2019年03月

船長のチタンフレーム PASSONI(23)【橋輪Blog】

プリロードアジャスターのネジ山は壊れてなかった

IMG_3243

実は、アジャスター従来通りの正ネジであった。もう締め切るところまで行っていて更に締め込んだもんだから割が広がりパチンと一山跳ねただけだった。緩んだプリロードナットは、反時計回りにスルスルと回った。焦ったな〜もう!

IMG_3244
幸いネジ山は壊れてなかった。



IMG_3233
じゃこの説明書嘘つきやんけー!どう見てもこの絵からすると反時計回りは、こっちじゃね? ダイヤテックさん CW / CCW 知らねーな? 時計回りのクロックワイズと反時計回りのカウンタークロックワイズだよ! ラジコンやってっとこういう事だけは知ってんだい!


IMG_3245
プリロードナット小さくしたからナットである合成が無くなっちゃたんだな。



IMG_3245
わかるでしょ? A から押せば広がる方向に回っていくけど B から押すと締まっちゃうって。


IMG_3246
だからちょっと締め込んでネジ山にロードが掛かっちゃうともう動かない。



IMG_3247
やはり開いてあげなければ回らない。



IMG_3246
小さくした意味が分からない。しかもBB とのすき間に隠れちゃうから手じゃ回せないし。



190996f3[1]
これ従来型の3D クランクのプリロードナット。どう考えてもこれが普通だろうに!



ff4bc7d7[1]
一般的に新型って何かが改善されて来るんじゃねーの!改悪してどーすんの。



IMG_3220
プリロードナットの回し方は後に考えるとしてフィキシングボルトを締め込んでみる。あれ、固くなる以前にBBにくっ付いちゃったよ!


IMG_3221
左右のシムを抜いてみる。



IMG_3223
ええええ・・・・だめですな。



IMG_3224
BB カップの間には入るのだが、ダストシールのある中央部分は少し出っ張ってるからな。



IMG_3232
BSA のシェル幅は、68mm。これが70mm あったらパッソーニが悪いけど、67.95mm。



IMG_3230
左クランクアームだけを取り付けてフィキシングボルトをレンチが止まるまで軽く締め込みました。



IMG_3225
さて手を放しますよ!



IMG_3226
当然ぶらぶらした後こうなりますな。



IMG_3227
ちょと締め込んでみます。ちょっとですよ 35Nm なんてお呼びでないぐらい。



IMG_3228
放しまーす!



IMG_3229

これ絶対アクスル短けーよ! どうなってんだい?

絶体絶命であります


船長のチタンフレーム PASSONI(22)【橋輪Blog】

最新 ROTOR ALDHU クランクの組み付け

さて、 最新 ROTOR ALDHU クランクの組み付けに入る。その前に長らく放置していたDi2 のバッテリーが空からかんだったので充電しようとするが3時間以上たっても一向にチャージされる気配がない。

IMG_3213
エレクトリックワイヤー:EW-SD50 250mm  2.288円(税別)
最後にダウンチューブから出たエレクトリックワイヤーとシステムインフォメーションディスプレイを250mm で繋ぐ。クリップは船長から送ってもらった。


IMG_3214
E-tube に接続し最新のファームウエアーのアップデートとエラーチェックを行う。



IMG_3215
全ての機器にエラーはなかったが、未だインフォメーションディスプレーのバッテリー残量が表示されない。原因究明に悪戦苦闘していると左右のSTI が同じスイッチに割り当てられていることが分かりカスタマイズがらデフォルトに戻すと満タンのバッテリー残量が表示され FD / RD 共に動き始めた。何故直ったのか未だ分からない。


IMG_3203
クランクには、厚さ1mm のシムスペーサー2枚と O リング2個が付属する。Oリングに関しては何の説明書もないので不明。


IMG_3156
SPACERS CHART を辿ると BSA BB では、NDS-L と DS-R に Type X 0.5mm を左右2枚ずつ入れろとある。てことは、1mm スペーサー左右1枚ずつってことか。


