KIMORI

KIMORI COLOSSUS 市販1号機(その10)【橋輪Blog】

M5 キャップスクリューが届く間に

やはりそんな刻みのM5 キャップスクリューは存在しなかった。木森さんが特別に調達した長ネジをその都度カットしているそうだ。月曜日にカットして送ってもらえることに。では、その間に出来る事をやっておこう。

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先ずは、hasirin ステッカーの貼り付けから。これでキモリ出身ではなくハシリン出身のコロッサスへ。



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長すぎたケーブルガイド取付ボルトは、短い物に交換。



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これでBB がすんなり通ります。



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BB 取付完了。




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DURA クランク。



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56-39T のチェーンリング。



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おっとフロントディレーラーブラケットのタッチアップを忘れていた。



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ブレーキキャリパーの取付け。



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綺麗にしたパーツを組み込んで行くのは、実に気持ちがいい。



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リヤディレーラー。



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フロントディレーラー。



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前後20インチ(406)ホイールもクリーニング完了。



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GOKISO 付いてますからね。



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しかも当時のカラーオーダーであります。



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球面ワッシャーのメンテナンスもお忘れなく。




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カセットは、105 10S 11-28T。



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チェーンは、新調します。KMC X10。



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傷のついたスキュアーも交換しましょう。



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クロモリエンドには最適な無印スキュアー。



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ブリティッシュレーシンググリーンとゴールドの組合せなかなかカッコいいでしょ!



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傷だらけのシートピラーも DIXNA に交換します。


 
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んん、スッキリ。



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綿棒まで動員してビカビカに磨き込んだ KIMORI ステム。



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今夜は、ここまで。

次回につづく、


KIMORI COLOSSUS 市販1号機(その9)【橋輪Blog】

フロントダンパーユニットの秘密

FLIG ユニット(フロント)と MEAD ユニット(リヤ)をメインフレームに組み込んで行きます。これだけ KIMORI に携わって来ましたが、まだ何かが隠されていたとは知らなんだ!

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FLIG ユニットをトラスフレームに組み込んで行きます。コロッサスフレームの組み立ては非常に楽しいものです。


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ナイロンワッシャーは、平ワッシャーを使っていなかったため変形しています。こちらは新品に交換。



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平ワッシャーとナイロンワッシャーの順番はこう。



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KS ブッシュは、先細りのため位置決めしながら指でここまで差し込めます。その後は圧入。ですから誰が作業しても失敗がないのです。



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圧入に使う特殊工具は、M5 の長キャップボルトとナット、適当なカラーのみ。



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この様にセット。



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8mm スパナで締め込んで行けば圧入完了。



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これでフロントセクションが形になりました。



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リアアームピボットの組み込み。



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リヤセクションの組み込み。



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リヤエンドのピロボール(小)の一つにガタが出てました。



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こちらは新品に交換しましょう。



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フロントダンパーユニットに見知らぬ秘密が!



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メインフレーム下部からピロボール(中)をかえして伸びたアームの先端にピロボール(大)がありますが、



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このボルトとスペーサーでショックユニット下部に結合されています。



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このボルトの奥に秘密があるという。



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M5 ボルトを抜いた穴に2.5mm の六角ドライバーを差し込んでみると。おお引っ掛かった。



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これを緩めて行くと・・・・おっと何か出てきたぞ!



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M5 のイモネジ!こんなん仕込んであったのか木森さん。早く教えといてよ〜!



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このイモネジでカラーが抜け出てこないように止めてたのか!知らなんだ〜!



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イモネジ緩んでただけじゃん。えらい苦労しちゃったなもう。



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さて組み込んだリンク全てに抜け止めのM5 長ボルトをセットしていきます。



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あららら・・・ちと短いぞ!



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全ての箇所が2.2mm ほど足りません。平ワッシャーを使わないプロトタイプのボルトでは、2枚分の2.2mm が足りなくなったわけです。



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アッパーアームに一番長いのが2本、次にショックユニット下部、インナーチューブベアリング部、リヤ MEAD ユニットの順で微妙に短くなる。Monotarou や MISUMI で検索したがM5 キャップスクリューでこんなサイズはない。長さはみな5mm 単位だし最長で40mm までしかない。どこで手に入れてるんだろう?

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こらまた木森さんに相談だな



KIMORI COLOSSUS 市販1号機(その8)【橋輪Blog】

KIMORI COLOSSUS フレームの組立

ロータスキモリの元オーナーであり KIMORI のペインターである井本さんにタッチアップ用の共色を調合して頂いた。

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当時の塗料は残っていないのでリンクを一つ送り調合して頂いた。流石に色はぴったり。左の透明な液体は、高価促進剤いや硬貨促進剤。


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フレーム組立前にキズを補修。


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こんなとこね。



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さてビカビカに磨いたアルミブロックに DU ブッシュを組付けて行きます。



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挿入方法は、万力による圧入。



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抜くより入れるが数倍楽ちん。



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DU ブッシュ単体では、自然落下するほどクリアランスがありますが、



