2018年02月

先生の MOULTON APB その4【橋輪Blog】

メインフレームの分解

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前回フロントフォークを分解した先生のAPBです。調べてみるとAPB は、1992年から2005年までパシュレイ社でライセンス生産され、この先生のモデルは、92〜94の3年間に作られた初期型で、最初の1992年モデルである。その後1995年からパシュレイ社の経営陣が変わり品質が向上。2000年よりマテリアルをレイノルズ531に変更し大幅な軽量化を図った。

てことはこのフレーム、クロモリじゃなくてハイテン鋼なのか。だからこんなにも重いのか。当時228.000円もした自転車だが、最終型と比べてしまうとお粗末なフレームという事が言える。だが何とも”再初期型”という言葉の響きには、グっと来るものがある。


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フレームのフロントセクションを分割する。金属の筒は、ケーブルジョイント。



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後期型は、ロー付けで組まれるが初期型は無骨な溶接だ。



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ロックリング周りには錆びが浮いている。



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ロックリングを緩めてボルト1本外せば、



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簡単にフロントセクションが外れる。



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非常に気になるのがフロントディレーラー取付台座。こちらを向いてしまっているが、取付ブロックが別にあるわけでもなく、当時この向きに直接取り付けられるフロントディレーラーがあったそうだ。フロントダブル化の予定だったが、これでは諦めざる負えない。

明日につづく、

2018 DAHON Dove Plus 試乗インプレッション【橋輪Blog】

2018 DAHON Dove Plus 試乗インプレッション

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以前、モールトンTSR の試乗インプレッションをお願いしたT 氏に今度はDAHON 最軽量モデルのDove Plus に乗って頂きました。

【試乗レポート】DAHON Dove Plusはやっぱりプラス


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Dove Plus は、⇒  こちら

DAHON Dove BIG APPLE Plus 試乗出来ます!
※試乗には身分証明書の提示を頂いております


インドのスラム街からSRAMへの旅〜カセット編【橋輪blog】

インドのスラム街からSRAMへの旅〜カセット編


みなさま、こんにちは。以前、何度かこちらのブログで記事を書かせて頂いていた、Yuboです。最初のタイトルから意味不明な、ちょっと苦しいスタートとなってしまいましたが(汗)何卒ご容赦ください。。

昨年インドに赴いた際に記事をアップさせて頂いて以来、およそ半年ぶりの投稿となります。当時はインドにtern verge P10を持参して道中のよもやま話をご紹介させて頂きたかったのですが、その後、短期出張などで兎にも角にも仕事の方が忙しくなってしまして(汗)、橋輪さんともしばらく疎遠になってしまいました。。。

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その埋め合わせといったらナンですが、鮮度が命のブログネタとしては、もはやインドの渡航話をご紹介するわけにもいかず、誠に僭越ながら別のテーマを掲げて記事の投稿を再開させて頂きたいと思います。渡航話については折を見て少しずつ共有させてください(汗)

ganesa
さて、心機一転して次の企画として考えたのが「SRAM Red eTapでいってみよう!」というものでした。私が電動式として触ったことがあるのは、Ultegra 6800系 Di2ぐらいですが、導入当初はその素晴らしさには感動すら覚えたくらいでしたので、もちろんシマノ製品に思い入れがないわけではありません。

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もし予算が許すものならは、次のステップとしては、ちょうど時期的にも旬なDURA ACE R9100系やUltegra R8000系を選択するところですが、それではネタとしては面白みがないので、敢えて日本ではマイナーなSRAMを選んでみることにしました。

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使い始めたばかりの私が語るのもなんですが、SRAM eTap については常に勉強の日々で、購入前に商品情報を調べてみたり、実際に使ってみたり、そしてきっと近い将来何らかのトラブルに遭遇したりした場合でも、常に新しい発見があります(たぶん)。ですが、橋輪さんには、そういった心躍る日々を迎える前の段階で、とりあえず何も考えずに「組み付けは eTap でお願いします!」と伝えただけでした。

とどのつまり恥ずかしながら、グループセットに何が含まれているかもろくに確認せずに、eTap の注文をお願いしてしまったわけです。正直なところ、この段階で初めて具体的にグループセットの構成について調べ始めました。下記の画像がネットから適当にとってきた、SRAM Red eTap のショートケージの最小限のグループセットです。