IMG_3209
ドライブサイドに一枚。



IMG_3204
フェイスカット済のBB シェルには、グリスを塗布。エレクトリックワイヤーにも塗りBB がツルンと通過出来るよう心掛ける。


IMG_3205
何の抵抗もなく締め込めたのでエレクトリックワイヤーを上手くやり過ごしたようだ。



IMG_3208
これでBB取付け完了。



IMG_3207
ダウンチューブの裏には、MADE IN ITALY。



IMG_3210
OCP ポジションは、無難に No.3。



IMG_3211
BB のアクスルを挿入するが結構な抵抗がある。最後は、プラハンで軽くこずく程度。これでスラスト方向のガタが判別出来るだろうか?



IMG_3212
右クランクアームの取付けは、プリロードには全く関係なくスパイダーアームを固定するだけなので規定トルクの35Nm で締め付ければ良い。


IMG_3216
ノンドライブサイドにも1mm スペーサー。これで左右1枚ずつ。


ここで、ROTOR クランクのプリロードシステムが初めての方に解説しておこう

IMG_3205
アクスルに左クランクアームを勘合。


IMG_3205 - コピー - コピー
フィキシングボルトを規定トルクで締めアクスルと一体にする。左クランクアームには、とても細かいピッチのネジが切られたプリロードナットがあり今クランクアーム側に締め込まれている。なのでBB とプリロードナットには隙間がある。ていうかこの時点で、軸方向のガタがが必要。


IMG_3205 - コピー
この状態からプリロードナットを緩めていけば、BBに密着して軸方向のガタが無くなるってわけ。



IMG_3234
ここからは手慣れたもんで、先ずはプリロードナットがクランクアーム側に密着していなければいけないので2mm アレーンキーでプリロードナットを締め付けているボルトを緩める。



IMG_3236
だが全くプリロードナットが回らない!もう締めきっているのか?



IMG_3237
ならば一度緩めてみる。掴み所がないのでボルトにL型六角レンチを掛けても緩まない。



IMG_3233
説明書のノンドライブ側の組立準備を読むと「プリロードナットがクランクアーム部に触れるまで、同ナットを反時計方向に回して下さい」とある。えっ!逆ねじになったんだ!(赤のアンダーラインと矢印は僕が書き込んだもの)


IMG_3238
逆ねじならばこの方向時計回りで緩むはずが全くムリ。



IMG_3239
何故か「ボルトを取り外してはいけません」とあるが抜いてみた。多分ここの割がネジに食ってるんではないか?



IMG_3240
マイナスドライバーで開きながら回してみる作戦に出たが、


IMG_3241
少し回ったところで固くなり、



IMG_3242

更に力を入れて回そうとした瞬間パチン!と弾けてゆるゆるになった!ここのネジピッチ細かいからな?ネジ山逝ったなこりゃ!

明日につづく、


RALEIGH RSC RSW Carlton【橋輪Blog】

RALEIGH RSC RSW Carlton

DSC_6935
DSC_6934
RSC RSW Carlton(カールトン)

2019 RALEIGH
RSC RSW Carlton   174.960円
(税込)
橋輪プライス       157.400円(税込)
フレームサイス:460 / 520mm   22 Speed   9.7kg
カラー:スチールグレー / キャニオンレッド
 (ペダルは付属しません)

1950年代のイギリス。自転車の小径化による可能性を見出したアレックスモールトンとラレー。モールトンは、その元祖であるオースチン・ミニのラバーコーンサスペンションを採用し衝撃に耐えた。一方、ラレーは、オリジナルの小径バルーンタイヤを開発し、ローコストでの乗り心地を確保。これは、70年代の日本で、軽快車の一世を風靡したミニサイクルへと繋がる。道路状況が改善された現在、ミニサイクルは、ロードゴーイングレーサーのミニベロと呼ばれる乗り物へと進化した。2019ラーレーでは4タイプのミニベロをラインナップ。その中でも RSC は、カールトンスチールロードのコンセプトを持つスプリンターモデルだ。Shimano 105 フルコンポも最新の R7000 にアップグレードされています。

