2018年06月

指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その9【橋輪Blog】

指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その9

チェーン跳ねによる異音の検証などしているうちに船長の休暇も終わってしまって船上の人に。すいません間に合いませんでした。次の休暇までお預かりなので残りは慎重に組ませて頂きます。シマノに送った10速ギヤは、新品になって帰ってくるのを見越して予備の CS-9000 から頂いちゃいました。フロント変速が単独で操作できる今の状態で試運転後、ST-R9160 新型 TT レバーに交換です。

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まさかの短いメスのエレクトリックワイヤーだったため取り寄せた EW-SD50 200mm と400mm 延長ワイヤー。



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ST-9071 では、露出のエレクトリックワイヤーをブルホーンに這わせるための背骨を付けた。(フロントシングルだったので左には配線が無い)


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ところがどっこい ST-R9160 は、内装になってる!



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最初にブルホーンを取り付けた際に開けたブレーキワイヤーの穴からエレクトリックワイヤーを引き出したら後々切れるよな。



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エレクトリックワイヤー専用に別の穴を設けましょう。



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エレクトリックワイヤーを保護するのにグロメットを付けます。



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グロメットの谷寸法が14mm なので、



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中央に14mm の穴を開けました。ステムの中間なので強度的な問題はない。ですがセンターからの2本出しに変更したため右側200mm の延長EW-SD50は届かなくなります。



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これでエレクトリックワイヤーが2本出せます。



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さてこのエレクトリックワイヤーをどうやって導くかですが、



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今回思いついたのがスパイラルチューブ。



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引っ張ると絡み付くように締まるので、



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こいつは好都合です。良い考えでしょう。



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インナーケーブルは、KCNC チタンケーブル。1本7.000円もするこいつの扱いは何時も緊張します。



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先にブルホーン内にスパイラルチューブを通しておきエレクトリックワイヤーに巻きつけます。



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そして引っ張り出すと、



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上手い具合に出てきました。



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次にブレーキアウターケーブルをインナーに導いてもらいながら挿入します。



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ですが今回、KCNC の使用は見合わせます。1700mm の KCNC では、ブルホーン使用時に長さがギリなんです。ST-R9160 に付属してくる 2000mm の DURA-ACE に変更します。


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長さに余裕が出来たのでブレーキバナナにアジャスターを追加しました。アジャスターを縮めることでワイヤー取付ボルトを緩めなくともブレーキがリリース出来るようにしました。これでホイール着脱も楽になりましたよ。そうそう何でVブレーキなのにTTレバーで引けるのかって、406ベースのフレームを451化し、ブレーキシューが届かなくなった分ロングアームにするとレバー比が合っちゃうんですよ。

シマノに、EW-SD50 400mm 注文ですね


指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その8【橋輪Blog】

指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その8

チェーン跳ねの異音の問題は、10速12T ギヤ(トップから2番目)が悪さをしていることが分かった。それではどんな悪さをしているのか探ってみよう。ちなみに RIDEA のプーリーは、関係ないと分かった時点でオリジナルに戻しました。カッコよかったんで少し残念ですが、色々変えてしまうと何が原因なのか掴めなくなりますからね。

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アウターリンク進行方向後ろ側(写真で見ると右側)のピンに赤のマーキング。これが悪さの始まりです。


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赤マークの前のローラーは、綺麗に9速ギヤに乗っています。



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次に問題の赤マークのローラーですが少し浮いていますよね。



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浮いたまま進んで行き次の無印ローラーが噛んで次に白マークと続きます。



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白マークのローラーは、完全に浮いています。ここから5mm 程進むと、



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パチンと嵌り込みます。これが異音です。



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今度は斜め後ろから見てみます。10速ギヤがチェーンアウタープレートを押しているように見えます。



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パチンと鳴った途端に離れてますね。



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紙切れを挟んでみましょう。



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パチンと鳴った瞬間落ちました。



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怪しい歯に黄色のマーキング。しかも2回転に1回だけパチンとなるのは、この後一回転すると怪しい歯が、インナープレート(アウタープレートの谷間)に移動するため干渉がなくなる。


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この裏に絶対何かがある!



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黄色にマーキングされた10速目の歯が、しらばっくれて整然と並んでいます。



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下側が問題のなかった新品の10速ギヤ。「11s」は、11速で、「12A」は、12T。「NA」「MD」は、製造年月日を表すだけで同じ製品らしい。


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裏返して見ましょう上を向いているのが怪しい歯です。奥が怪しい歯ですが、手前の新品と変わらないように見えますよね。ところがこれ、手前に傾けて見ますと・・・・・・



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ほれ、爪が引っ掛かる段差が付いています。これがアウタープレートを押し上げていたのですよ!隣のギヤにも段差がありますね。これ絶対切削不良ですよ。DURA-ACE でもこんなんあるんですね。


しかし良く見つけたでしょう。誉めて下さい。この段差をリューターで落としてあげれば確実に直るのにシマノに言ったら「加工しないでそのまま送って下さい」だって。検証後新品と交換してくれるそうです。ああ、一生懸命原因を突き止めたのに・・・直したかったな。

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シマノに送ります!