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ブロックに圧入したあとは、ヌルッって感じで入ります。



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アルミブロックが落下しないぐらい。



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ブッシュを抜く際出て来てしまったアルミカラー。



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その7で「何でアルミカラーなんか入れてあるんだろう?今度木森さんに聞いてみよう」と書いたが、よく考えたらすぐわかった。側面を平らにするためである。(それ以外にも知らなかった秘密が)



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曲面ではブッシュが密着しないもんね。



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10ヶ所のDUブッシュ挿入完了。



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アウターチューブの右側だけ磨いてみた。



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すぐにビカビカ。



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フォークの組み立てが完了。



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ハード仕様だったMEAD ユニット。(リヤダンパー)



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ハードからミディアムに戻そうとしたがウレタンゴム在庫のサイズが合わない。(フレームサイズごとに長さが違う)


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井本さん何気にカラーをゴールドアルマイトしてたのね。



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一個だけ長いので帳尻合わせちゃった。



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いうなれば、スプリングであれば可変ピッチで最初の挙動が柔らかく、その後固くなるってな言い訳。

明日につづく、


KIMORI COLOSSUS 市販1号機(その7)【橋輪Blog】

ブッシュ抜きが難工事に

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さて匠が作った巧みな工具でブッシュを抜いて行きます。

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特殊工具をセット。



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ガンガン叩いてやると出てきた出てきた!



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もう少し。



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抜けた〜!流石専用工具。この後順調に進みフロントダンパーユニット部に付く最後の一か所に差し掛かったところで事件は起きた。


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出て来てはいるが何かおかしいぞ?



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ブッシュが抜けてきたのではなく中に仕込まれたアルミカラーが出て来てんだ。こいつは困ったぞ!



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さんざん考えたあげくツバの部分を切り取ることに。先ずは回転砥石で鋭角に削る。



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これくらい。



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次にザグリドリルで鈍角に攻める。



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ほれほれ薄皮一枚。



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これでツバの部分が切れた。



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10mm のボックスがアルミカラーとピッタリ。



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ブッシュが入ればOK!



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こうゆうことね。



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今度は、アルミカラーの内径に合ったものを探す。ピッタリのも探すのってすごーく時間が掛ります。



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よし!このセットで抜けるはず。



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ボックスは、マスキングテープでぴったり合うよう張り付けておきます。そしてキャップボルトの頭にハンマー一撃!いいー感触。


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さてどうか?



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抜けたー!



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結構時間くったけど何とか抜けました。でも何でアルミカラーなんか入れてあるんだろう?

今度、木森さんに聞いてみよっと

KIMORI COLOSSUS 市販1号機(その6)【橋輪Blog】

匠の作った巧みな工具

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破損した8mm アタッチメントの代品が送られてきた。さて製品不良だったのかそれともそれなりの工具で強度不足なのか、もう一度トライしてみる。

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アタッチメント先端のサイズ的にはピッタリ。ブッシュにセットした後にスピンドルを締め込み割がつぼまらぬよう広げる。


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そしてあの重たいスライディングハンマーをセットしガンガン引くがまたしてもビクともしない。



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前回は、この爪が耐えられずに引きちぎれたので違う方法を試みる。



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M8 のボルトを用意。



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今度はプーラーの先端を叩いて抜いてみる。ハンマーでボルトの先端をガンガン叩いてみたがダメ。これはまた壊すな。

木森さんに相談してみた。「DUブッシュだけどあれどんなプーラーで抜いてんの?」すると木森さん「あれなキモリってとこが作ってん」「高いけど在庫1本あるで〜」で届いたのがこちら。

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荷物の中身はこれ。



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別途注文したパーツ。こちらKS ブッシュで1個2.870円。以前と色が違うけど材質変えたのかな。



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こちらがテフロン加工されたDUブッシュで1個800円。



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木森製DUブッシュ抜取専用工具で、税別の24.000円也!



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こちら10ピースのアタッチメントとスライディングハンマーが入って19.800円だったのに!



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簡単な2ピース構造で叩くと音叉のように響くのは、きっちり焼き入れされている証拠。しかも何時も通り説明はない。


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しばし眺める。



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これどうやって加工したのだろうか?こんなきゃしゃな構造で壊れないのだろうか?



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後ほど説明するが実際にブッシュに力を作用するのはこの部分だけ。



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ではブッシュを入れてみよう。



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スリットの入った「カリ」(いかんいかん木森さんの説明になるとどうも言葉が卑猥)の部分がつぼまりブッシュを通過。



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そして叩き棒を挿入。



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テーパーな先端は、スリットを広げ、



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更に挿入して行くと叩き棒の段差が近づいてきて、



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ここで一体化。なので実際に叩いた衝撃が伝わるのはこの部分だけと言うことになる。



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木森さん曰くこの手のプーラーだと柔らかいブッシュを必要以上に広げてしまい抜けなくなると言う。



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このようにセットした後でもブッシュがスライド出来るぐらいだ。



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それでは実際に装着してみよう。



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先ず先端がつぼまりブッシュ内に入る。



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ブッシュを通過した先端がパチンと広がる。



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反対側から差し込んだ叩き棒が先端がつぼまらないように制御。



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これで叩き棒にハンマーの一撃。

は〜良く考えてあるなー全く! これなら抜ける気がしてきた。

次回につづく、




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