2022年01月

MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その17)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その17)

IMG_6939

いや〜メッキの仕上がりには、ビビりましたが、顔が鮮明に写り込むほど綺麗に仕上がってほっとしています。それでは何時もの要領でサスペンションフォークから組んで行きましょう。

IMG_6929
先ずは、新品のクラウンレースの圧入から。「メッキが乗ると嵌め合い公差が変わるので大丈夫ですか」との注意を受けていたがレース圧入部分にはメッキが乗っていなかった。メッキもマスキングが出来るのか?当時メッキ屋さんに伺った際、自己所有のオールメッキピストバイクを見せてもらった。だからこうゆうところ分かるんだろうな。


IMG_6930
IMG_6931
IMG_6932
問題ないですね。



IMG_6940
一度抜いたボトムリンクブッシュですが、「ここもきつくなりますよ」と言われてたので、社外品を使います。

IMG_6938
内部がテフロン加工されていてスリットが入っていますのでアジャスタブルかな。



IMG_6941
圧入してみます。



IMG_6942
問題ないですね。



IMG_6943
この時点でガラスコーティングしておきましょう。



IMG_6944
ん〜ビカビカであります。



IMG_6945
スプリングとストッパーの間にコラム内径と同じ適当な平ワッシャーを追加するとスプリングプリロード調整がスムースになります。


IMG_6946
スプリングとピストンにグリスをたっぷり塗布してサブフォークを挿入。



IMG_6948
フリクションワッシャー(緑)は今回サブフォークの梨地のみにグリスを塗りメインのメッキ側は、ノンオイルで組んでみます。


IMG_6949
リンクプレートは、何時も通り内側にあったものを外側に。



IMG_6950
ひっくり返してリバウンドブッシュ(赤)を。



IMG_6951
内側のリンクプレートを仮止め。



IMG_6952
4本のボルトは、長いものと交換。



IMG_6955
ネジ山のある方から挿入しロックタイトで固定。



IMG_6956
ここは本締め。



IMG_6957
内側のナイロンナットだけでフリクション調整出来るようになります。



IMG_6958
タイダウンを緩めてサスペンションフォークのアッセンブリー完了。



IMG_6959

半艶バーガーンディーとメッキのコントラストが最高です。

次回は、スイングアームを



MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その16)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その16)

IMG_6897

夏みかんのようなブツブツザラザラの艶消しメッキのパーツが現れたらどうしよう。そんなもん見せたら絶対にキャンセルくうよな。ああ、余計な提案しなければよかったか。なんかもう箱開けるのが嫌になってきた。

IMG_6898
勇気を出して開けてみる。



IMG_6907
なんだ普通にメッキ出来てるじゃん!



IMG_6900
ムムムム・・・・・ちょっと待てよ!



IMG_6902
汚い!



IMG_6901
汚い!汚い!



IMG_6906
汚い!汚い!汚い!・・・・・・。やっぱそうかー。これが限界だったんだな。でも梨地をよくぞここまで仕上げたな。でもこれでは商品にならん。最高にまいったぞ!


IMG_6908
気休めに YAMAHA METAL POLISH で磨いてみるか。せめてこのマダラだけでも・・・



IMG_6904
おおおおおお・・・・これ汚れだ!そういえばメッキ屋さん水抜きに一日置いてから発送しますって。メッキ後の汚い液体が付着しているだけかも?


IMG_6912
何と汚れを取ったらビカビカでやんす!



IMG_6909
IMG_6910
IMG_6911
IMG_6916
下地の肌が顕著に表れるメッキ。よくぞここまで下地を磨き上げたもんだ。素晴らしい最高の技術!



IMG_6915
ここが梨地のままのメッキ。当然バフ(布製の回転砥石)が入らない。全体がこの仕上がりになるところだった。だがここは、チェーンステーにあるシフトアウターワイヤーを通すループだからアウターを通せば見えなくなる。


IMG_6914
ここもしかりだが、下側だから自転車をひっくり返さない限り見えないや。



IMG_6917




IMG_6925




IMG_6918




IMG_6921




IMG_6924




IMG_6920




IMG_6922




IMG_6926

梨地が現れた時点で見積りを変更してくれれば良かったのに流石は職人、最初の見積り通りでここまで仕上げてくれた。本当に感謝感謝であります。ちょっとバーガンディーと並べてみるかな。

IMG_6927




IMG_6928

ん〜、一晩眺めていられる!


MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その15)【橋輪Blog】

MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その15)

嫌な予感!

(その14)でメッキ屋さんに送ったフォークとリヤアームだが、送った3日後にメッキ屋さんからメールが届いた。こんなに早く仕上がるわけがない。何か問題でもあったのか?恐る恐るメールを開いてみると・・・・

何と塗装を剥離すると素材全体が梨地加工されていたそうです。一応研磨は掛けますが、バフが当たらないところは、梨地が残ってしまいメッキ後に研磨したところと出来なかった部分に大きな差が出てしまうそうです。キモリフレームは、元々梨地ではないので研磨の届かない箇所でもある程度メッキの技術で光沢は出せるそうですけど梨地では光沢かなり弱くなり最悪まだらになってしまうそうです。「今ならメッキ前なので作業を中断しています」と最悪の内容でした。


梨地とは?

