2018年08月

MOULTON DOUBLE PYLON を組む 2【橋輪Blog】

MOULTON DOUBLE PYLON を組む 2

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シートピラーを取り付けてバイクスタンドにセット出来ました。今日はフレームの下準備と言うことで、BB シェル回りをやって行きましょう。ダブルパイロンフレームは、フレクシターサスペンションフロントフォークが「The HALL of Moulton」(ザ・ホール お城)でアッセンブリーされてきますのでフロントセクションの加工修正工程がいりません。

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先ずは、BB タップでハンガーネジの修正を行います。ハンガー規格は、BC1.37 × 24(JIS)。



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左右から挿入したBB タップのきっかけが乗ったら、



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左右同時進行で切って行きます。



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深さはこの程度だろうか?200万円のフレームに緊張が走ります。



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結構削れましたね。



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綺麗になりました。




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仮のBB をセットしてみます。抵抗なく奥までねじ込めればOKです。



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続きまして BB フェイスカット。右はだいぶ凸凹してそうです。



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JIS アダプターを右側にセット。



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左側から削って行きます。



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ちょっと待ってくださいこれ際どいですね。



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カッターの刃がフランジを削りそうですね。



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最悪傷つく覚悟で、



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面一枚削ったところで、



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何とかなりましたね。



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続きまして右側。こちらは凸凹が深くれフランジのロウ付けも大分盛ってます。



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おっと!ざっくり行ってもうた!



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あ〜あ、これぼくのせいですかね?

薄刃の刃があったとしてもBB が乗ってしまいます。大きなキズは付きましたがBBの平行度が出なければ、どんなに良いBB組んでも良い回転は得られません。ま、BB組めば見えませんので。これでBBシェルの下準備は終了。

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果たしてリヤアームピポットは改善されているのか?

MOULTON DOUBLE PYLON を組む【橋輪Blog】

MOULTON DOUBLE PYLON を組む

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ダブルパイロンの組み立てに入ります。先ずはシートピラー。何故って?これが付いていないとバイクハンガーにセット出来ないので作業が始まりません。

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MICHE(ミケ)スーパータイプシートピラー 13.400円(税別)
Φ27.2 250mm  274g  6062 Alloy


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販売当初は、シルバー、レッド、ゴールド、ブルー、ブラックのアナダイズドカラーラインナップでしたが、現在は、シルバー、ブラックのみの販売になっております。


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なのでレッド、ゴールド、ブルーはもう手に入りません。
(各色1本ずつのストックで終わりです)


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大きく肉抜きが施されています。



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ヤグラは特殊なサドルロックシステムとなっています。



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勿論シルバーをチョイス。



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ダブルパイロンのシートチューブサイズは、27.2mm。



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ところがこれが入んねーっす!他のダブルパイロンをみてもきついみたい。



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ならば何時もの手で。先ずピンチボルトを抜きます。



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そして反対側のネジ山がある方から入れちゃいます。



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そしてスリットの隙間に薄口スパナを挟んで締め上げると、



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はい広がりました。

モールトンダブルパイロンの組み立て恐る恐るスタートです。

明日は、フレームの下準備を


Kitt カーボンバトンで大きくイメチェン Verge D9【橋輪Blog】

Kitt カーボンバトンで大きくイメチェン Verge D9

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 以前にもご登場いただいた T H さんの ULTEGRA Di2 搭載の tern Verge D9。ALEXRIMS R390 だったホイールを Kitt Custom Carbon Tri-Spoke  Wheel に組み替えました。同じ451でも物凄くロー&ロングになったように見えますね。これは特に406より451の方が顕著に現れます。


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Kitt Custom Carbon Tri-Spoke  Wheel 451



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タイヤは、TIOGA FASTR X S Spec 20×1 3/8(34-451)



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フラットバー仕様のコクピット回り。



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ハンドルバー:金輪カーボンフラットバー



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グリップ:ERGON GS3



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ブレーキレバー:RIDEA XFH



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Vブレーキアーム:RIDEA CSV



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ブレーキシュー:TIOGA 453CV



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クイックレバー:RIDEA ES2D-74 & ES2D-135



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シートクランプ:RIDEA tern Verge フレーム用クランプ Φ38 



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KCNC TORX SCREW 2PCS ゴールド



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シートピラー:FFR チタンシートポスト



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クランク:ROTOR 3D24
チェーンリング:ROTOR Q-RINGS 130PCD 54T



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BB:RIDEA BB24-ES68



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ペダル:Wellgo MTB PD-WG-210



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リヤディレーラー:Shimano RD-6870-GS ULTEGRA Di2



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プーリー:RIDEA PYL1-11TS
チェーン:KMC X11SL ゴールド



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カセットスプロケ:Shimano CS-9800 ULTEGRA  11-32T



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ロースプロケット:FOURIERS ロードスプロケット36T CR-DX008-SK36。アルテグラの13.14.15T から13T を抜き取り取り付けました。
Kitt トリカーボンホイール前後セットは、エンド幅74 / 130mm だが、Verge D9 のリヤ135mm に対応させるため KIMORI ファクトリーで7075から削り出したシャフトに交換している。


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外装バッテリーは、リクセンのボトルフィックスでシートチューブに。



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シフター:SW-M9050 XTR ファイヤーボールシフター



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インフォメーションディスプレー:SC-M9050



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MINI LOVE カスタムバイクコンテストへのエントリーをリクエストしておきましょう!

