレーキ台座について(その5)【橋輪Blog】

ディスクブレーキ台座について(その5)

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Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツールを初めて使ってみます。勿論、取扱説明書は熟読しました。今回作業する 2020 FIJI JARI 2.3 のフレーム、フォークは、フラットマウント仕様となっています。

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先ずは比較的に調整でごまかせそうだったリヤブレーキから。



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チェーンステーに設けられたフラットマウント。リヤは、フレーム側がただの穴(楕円)でキャリパーまたは、マウントアダプター側にねじが切られているタイプです。


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ポストマウントタイプのTEKTRO mira メカニカルディスクキャリパーを外します。



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マウントアダプターには、FR2-R160 の文字が。調べてみると TRP製でフラットマウントに対応するリヤ用160mm ローターってことみたい。


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フレーム側が楕円なのでこんなに動いてしまいます。



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取り合えずローターと平行な位置に仮組。


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キャリパーを乗せてみてローターとパットの左右の隙間に余裕があればOKかと。



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フラットマウントフレームですが、今加工する面がマウントアダプター上部なので、



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「ポストマウントタイプのフェイシング」の説明に従って作業を進めます。



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ポストマウントに使用するカッターとアタッチメント。



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このように組み立てます。



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車体のリヤエンドは、135mm 幅のクイックリリース 10mm シャフト。こちらのテレスコピックアクスルは、135〜210mm に対応します。


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エンドのシャフト径は、10mm。



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左右のキャップボルトを締めれば135mm 幅に調整されます。



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ここでテレスコのスライドをクランプします。



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これで取り付けは完了。



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カッターのツバの部分をマウントアダプターに乗せ平行度を出します。



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スライダーのボルト、



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ボディーのクランプボルトの順で固定します。



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次にスライダーのボルトのみを緩めて前側の面に移動。



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ボルトを締めます。



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スライダーは上下に動けて回転も出来ますので、ちょっと除けて切削油を塗ります。



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ハンドルを回して切削開始です。



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先ずは、黒い塗装が剥がれてきました。



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更に進むとアルミの切粉が出始めました。



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これちょっと気持ち良いですね。



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一旦様子を見てみるとやはり平行度は出ていませんね。切削を進めます。



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大体全周にわたり削れましたね。



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もう一度カッターを戻します。



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ここがみそで、スライダーの下にあるストップカラーを引き上げます。



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スライダーにストップカラーを密着させてクランプします。前側は、この高さまで削り進めたよってことです。(この位置が基準面となる)よく考えてんなこの工具!


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今度は後ろ側にセット。こちらの方が高いですから先ほどの基準線となるストップカラーとスライダーの間には隙間が空くことになります。その隙間が無くなるまで削れば前後同じ高さになるってわけ。良くできてんな!

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奇麗にフェイシングできました。



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もう一度平行度を見てみるとピッタリ!



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キャリパーは、ブレーキを握った状態で取付ボルトを締めただけで一発で位置決めが完了。何とか擦らぬようごまかした取り付けとキッチリ精度を出した取り付けではブレーキレバーのタッチが全然違いますね。

明日は、フロントを






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