KIMORI

KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その25)【橋輪Blog】

KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その25)

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フロント140mm ディスクローターに変更する作戦は、木森さんお陰で何とか乗り越えた。本日は、ブレーキホースの配管を行いたい。

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フロント



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リヤ



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前後ホース片側にインサートを挿入。



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インサート、オリーブ、フランジナットの順番だが、



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GRX で学んだ通りオリーブなしで深さをマーキングする。



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前回このフランジナットをねじ込んだ状態でマーキングしたが、



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実際オリーブを入れて締め付けるとこの位フランジに隙間が空くことを経験してたので、マーキングのやり方を変えてみる。


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先ほどランチの帰りにビックカメラで買ったホワイトマーカー。



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フランジナット無しのこの位置にマーキングする方が正確だ。



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極細のラインが引ける。



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フランジナットとオリーブに少量のグリスを塗布。



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ハンドル形状なのか DURA の STI だからか今回ブラケットを外さなくともここまで簡単に入ってくれた。


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スパナで規定トルク(ぼくの場合、手ルクレンチだが)まで締める。



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GIZA PRODUCTS フレームプロテクター 4.0mm  2ケ入り 500円(税別)
GIZA PRODUCTS フレームプロテクター 5.0mm  2ケ入り 500円(税別)


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これで左右の STI レバー側の接続完了。



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フロントは、この位の長さか。



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ホースをカット。



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とりあえずキャリパーに突っ込む。



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5.0mm アウター用をブレーキホースに使ってみる。



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次にリヤ側。



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ロワーアームの中を通して、



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リヤサスプッシュロッドにタイラップ止め。



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流れはいいみたいだけど。



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微妙な長さの変更でホースがフレームに触らなくなるところを探す。



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ここは押さえなくともタイヤに干渉しなさそう。



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あちこち止めちゃうとこの磨き方が出来なくてやなんだよね。



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次、緑タイラップ取り回しバージョン。



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ちょと長めにホースカット。



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キャリパーに仮に突っ込む。



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最終的にあと10mm カットしてこの白タイラップ取り回しバージョンに落ち付いた。



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前後のキャリパー側ホワイトマーキングして今夜はここまで。

明日につづく、



KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その24)【橋輪Blog】

KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その24)

KIMORI お手製のインターナショナルイレギュラー規格ディスクマウントアダプターが届いた。

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右がプロトタイプのクロモリ製マウントアダプター。



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で左が、今回製作してもらったアルミ AL2017 製。厚みはあるが流石アルミ製、持っただけで質量の違いを大きく感じる。モーターサイクルのようなフロントは大きく、リヤは小さいディスクローターの夢は断たれたが、これは少なからず軽量化をもたらすだろう。



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新たに140mm ディスクローターをもう1枚取り寄せた。これで DC は、前後140mm ディスク仕様となる。


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クロモリ製ディスクマウントが、48.0g。



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アルミ製が、30.0g。その差18.0g。


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160mm ローター122.5g。



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140mm が、93.0g とその差28.5g。



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フロント用 Shmano マウントアダプター12.0g。これは必要なくなる。するとトータルで、59.5g と約60g の軽量化となった。


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この KIMORI 製マウントアダプター、見る角度によると非常に薄っぺらいきゃしゃな作りに見えるが、


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これフォークエンドにピッタリ嵌まるのだ。



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キャリパーからの制動力をボルトではなく面で受け止める方式。



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メッキ処理前の(その3)でも述べたが、この加工無しでは、3本もあれど4mm のボルトなどパニックブレーキングでは、線断されてしまうだろう。またこの皿ビス加工にも意味がある。


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この皿ビスを締めていくとどうなるかと、



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締める前は、エンドとアダプターに隙間が見える。



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この隙間に橋輪レシートを挟んで、



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3本の皿ビスを締める。



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レシートがちぎれるまで引っ張っても抜けない。



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完全に一体化し、もはや皿ビスは、位置決めだけを担っていて制動力を受けていない。



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これが KIMORI クオリティーのインターナショナルイレギュラー規格ディスクマウントだ!

次回につづく、




KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その23)【橋輪Blog】

KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その23)

(その22)を書いた11月20日の翌日、GOKISO ハブを組んだフロントホイールとディスクローター、キャリパー、マウントアダプターを KIMORI ファクトリーに送った。その数日後こんなキャド画像がメールで届いた。
2023新コロF140アダプタ_2
2023新コロF140アダプタ_1
「こんな感じで行こうと思います」と木森さん。そのインターナショナルイレギュラー規格は、マウントアダプターを使わないダイレクトマウントだった。


そして更に数日後、この写真が送られてきた

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材質は、アルミ A2017。



そして KIMORI ファクトリーストックのディスクフォーク組付けた写真がこれ。

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インターナショナルスタンダードから140mm ローターが使えるポストマウントへの変換だ!これぞインターナショナルイレギュラー規格!絶体絶命と思いきや何とかしちゃうのが KIMORI なのです。これを見て140mm ローターを1枚追加発注した。到着が楽しみだ。