DSC_6936
ホイールサイズは、451を採用。



DSC_6939
タイヤサイズは、23-451で、ロードバイクと同じ細さ。
ここは、SHCWALBE DURANO 28-451が、お勧め。圧倒的に乗り心地が良くなる。


DSC_6940
リムは、2018より ALEXRIMS から ARAYA AR-213 に変更。



DSC_6941
フロント、リヤハブ:Shimano 105



DSC_6937
サスペンションを持たなくとも衝撃振動を吸収してくれるカーボンフォーク。オプションのマットガードの取り付けボルトは外側に変更となった。


DSC_6942
ブレーキキャリパー:BR-R7000



DSC_6945
大径チェーンホイールは、Sugino RD-5000 56-42T。



DSC_6946
フロントディレーラー:FD-R7000



DSC_6947
リヤディレーラー:RD-R7000



DSC_6948
カセット:Shimano 105 11-30T  11 Speed
チェーンステー内側には輪行時のチェーンフックが付く。


DSC_6950
デュアルコントロールレバー;ST-R7000



DSC_6951
400mm 幅のドロップバーは、クランプ径31.8mm。ステム反転と40mm スペーサーで70mm幅までのセッティングが可能。



DSC_6949
サドルは、VELO から prolgo に「変更。



DSC_6953




DSC_6955


RSC 世のミニベロ中、一番の男前であります!


船長のチタンフレーム PASSONI(21)【橋輪Blog】

センターマウントは、ポジションチェンジが簡単になったのか?

従来型のの ROTOR クランクは、アウターとインナーリングをスパイダーアームに固定する五つのチェーンリングボルトを全て入れ替えてポジション変更していた。新型アルデューでは、センターマウントのスプラインを入れ替えるだけでポジション変更が可能とあるが? では各ポジションに入れ替えてみよう。

IMG_3178
IMG_3178
先ずはポジション1から。ドライブ側のクランクアームの向きは、OCP ライン上に。


IMG_3179
10mm アレーンキーで締め込めば、右クランクアーム取付終了。


IMG_3180 - コピー
これで OCP No.1 にセット出来た。


IMG_3182
IMG_3182
次にもう一度右クランクアームを外し、隣の3を飛ばして5へ。クランクアームは元の位置へ取付。


IMG_3183 - コピー
一気に1〜5へ変更出来た。



IMG_3180
IMG_3183
分かりやすいよう二つを並べてみた。OCP No.1 は、クランクアームが時計の針で15時。最大オーバル率が既に頂点に迫っておりパワー型ライダー向けだ。これに比べ No.5 は、最大オーバル率が頂点に来るころはクランクアームは、14時を指しているだろう。一番パワーが出やすいと言われる4時だ。この範囲で自分に合ったポジションを選べば良い。なるほど簡単、これなら10mm アレーンキー1本あれば出先でもポジション変更が即出来る。


でもノンドライブサイド(左クランクアーム)は?

IMG_3186
IMG_3173
OCP No.5、3、1 は、右クランクアーム取付位置が同じ位置にくる。



IMG_3197
プリロードアジャスター付きの左クランクアームは、右側同様にアクスルにフィキシングボルトを締め込むことにより固定する。完全固定後にプリロードアジャスターでガタを取り除いてあげる方式。


IMG_3187
これで左クランクの取付完了。この後現在のポジション / OCP No.(以下 P)P3からP1又は、P5へチェンジしても右クランクの位置は変わらない。


IMG_3188
IMG_3174
次に180°反対側の P4にしてみると、


IMG_3189
あらクランクアームが同じ方向を向いてしまった。


IMG_3190
もう一度左クランクを入れ替えるのが面倒ならば、


IMG_3191
チェーン噛み込防止ピンを抜いて、



IMG_3192
反対側に移動し、


IMG_3193
こちらに右クランクアームをセットすれば良い。



IMG_3194
だが QRINGS のロゴが反対に。まあテストだから気にしなければ良いのだが。




q-rings_dm_l1[1]
なるほどスパイダーリングには、ROTOR のロゴが追加され上下が無いようにしたんだ。



IMG_3195
IMG_3175
最後に P+0.5。


IMG_3196
これは気にしないわけにもいかない。

結果は、左クランクアームを外さずポジションチェンジできるのは、P1、2、3、4、5(正しP2、4は、チェーン噛み込防止ピンの入れ替えが必要) で、0.25単位の細かなチェンジは、左クランクも外す必要がある。一度プリロード調整しても他のスプライインと勘合させた場合同じプリロードになるとは思えないので調整は都度となるだろう。