素材の表面に細かな傷をつけ(サンドブラストなど)光沢が無い状態にすることです。スマホの裏側がそれで指紋が付かずキズや汚れが目立たなくなる効果があります。ですが、こちらはスマホの裏どころではありません鮫肌です。


IMG_6935
こちら手元にあるサブフォークです。



IMG_6936
フリクションワッシャーの当たる部分の塗装がマスキングされています。これが梨地加工です。(是非とも拡大して見て下さい)

パシュレー製のクロモリフレーム&クロモリエンド(SST は、クロモリフレーム&ステンレスエンド)では、このフリクションワッシャーのマスキング面でしか(BB シェル内側は梨地加工されていない)地金を見たことなく、パシュレーでは、よりフリクションを稼ぐためにここだけ梨地加工されているのかと思ってましたが、塗装の乗り密着性を良くするのに全体を梨地加工しているようです。


決断!

塗装を剥がしたメインフォークは、丸棒ヤスリのようでしょう。剥がれにくい強い塗膜の形成や耐久性のある梨地メッキ(ドアノブなどがそれ)には向いていますが、求めるものと全く違う仕上がりとなるでしょう。ですが今更戻れません。(前後足メッキは、ぼくが提案してるし)ここは、ぼくが探し出してきたメッキ屋さん。彼の腕を信じ GO サインを出しました。すると「ある程度ご理解いただけるなら作業を進めます」との返事が来た。当然だわな。

IMG_6897

そして本日メッキ屋さんより荷物到着。その仕上がりは如何に?


明日につづく、




2022 tern NEW モデル Verge D9 入荷!【橋輪Blog】

2022 tern NEW モデル Verge D9 入荷!

IMG_8937
IMG_8953
VERGE(ヴァージ)[D9]

2022 tern
Verge D9           159.500円(税込)
橋輪プライス     143.500円(税込)   
9 Speed   12.8kg


2017年ホイールサイズ451へのインチアップのため新設計された Verge フレームでデビューした D9。2019年を最後にラインナップから姿を消しましたが、V ブレーキから Shimano ハイドロリックディスクブレーキにアップグレードしてカムバックしました。カラーバリエーションは、ブラック、レッドの2色展開で、税別定価159.500円と価格を抑えながらも上位モデルの P10 に迫る装備を構築しています。 


IMG_8944
IMG_8952
レッド / レッド



IMG_8939
IMG_8940
ブラック / ダークブロンズ



IMG_8945
ハイドロフォーミング製法の3次元アルミフレームは、P10 と同じですが、



IMG_8946
価格を抑えるためフォークは、ハイテンスチールとなっています。



IMG_8947
ホイールサイズは、451。



IMG_8948
タイヤサイズは、20×1 3/8(37-451)。



IMG_8949
チェーンリングは、53T となっています。



IMG_8941
フォールディングペダルが付属。



IMG_8950
リヤディレーラー:Shimano Acera



IMG_8951
ワイドレシオカセットは、11-36T 9 Speed。



IMG_8961
油圧ディスクキャリパーは、Shimano BR-M315。



IMG_8962
センターロックタイプのディスクローターは、Shimano SM-RT10 160mm。



IMG_8956
シフター、ブレーキレバーも Shimano を採用。



IMG_8955
VRO ステム。



IMG_8954
ポーターサドル。



IMG_8943
キックスタンドが標準装備。



IMG_8964
Folding Size : 44 × 80 × 74 cm



IMG_8957




IMG_8959

2022 これでまた Verge 451 フレームは、選べる3タイプとなりました。



IMG_8942

早速、試乗車をご用意しました。
tern NEW モデル Verge D9 試乗出来ます!

※試乗には身分証明書の提示を頂いております




2022 tern Verge P10 限定カラー入荷!【橋輪Blog】

2022 tern Verge P10 限定カラー入荷!

IMG_8928
2022 tern                 限定カラー!

Verge P10           169.400円(税込)
橋輪プライス      152.400円(税込)   
10 Speed  11.7kg

451サイズホイールとハイドロリックディスクブレーキで人気を呼んでいる tern Verge P10 に限定カラーのサファイアブルーが登場。入荷総数は、50台で橋輪に割り当てられた台数は、僅か2台となっています。

Verge P10

IMG_8929
IMG_8930
IMG_8931
IMG_8934
IMG_8933
IMG_8932




IMG_8935




IMG_8936

鮮やかなメタリックブルーにイエローのアクセントが効いてます。バイオロジックグリップ、サドル、キネプロホイールにも同様のカラーリングとなっています。

限定カラー、サファイアブルー僅か2台のみ!




営業日カレンダー
2023年11月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
2023年12月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
記事検索
Archives
  • ライブドアブログ