Kitt バトンホイールもっと見たい方は、⇒ こちら


ラジコン機も危なかったが、ラジコンカーもヤバイ【橋輪Blog】

ラジコン機も危なかったが、ラジコンカーもヤバイ

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これは、昨日火曜日の写真で最高の天気であります。大変重宝しているスズキエブリイ。大きめのラジコン機が2機、小さめの機体が2機の計4機が余裕を持って安全に運べる最愛のトランスポーターです。綺麗な飛行場ですがここまでの道のりには4輪駆動が不可欠。そのラジコンカーにも危機が迫る!

エブリー
一見綺麗に見えるが、



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屋根を見てびっくり!塗装が剥げてます。ボディーのコーティングを頼むたびにビカビカを希望して毎回ポリッシャーを当ててもらってたのがまずかった。既に下地の鉄板が顔を出しているので錆びて穴が開くのは明白であります。これはもう再塗装するしかないな。さて何色に塗る?


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白のホイールと黒のオーバーフェンダーは外せないから、



スイフト
スズキだし、もう30年若かったらスイフトのイエローだったな。チャンピオンイエローって言うんだって。



エブリーシルバー
ま〜無難で高級感があるのはシルバーかな。こちらスズキシルキーシルバーメタリック。でも佐川急便みたいだし。


アマゾン
昨日、16号線外回りで見かけたのが VOLVO V40 のグレー。

調べたらアマゾンブルーって言うんだって。そういえばボルボアマゾンってあったね。懐かしい!シーズンオフにこの色に塗るかな。

こーゆーのもまたラジコンの楽しみであります!



ロックタイトには賞味期限がある【橋輪Blog】

ロックタイトには賞味期限がある

8月18日(土)茨城県取手市柏ラジコンクラブ飛行場を順調に離陸した74”(ウイングスパン74インチ)slick 580。2サイクル35cc エンジンは慣らし運転中ながら快適な飛行で1フライトを終了しようとしていた。8分にセットしたタイマーアラームを聞きながら最終旋回し着陸に向けてアプローチを開始。滑走路までちょっと足りないかなと思いエンジンを”ブン”とひと吹かしのつもりが、”ブ〜〜〜”、とえらい勢いで突っ込んでくるではないか!スロットルが閉じきらないのだ。仕方なくそのまま滑走路に滑り込み接地後スロットルカットを試みるがエンジンは止まらない。もうランウェイエンドまで3m しかない。ラダーを目一杯左に切りU ターンするもまだ回転は下がらずまた逆方向へ加速を始める。ギャラリーは、また離陸するのかと思って楽しみに見ているが、基本無風でなければ往復で離着陸することはない。パニック状態のまま滑走路中央を通過。再度フルパワーにしてテクオフさせることも十分可能だが何とか滑走路内で停止させたい。緊急用に設置していたイグニッションカットスイッチをOFFに切り替え点火をカット。その後10M ほど走りようやくタイヤの回転が止まった。この日は珍しく涼しかったが日汗をたっぷりとかくこととなった。

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LOCTITE 222 が、低強度タイプで、243が中強度タイプ。代表的なネジの緩み止め材だが、早く言えば接着剤だ。ボルトに塗布しただけでは固まらないがボルトを締めて空気を遮断すると硬化する。



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モールトン研究室に出向き DV-1 のフレーム組立をした時にダイナベクター富成次郎氏から教わったのだがロックタイトには賞味期限があると言うこと。


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この時開封したてのロックタイトだったので一滴ではなく半摘に留めて置いたが、ご覧の通りガッチリと硬化していた。


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先に納車となった”オッサン”のネイビーブルーの時も苦労したがネジロックが固すぎた。ターンバックルの要領でスプリングの強さを調整しようにもスプリングがよれるだけで全然調整が出来ない。半摘でもこれでけ効くのだ。


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さて問題の飛行機の方はどうなっていたか?



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パイロットもさぞかし恐ろしかったろうに。



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エンジンには何も問題なさそうに見えるが、



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カーボンスピンナーを見れ下さい。こんなにも動いています。エンジン内部の破損であればこんなに動くことはありえない。エンジンマウントだ。


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プロペラシャフトが随分と右下に傾いてますね。



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カウリングを外してみましょう。



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ウえ〜!エンジンマウントが?



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4本あるエンジンマウントの内右側。下側は完全に緩み上はもうすぐ外れる寸前。



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左側では最早、上下ともボルトが抜け落ちてました。



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最後にブンと吹かした途端エンジンが前に出てスロットルリンケージを引っ張ったのだ。



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内部から見てみると辛うじて残るボルトが見える。



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こちらは完全に抜け落ちている。



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他ならケチっても、趣味の大事な飛行機だから絶対緩んではいけないとたっぷりしたたる程にロックタイトを塗ったのに全く効いていなかったのだ。工作室のロックタイトが賞味期限切れだったのである。今考えると再離陸させなくて良かった。4本のボルトの内2本が何とか繋がっていたが、ラスト1本になったことを想像するとぞっとする。プロペラの反トルクで機体からエンジンが回されプラグコードや燃料ホースなどを引きちぎりながら機体とエンジンがセパレート。うあ〜恐ろしい!

皆さんロックタイトは、開封日を記入し早めに捨てることをお勧めします



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