CIPOLLINI TT BIKE フレームを組む(その5)
極限まで空気抵抗を減らすべくカーボンフレーム内に収められた TT ブレーキ。素晴らしく高度な機械加工で製作されたキャリパーブレーキだが、リヤにあっては、組み付けに全然注意を払っていない様だ。ブレーキワイヤーを止める部品が欠品していたが、取りあえずラジコンパーツで代用。(フロント用は斜めカットされたものなので代品不可)ブレーキレバーで引いてみると何か片腕が上がらない操り人形みたい。
仕方なく分解してみることに。
ダイレクトマウント的なピポットボルトには、厚めのウェーブワッシャーと薄いアジャストシムが入っていた。
センターピポットには、だらしなくはみ出したアジャストシムが3枚。
やはり内径が全然大きいアジャストシムであった。これは内径が合った適当な厚さのプレーンワッシャーに交換。
ピポット用アジャストシムが増えた。
極限まで空気抵抗を減らすべくカーボンフレーム内に収められた TT ブレーキ。素晴らしく高度な機械加工で製作されたキャリパーブレーキだが、リヤにあっては、組み付けに全然注意を払っていない様だ。ブレーキワイヤーを止める部品が欠品していたが、取りあえずラジコンパーツで代用。(フロント用は斜めカットされたものなので代品不可)ブレーキレバーで引いてみると何か片腕が上がらない操り人形みたい。
仕方なく分解してみることに。
ダイレクトマウント的なピポットボルトには、厚めのウェーブワッシャーと薄いアジャストシムが入っていた。
センターピポットには、だらしなくはみ出したアジャストシムが3枚。
やはり内径が全然大きいアジャストシムであった。これは内径が合った適当な厚さのプレーンワッシャーに交換。
ピポット用アジャストシムが増えた。
右側アームの動きが悪い原因は、クリアランスの狭い中に無理やり厚いウェーブワッシャーを入れ込んであったから。カーボンフレームだもんね左右同じ穴にならないのは当たり前。右のみ平らなプレーンワッシャーに変えガタの分を隙間ゲージで測定。
余ったアジャストシムで調整。中央に見えるカーボンの板は、リターンスプリングの代わりになるリーフスプリング。下に見えるイモネジが左右バランスのアジャストネジ。
やっと左右のアームが均等に動くようになった。
ブレーキアウターの長さを決める。
ブレーキレバー側は、20mm 奥まった長さにカット。キャリパー側共々見えないのが難儀。
何とかセットできたリヤブレーキ。
カーボンディスクホイールを借組してブレーキ調整&作動確認。
ブレーキシューの取付位置確認と取付ボルト締め付けは、一人では絶対に不可能。レースメカニックは、一人で行うのだろうか? こりゃ〜フロントもまともではなさそ。
明日につづく、