指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その7【橋輪Blog】

指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その7

前回、船長通信で登場のの素敵な方達は、めちゃくちゃなクライマーで、富士ヒルや、棒イギリスサイクリングウエアメーカーの(Ra...)のプレステージ等やグラベル(未舗装)激坂や、各イベントに参加される程の最強サイクリストなんだそうです。さてチェーンが跳ねる異音の問題ですが、ガイドプーリーに原因有とみた。



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白でマーキングした歯でチェーンが跳ねる気がするが曲がっているわけでもない。



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右の RD-9070 と入れ替えようかと思ったら形状が全く違いました。



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RIDEA PYL1-11TS スチールベアリング 2.850円(税別)



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取り合えずテストと言うことでRIDEAに交換してみます。ボルトを抜く際、この手の六角レンチはタブーです。



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ロックタイトがガッツリ塗布されてますねで、必ずソケットレンチを使いましょう。



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ガイドプーリーには G-PULLEY、テンションプーリーには T-PULLEYの刻印がありそれぞれ回転方向が指示されています。


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EIDEA にはなさそうですが一応(11)のマークを外側にしてみました。



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あと、RIDEA の文字が見えるように。



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ROTOR のレッドBBに合ってカッコいいですね。ここ自転車の回転部で一番高速に回るところですからえね。



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ところが全く異音は消えずプーリーでは無かったみたいです。



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こうなるとカセット?




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見た目は全く異常なし。



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先ずは洗浄してみます。



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これが問題の9速13T。何処が良くて悪いのか見当が付きません。全ての歯が違う形をしている様に見えます。



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船長のストックで、CS-9000 11-23T がもう一つありますからここから入れ替えてみましょう。

原因があるとすれば、9速13T もしくは両隣の10速12T、8速14T です。テストの結果は、9速入れ替えて変化なし、10速入れ替えると治りました。初めの9速は元に戻しましたが異常なし。やはり10速12T が悪さをしているようです。

SORA だってこんなことないのに DURA-ACE だぞ!



指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その6【橋輪Blog】

指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その6

さて、大手術開始であります。3mm スペーサーを入れる分左側BBシェルを削るのですが、3mm と言ったらフェイスカットではなくパイプカットであります。

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前回、ROTOR BB を組むにあたり一度フェイスカット済です。右3時半方向にまだ少し塗装が残っているのは寸止めしたからです。目安で、3mm のところにマスキングテープでマーキング。


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シェル幅を測っておきますと68.10mm。



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忘れないように68.10と書き込みます。



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フェイスカッター登場、これから長い旅の始まりです。



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美味しそうな切粉がモリモリ出ていますが、これが最初だけ!3mm なんてあっという間と思うでしょう。説明します。



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ピンクがBBシェルでイエローがフェイスカッターです。初めは塗装が剝けて次第に母材が見えてきます。


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フェイスカットでしたら全面全てでなくとも均一に面がある程度出たらここで終了です。赤丸の部分ですが、フェイスカッターよりDAHON BB シェルの方が外径が大きいのが分かります。


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そのため更に掘り下げて行くとこのようなツバが出来上がって来ます。こうなると最悪でカッターから切粉が排出できなくなり全く切れなくなるんです。しかもどんだけ削ったかノギスでのシェル幅測定ができません。


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ツバが出来たら角にアールが付くまでリューターで一周削り再スタートです。なので結構時間が掛るんです。あ〜外径のでかいカッターが欲しい!



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頑張って目標ラインまで到達!



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しかも目標3mm まで、0.01mm の正確さ。



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洗浄して終了。



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3mm スペーサーを右に入れてBB をセット。



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これでクランクが右に3mm よっこしたわけです。



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右クランクアームをフィキシングボルトを締めこんでセットします。



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ROTOR 3D クランクは、ここでチェック!クランクアームを持って軸方向(手前、奥)のガタがあるのを確認。フィキシングボルトを締めこんだだけでガタが無くなってしまうようであれば、BBシェル幅があり過ぎです。


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次に左側にあるプリロード調整ナットをガタが無くなるまで締め込みます。気持ちベアリングにプリロード掛けたぐらいでストップ。


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スムースな回転を確認したらイモネジをロック。ですから多少削り過ぎてもOKなんです。ここがROTORの素晴らしいとこです。


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頑張った甲斐ありフロント変速が出来るようになりました。



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ところが、9速オンリーでチェーンが跳ねる異音が発生!チェーンラインは、真っ直ぐなシフト位置なのに、何がどうした?

次回につづく、



船長通信

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・今回の私の休暇は、こんな方達と("裏しまなみ")を、とても楽しくライドさせて頂きました。(笑)。




BIG APPLE な K3 【橋輪Blog】

BIG APPLE な K3

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昨日ご紹介した DAHON NEW モデル K3 だが、やはり「太いがカッコいい」をやりたくなってしまった。太さ1.35と2.00では、タイヤ外周が大きく変わり高くなったファイナルレシオで確実にトップスピードが伸びた。同時に安定感が増し、少ない転がり抵抗とソフトな乗り心地を得た。




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SCHWALBE BIG APPLE 14×2.00(50-254) 2.600円(税別)




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フロントエンド幅は、通常のダホンと同じ74mm。



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リヤは、EEZZ と同じ異例の85mm。




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ローにシフトした際、タイヤ側面とディレーラーのケージが接近しますが、通常の調整通りローギヤとガイドプーリーが一致するところにローアジャストスクリューを持ってくれば干渉しません。(ギリだけど)



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タイヤ周長を測ってトップギヤで、クランク一回転で進む距離を算出してみましょう。



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オリジナル KENDA 1.35 が、1020mm で約6m。



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BIG APPLE 2.00 が、1100mm でしたので約6.5m と大きく差が出ます。




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Vブレーキとの干渉もOK!




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センタースタンド取り付けてみました。BIG APPLE では、451ホイール用がピッタリでした。




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こいつは良い走りをしますよ。もう20インチなんていらない感じ!

BIG APPLE な K3 試乗できます
※試乗には身分証明書の提示を頂いております


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