チェーンリングボルトを外すのと左右のクランクアームを外すのと、どっちが早いか分からんようになってきた?


船長のチタンフレーム PASSONI(20)【橋輪Blog】

  やっとクランクが組める

IMG_3150

待ちに待った ROTOR 新型アルデュークランク用5アームスパイダーが到着。これでやっとクランクが組める。

IMG_3151
ALDHU 24mm アクスルクランクは、3ピース構造。Oリングが2個付属するが何処に使うのか不明。



q-rings_dm_l1[1]
これがスパイダーリングと呼ばれるアルデューチェーンリングで7075アルミ材から一体削り出しで作られる。一体型なので勿論チェーンリングボルトもない。ポジションの変更はセンターマウントのスプラインのみで行う。



IMG_3153
ROAD SPIDER DM 110×5 SET  7.980円(税別)
セットと言ってもチェーンリングボルトは付属しないが、予定価格より安くなった。



IMG_3155
従来型の5アームチェーンリングを新型のアルデュークランクセンターマウントへフィッティングできる。



IMG_3159
船長のROTOR チェーンリングボルトの余りがあった。



IMG_3160
Q-RINGS 36T INNER  9.400円(税別)は新たに取り寄せた。



IMG_3158
さて問題はこれ、スパイダーアームをチェーンリングの何処のポジションに合わせるかだ。



IMG_3161
5 スパイダーアームには、説明書は付属しない。チェーンリングやクランクに付属する説明書を全部みたが、5 スパイダーアームには一切触れていない。


IMG_3163
そこで考えたのが、センターマウントでポジション変更できるのだからチェーンリングボルトは、一番ニュートラルな位置に取り付ければ良いのではないか。上の写真は、ポジション(・)と(・・・・・)の真ん中の3にある。この反対側に(・・)と(・・・・)。5段階の真ん中ニュートラルは、3だろうと。


IMG_3162
勿論インナーリングもポジション3.



IMG_3164
重ねてみてオーバル率が合っていれば間違いない。



IMG_3165
こうだと信じて組んでみる。



IMG_3171
アクスルのスプラインに刻印されたポジション(OCP No.)左から5、3、1が見える。この180°反対側に2、4がある。


IMG_3166
設定したい OCP No. を選択し、



IMG_3167
そのライン上にチェーン噛み込み防止ピンを取付け、右クランクアームがこの上にくるようにセットすれば、ポジション3となる。


IMG_3173
現在、ポジション(OCP No.)3。その左右が5、1。



IMG_3174
180°反対側が4 と 2。これでポジションは5種類。



IMG_3177
更に OCP+0.25 にポジション3を合わせれば、ポジション3.25になる。



IMG_3175
同じくポジション3.5。



IMG_3176
同じく3.75となる。

つまりこうだ、

OCP No.1 1.25 1.5 1.75
OCP No.2 2.25 2.5 2.75
OCP No.3 3.25 3.5 3.75
OCP No.4 4.25 4.5 4.75
OCP No.5 5.25 5.5 5.75


この様に20通りのポジションが選べるってことだ。HPにある「0.25(単位なし)刻みでポジション調整できる」は、0.25ポジション刻みと言うことだ。また小径車に組み込みの際は、OCP ポジション0、−1、−2などの仮想ポジションが必要になるだろう。

IMG_3185

そして5スパイダーが届いたところで船長は短い休暇を終え海原へ!

船長通信






















営業日カレンダー
2025年2月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
2025年3月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
記事検索
Archives
  • ライブドアブログ