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SRAM Red eTap Groupset

一般的なコンポーネントの枠組みに限定してピックアップしてみると、この構成には左右のシフターと、前後のディレイラーしか含まれていませんね。SRAM 初心者の私がいうのもなんですが、実際には最小限のeTapのグループセット選択にあたり以下の2つの指標があります(社長、間違ってたらコメントください)。

  1. ブレーキはワイヤー式にするのか、油圧式にするのか
  2. カセットはどれぐらいのレンジを使うのか

SRAM が最初に eTap をリリースした際には、上記のような選択肢はなく、後からHRD(油圧式)シフターがリリースされたことにより上記1の選択肢が生まれ、またWiFLiをリリースしたことにより上記2の選択肢がうまれました。

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SRAM Red eTap WiFLi Groupset

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SRAM RED eTap HRD

油圧式はいつか使ってみたいですが、とりあえずスルーすることにしたので、1については検討の必要性がなくなりました。2についてはずっと使い続けてきた11-28Tではない選択肢を求めて色々考えてみた結果、WiFLiの方を選択しました。

ですが、ここでまた失敗をやらかしてしまいました。WiFLiのガイドプレートは長いため、私は以下の表な形で11-25Tから11-32Tに対応しているものと思っていたので、これと組み合わせるカセットとしては11-25Tを購入しました。

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ところが、ネットでよくよく調べてみると、どうやら11-25TとWiFLiとの相性はよくないようなのです。SRAMも11-26Tから11-32Tの範囲で組み合わせることを推奨しているとかいう情報もありました。したがって、おそらく実際には以下のような組合せが推奨されるのではないかと思います。

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いずれにしろ、正確なことは分からなかったので、11-25Tと11-26Tを比較してみたのですが、よく見ると違っているのは25Tと26Tの歯だけではないですか!だったら、このローの一枚だけ使わなければ、今度カセット交換用に11-26Tを購入して、一枚だけ差し替えれば11-25Tも11-26Tとして生まれ変わるかも、という淡い期待を頂いたのでした。

とりあえず私にはメーカーの伝がないので、こんなバカな質問をするのは気が引けたものの、他に調べる手段もないので、やむを得ず橋輪社長に尋ねてみたところ、「SRAMのカセットはシマノみたいにバラの組合せではなく、トップ以外一体型だからダメでしょ」とのあっさりとした回答が。。

まじっすか!と思って、早速自宅にもどってから確認してみました。

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えーほんとに?

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確かに一体型になっているが

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ちゃんとRedって書いてあるし

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ギアの隙間にはゴムが入ってる。。。ところが

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ほんどだ!11Tの一枚しかとれない!

したがって私の目論見は完全に崩れ去り、やむを得ず11-25Tは返品することにしました。先ほどの表に追記すると、以下のように11Tだけが一枚で他の10枚が一体型になっているようです。

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ちなみに、以下の箱は11-28Tと11-32Tのものですが、ご覧のように11-32TにはWiFLiという表記がある一方で、11-28Tはありません。その心は「WiFLiのみ対応」ということを示しているようです。11-28TはShortでもWiFLiでも使えるからなのか、何も書いてません。

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では11-25Tではどうなっていたかというと、すいません、そんなことをよく確認する前に、とっとと返品してしました(汗)したがって、結局のところ未だにWiFLiでどこまでいけるのか、その答えは棚上げになったままです。


カセットの選択が概ね決まったところで(結局11-28Tに戻ってしまいました)、この段階でコンポーネント関連で別途調達しなければならなかったのは、残りは以下のような部材でした。

  • クランク
  • チェーンリング(インナー&アウター)
  • ボトムブラケット(いわゆるBB)
  • チェーン
  • カセット
  • 前後ブレーキ

次回はこの中からどれかをピックアップしてお話させて頂きたいと思います。

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先生の MOULTON APB その3【橋輪Blog】

フロントサスペンションの分解に苦戦

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再生産されたAPB のリペアーキットを発注するため先ずはフロントフォークを分解します。何故なら前期と後期型では、スプリングとピストンの太さが違うのだそうです。初期のモールトンによくある事のようですが、スプリングの下に入っているピストンがコラムに固着してしまい作動不良を起こすそうです。こうなるとスプリングが抜けないハプニングが・・・・・・

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ヘッドパーツは、全く問題無し。



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ボトムリンクを分解すれば、ピストンはサブフォークと共に抜けてくるはず。



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あら? ピストンがない!