次回につづく、





KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その22)【橋輪Blog】

KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その22)

昨日のマウントアダプター SM-MA90-F140P/S をシマノに発注する。ウェブ発注システム「SIPS」が新しくなったので、ちょっと戸惑いながら検索するも一向に出てこない。シマノに電話して聞いてみるとそんな品番は、存在しないという。「シマノは作ってないんだ」よしシマノ以外で探してみよう。

先ずは、HOPE ってメーカー。ここにもフロント140ってのはないが、F160 と R140 は、同じ括りとなっていた。次に MAGRA。こちらも140用は見当たらないが、F180 と R160 は同じ品番になっていた。シマノは、違うと言っていたが、F160 と R140 は、同じもののようだ。

140mm 用のマウントアダプターが無い。これは困ったぞ!


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取り合えずリヤから140mm ローターを外す。



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フロントにもシムが入っていたら余計に当たったな。



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テストなのでボルト3本止でフロントに装着。



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この時点でキャリパーサポートは、明後日を向いてる。



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クリアランスは、十分に出たので一安心。



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F160 マウントアダプターで正規に付けてみよう。



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明後日の方向に来てます。



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次に F160 をひっくり返してみます。



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明々後日まで来てしまいました。



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マウントアダプター無しでキャリパーを添えてみます。ピストンの膨らみ部分が、キャリパーサポートに干渉しパットがローターのセンターに来ません。


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来るとすれば、ここ。とんでもない大げさなマウントアダプターになりますね。



考えてもみなかった三角関係

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ハブ軸と二つの取付ボルトの位置関係ってどうなんだろう。形状の違いや縦横では分かりづらいですね。


スクリーンショット (35)
スクリーンショット (34)
上がフロントで下がリヤ。こうしてみると何かが見えてきた。



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マウントアダプターのピッチは、74 / 51mm と決まっているらしい。



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自ずとフォーク側のキャリパーサポートのピッチも 51mm。



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いい加減な測定だが、フロントハブ軸中心から遠い方のボルト穴までのピッチは、87mm。



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リヤは、77mm。その差10mm。そうかハブ軸中心からの距離だからローター径は、20mm の差。インターナショナルスタンダードってこうゆう規格だったんだ。最初から F140 なんてものは存在してなかったんだ!(この数値は、COLOSSUS DC フレームに限ったことではなく全てのインターナショナルスタンダードフレームで共通)


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ヒートガンでロックタイトを溶かし、



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キャリパーサポートを外す。



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これ分割式でラッキーだった。



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マウントアダプター表だとちときついかな?



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裏返しの方が自然か。



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もしくは、マウントアダプター無しのダイレクトマウント。



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このキャリパーサポート、木森さんに「インターナショナルスタンダード」ならぬ「インターナショナルイレギュラー規格」ってのを作ってもらおう。

次回につづく、




KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その21)【橋輪Blog】

KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その21)

140mm ローターの話に入る前に KIMORI 特許のモーションレスエンドの説明をしておきたい。(本当はこんな説明している場合ではないのだが)

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これが、KIMORI 特許のモーションレスエンド。通常の平行に開いてるのではなく、耳のような形をしている。これだけだ。


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リヤもしかり。


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車体は、逆さまになっているが、ホイールが進行方向に回転しているとする。



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高速回転しているホイールに急ブレーキを掛けるとパットがここを掴む。



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溜まりかねたホイールは、この方向に飛び出す。これ普通のエンドでクイック緩めて実際にやってみると、えらい勢いで飛んでいくよ!


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モーションレスエンドは、この力を食い止めてくれるんだ。このちょっとした形だけでね。



それと(その15)で気になったディスクマウントアダプターだけど何が違うのかシマノに聞いてみた。「寸法同じような気がするんですけど」「いや微妙に違うので指定されたアダプターをお使いください」との事だった。

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マウントアダプター Shimano SM-MA90-F160P/S 
マウントアダプター Shimano SM-MA90-R140P/S 

SM = スモールパーツ
MA = マウントアダプター
F160 = フロント 160mm 
R140 = リヤ 140mm 
P = ポストマウントキャリパー
S = インターナショナルスタンダードフレーム / フォーク


て意味みたい。でもってやってみた。

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キャリパーにフロント160マウントを装着。



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フロントに装着。これ普通に付きますね。(ローターは、160mm)



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次に、リヤ140のマウントをセット。



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これも同じく付きますね。



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リヤ行きますね。リヤ140マウントを装着。



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これ普通に付きますね。(ローターは、140mm)



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そしてフロント160と交換。



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これもちゃんと付くじゃん。



やっぱ同じなんだよこれ。スッキリしたところでシマノに140用マウントアダプター注文しよう。学習したとこから多分品番は、

SM-MA90-F140P/S

だな!

明日につづく、





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