橋輪 : 2022年04月 - livedoor Blog（ブログ）

2022年04月30日19:22

カテゴリ: DAHON

2022 DAHON Boardwalk D7 NEW カラー【橋輪Blog】

2022 DAHON Boardwalk D7 NEW カラー

2022 DAHON
BoardWalk D7 74.800円（税込）
橋輪プライス　 67.300円（税込）
7 Speed 12.5kg

遅れていました 2022年モデルの DAHON Boardwalk D7 NEW カラーのグラファイトグレーとチョコレートが入荷しています。

NEW カラー　グラファイトグレー

NEW カラー　チョコレート

グラファイトグレーはグロスカラーで、チョコレートは半艶になっています。是非店頭にて新色を見て頂きたいです。

ご来店お待ちしております！

BoardWalk D7 の詳細は、⇒ こちら

【ゴールデンウィーク中営業日のお知らせ】
5月3～5日（火、水、木）お休みします

hasirin

2022年04月29日19:14

カテゴリ: OX; テクニカルマスター

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（最終回）【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（最終回）

いや～、たかが3速の内装変速ハブの構造を理解するのに、これほど時間を要するとは思わなかった。「何でこんなに細かく Blog に書き込んだって？」書き込まなければ理解できなかったし、途中で投げ出しただろう。次に同じトラブルを抱えた PECO が来たら覚えてなくともこれ見ればいいよね。【橋輪Blog】は、自分に対するサービスマニュアルなのであります。

破損していた爪の形状も想像通りの1体物だった。きちんと給油されている。

ハブシェル内に鉄粉等残っているとまずいのでホイールごと洗浄。

ついでにチェーンもクリーニングね。

SRAM i-3 ミッションコンプリート。答え合わせして頂ける方いらっしゃいましたらご教授願います。

また楽しく乗れますよ！

始めはどうなるかと思ったが、今ならハブシェル内が透けて見える！

SRAM i-3 ディスクハブアッセンブリー

限定2個で、12.000円（税別）也！

【ゴールデンウィーク中営業日のお知らせ】
5月3～5日（火、水、木）お休みします

hasirin

2022年04月28日19:18

カテゴリ: OX; テクニカルマスター

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（その8）【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（その8）

内装ハブは、非常に厄介なハブだ。完全にアッセンブリーしなければ機能しないし、ハブシェルを被せてしまえば何も見えなくなる。そこで4か所のフリーラチェットの爪の動きを調べる方法を思いついた。見えないのであれば、”聞け” である。

BGM を消してスプロケットを一回転させた時のラチェット音を観察してみた。（1回転させる間にペダルは漕ぎっぱなしを想定）

①　ラチェット音：なし
ハブシェル90°遅れ

➁　ラチェット音：チッ×8回
ハブシェル1：1

③　ラチェット音：チャララ×8回
ハブシェル90°進む

これで分かった。ラチェット音は、爪が”完全に静止”してその周りを進んで行くハブシェル側のラチェットの山が爪の先端を舐めているときだけパチパチと鳴る固定観念があった。だが”完全静止”ではなく、爪が取り付いているパーツが回転していてもその周りにあるパーツがそれより早く回転していれば追い越されて舐められるってこと。

これは、非常に良い環境で、内部構造を見ながら実演できる。

第三のマーキングは、サイコンのマグネットが重宝した。

これは、今回の解析を書き留めた一連のメモ。

以下に各ワンウェイの動きを記す。

ON：爪が立って相手に噛んでいる状態
OFF：爪が収納されて何処にも触っていない状態
ナ / パチ：爪が舐められながらパチンと鳴る状態

　　　　D C B A
① ON OFF OFF ON
②　ナ / パチ　 OFF ON ON　
③ ナ / パチ ON ON ナ / パチ

結果、①は、一度も爪が跳ねていないのでラチェット音なし。➁は、D がチッ。そして③は、A と D が時間差で鳴ってチャララ。それぞれのフリーラチェットは、仲良く共存していました。速度は違えどスプロケットを回している限り、止まっているラチェットは、一つもないんです。

明日は、最終回！

【FUJI 入荷情報】
2022 FUJI BALLAD のアップルグリーンが入荷しました。

hasirin

2022年04月27日19:16

カテゴリ: OX; テクニカルマスター

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（その7）【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（その7）

発注した SRAM i-3 内装ハブアッセンブリー3個は、到着まで少し日にちが掛かった。どうやら3個とも一度ばらして給油＆グリスアップをしてから発送してくれたようだ。新品のハブは、グリスが殆ど塗布されてないようだ。

非常に丁寧な梱包。

SRAM i-3 内装3段ハブアッセンブリー　12.000円（税別）
（その3）で税込定価12.000円と記したが、重量のせいか思いの他送料が嵩んだので、申し訳ありませんが12.000円の税別とさせて頂きました。

これ絶対 SRAM 社の字じゃないよな。

シフトケーブも参考資料として入ってました。

やはり先端ネジになっていた。

新品で作動を確認してみる。スプロケット取り付け部に黄色丸のマーキングをした。

ハブシェルにもマーキングしスプロケットとの回転差を見る。先ずは、①から。ここからスプロケット取り付け部を1回転させると、

ハブシェルは、90°遅れる。

➁では、1：1 だ。

③では、90°進む。推測は間違っていなかったようだ。

グリスの粘性やらで供回りするのか、指でフランジを触ってホイールの抵抗を掛けてやらねば正確な遅角進角の値は見れないことも付け加えておこう。

完全なハブを回しながら（その6）で述べた回転速度が異なる4か所のワンウエイクラッチがハブシェル内で喧嘩しないかって疑問を解く良い考えが浮かんだ。

明日につづく、

【DAHON 入荷情報】
遅れていました Route のコバルトブルーが入荷しました。

hasirin

2022年04月25日19:40

カテゴリ: OX; テクニカルマスター

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（その6）【橋輪Blog】

OX PECO の SRAM i-3 変速不良（その6）

①と②の変速動作は理解できた。では③トップギヤは、どのように変速しているのか？

現在➁でプラネタリギヤハウジングの爪は、トップギヤセレクタリング上にいます。

トルククラッチ同様にプラネタリギヤハウジングの爪も飛び出すと内側にも出っ張ります。

内側から押されると、

飛び出た爪が、

収納されます。

➁から、

③にシフトするとトップギヤセレクタリングが左に移動。

プラネタリギヤハウジングから爪が出てきます。

それでは変速してみます。現在➁.

③にシフト。

スプロケットの回転は、ダイレクトにプラネタリギヤユニットに伝わります。

そしてピニオンギヤが、プラネタリギヤハウジングを回すと増速が発生します。

増速されたプラネタリギヤハウジングの爪は、ハブシェル中央のラチェットに噛み回転させます。スプロケットよりハブシェルの回転が速くなるのでトップギヤってことです。

③トップの時だけ爪は、こちらに掛かります。

ここで一つの疑問が湧き上がった。ハブシェルの中に仕込まれたワンウェイクラッチ（フリーギヤ）は、一か所で爪が一対の4か所もある。シングルスピード又は、外装変速であれば、一か所しかない。ペダリングを止めて爪が止まるとラチェットがチリチリと鳴る。これが普通だが、あの狭いハブシェルの中で回転速度の異なるワンウェイクラッチが4個も同時に作動して喧嘩にはならないのだろうか？新たな疑問が湧いたところに荷物が届いた。

次回につづく、

hasirin

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