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本来ならばこのスプリングアジャスターと呼ばれる部品のボールジョイントにピストンが嵌っていて、一緒に抜けてくるはずなんです。


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てことは、コラム内にスプリングを抱え込んだまま固着したピストンが居るってこと?



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では、コラム内がどうなっているのか汚い絵で解説しよう。



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構成部品は単純で、先ずコラムを貫通するピンが入っている。上から覗くと右のようになる。



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そしてクラウンレースのあたりにピストンがあり、(これがコラムと固着しているとみられる)



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そしてその間にスプリング。サブフォークが沈んでくるとボールの付いたスプリングアジャスターを押しピストンがスプリングを圧縮する仕組み。


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上から見るとスプリングは、このように見える。



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もしピストンの固着がなければ、ピンを避ける半円の中に入る棒があれば、汚いグリスとともにピストンとスプリングは、ドロッと出て来るだろう。ところが動かぬピストンは、その棒をハンマーで叩いたところでスプリングが吸収してしまいビクともしない。


人には見せたくないSST

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何かその辺にあるもので解決できないか? ママチャリに使うカゴの足だ。



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こいつでSST(特殊工具)を作る。



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先端のハブ軸が通る部分は、先ほどの半円にドンピシャ。



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スプリングに到達する長さに圧縮代をみてマーキング。



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こんな形に曲げてみた。カゴの足と言えど万力、5ポンドハンマー、軍手必須ですから。



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底辺の部分を少し凹ませたのには意味がある。



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次に用意したのはドライバーとタイダウンロープ。



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No.3 のプラスドライバーが絶妙にフィット。



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そしてドライバーとSST(と言ってもカゴの足)に掛けます。体重を掛けながらフルボトムの状態までタイダウンを締め上げます。この時タイダウンが滑らないよう底辺を凹ませておいたのです。


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今、スプリングは、フルボトムでバネが線接触をおこし最早バネではなく一つの塊です。



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この状態でSST の底辺に一発くれれば・・・・



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大成功!



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ピストン径を測ると20.41mm。初期が20.2mm で後期が22.2mm なので初期型のリペアーキットを注文です。


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ピストンを洗浄してみると現在のタイプと違いカッチっと強く嵌り込むものではなく、ただの臼でした。


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固着したピストンが何とか外せて一安心。このSST は、人に見られぬ所にしまっておこう。

おそまつ!

GAMIN Edgh 1030 / Varia UT 800【橋輪Blog】

 GAMIN Edge 1030 / Varia UT 800

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GAMIN Edge 1030 セット 86.000円(税別)
GAMIN Varia UT 800 スマートヘッドライト 19.800円(税別)

船長からオーダー頂いたガーミン最新のサイコンとスマートヘッドライトです。Edgh は、現在お使いの1000からガーミンフラッグシップで NEW モデルの1030にアップグレード。本体の大きさはほぼ変わらずでモニター画面が3インチから3.5インチに拡大。バッテリー容量も増え1000の15時間に比べ20時間と5時間のキャパシティー増です。Varia UT 800 スマートヘッドライト。こちらも新製品で、800ルーメンのハイパワー。Edgh とペアリングすることで、周囲の明るさ、速度、走行条件に応じて光量を自動調整する優れものです。 

船長より、これらの機器を KIMORI COLOSSUS HR Di2 に搭載した動画を送って頂きました。撮影はもちろん夜間で、XTR Di2 のシステムインフォメーションディスプレイまで点灯を始めると、もはや自転車のコクピットではありません。デュアルコントロールレバーのブラケットに内蔵されるリモートスイッチで、Edgh 1030 の画面を切り替えるシーンが何ともカッコいいです。



GAMIN Edgh 1030 / Varia UT 800



 
DAHON Mu SLX しまなみ海道
 

撮影、編集 by 船長


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