2017年09月

KIMORI COLOSSUS HR 5号機(その6)【橋輪Blog】

カプレオカセット選手権 3!

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IKDオリジナル・カプレオ10Sスプロケット9 / 10Tセット 3.888円(税込)

お次は、これ。CYCLE TECH IKD オリジナル。I さんからこのような形で送られてきたので勘違いしてました。加工したカプレオ9T と10T のセットで、3.888円だそうです。これにカプレオの11T と105相当の10速カセット(ここから3枚間引いて)を買い足して10 Soeed とする製品の様です。

IKDオリジナル・カプレオ10Sスプロケット9 / 10Tセット



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これがセットかと思っていました。



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9T / 10T がセットで、11T は買い足したカプレオ。



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ですから厚みを落とす加工が施されてるのは、この2枚ということになります。



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こちらCS-6700 ULTEGRA 7枚分の12-28T です。



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何か規則的に並んでいないようにも見える。



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こちらのカセットに合わせてHi Lo 位置を合わせます。



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今、トップの位置にいますからトリガーシフターをダウン方向へ1クリック。クランキングしながらアジャスターを緩めて行きます。


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1速上がったらストップしてワイヤーの張調整は完了。



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さて、ローからシフトアップして行きましょう。
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10!おっと、いいね!いいね!これ行けちゃうかも?



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今度はシフトダウン。あれれれれ・・・・? カプレオ9、10、11まで好調で、そこからアルテグラに乗っかりません。

惜しかった!惜しかった!やはりカプレオ11T が加工なしってのが原因ですかね。9、10、11の間隔が同じなら11、12も同じにしなきゃね。12以上は全て帳尻がずれた分上がって行きません。このビスクは、フラットバー仕様でラピトファイヤーシフターなので誤魔化しが効きません。STI レバーで、クリック音が出た後も少しレバーを押し込むようなシフトテクニックを駆使すれば使えなくもないってレベル。でもうちでは失格と言わざる負えません。


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RECON Fe カセット Capreo 11s 9-28T  24.000円(税別)
RECON Fe カセット Capreo 10s 9-26T  24.000円(税別)

こいつに期待を”レーコン”


KIMORI COLOSSUS HR 5号機(その5)【橋輪Blog】

カプレオカセット選手権 2!

カプレオカセット選手権の始まりです。先ずは、ダメと分かっていながらコンポなどの条件が変わったらもしかして?なんて期待を込めてもダメだろうな的な Joseph Kuosac(ジョゼフ・クゼ)10速カセットから行ってみよう。

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左が I さん持込で、右がクレームを付けて改善させてもダメだったやつ。見た目では全く同じに見える。



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これが改善バージョン。見た目と軽さは素晴らしいんだけどな。



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この綺麗な並び。ギヤの間隔も揃っているように見える。



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セットすると大分ネジ山が余る。


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さてどうですかね。



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おっと Visc のフレームに HED JET 17 似合いますね。んんカッコいい!



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451フレーム故、17インチホイールではブレーキ届きませんけどね。



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ネジ山が余った分トップギヤがエンドから離れます。Hi Lo アジャストでディレーラーの動きを制御します。



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さてどうだ?

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ローまで上げるのも大変。

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1〜7までは、スムースにシフトアップできますが、スチールギヤに掛ったところから動きません。この後 I さんのカセットも試ました。購入したところが違えばロットも違うかな?などと期待も込めましたが全く同じ。やっぱJK カセットはダメダメであります。暗黒技研では、間違って取り付けぬよう5ポンドハンマーで叩き潰したそうな。


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お次は、これを CYCLE TECH IKD カプレオ 9T / 10T




KIMORI COLOSSUS HR 5号機(その4)【橋輪Blog】

カプレオカセット選手権!

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BB の問題の良い解決策が見い出せないので、先にカセットのテストをやってしまいましょう。左から橋輪在庫のダメJKカセット、CYCLE TECH IKD カプレオ+ULETEGRA、I さん持ち込み JK、今回取り寄せたRECON Fe 10s / RECON Fe 11s です。このカセットを全て同期するかテストしてみます。

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こちら tern Verge X18。



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コンポは、Shimano Capreo ハブと9速カセット。STI は、SORA 9 Speed。



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勿論正確に動いていますが、リヤディレーラーは、10速の URTEGRA が付いています。9速シフター、カセットに10速リヤディレーラーを組み合わせて来るなんて、ターンも何処ぞのBlog を見たんですかね?


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10 Speed カセットは、DAHON Visc EVO にてテスト。


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11 Speed カセットは、DAHON Mu SLX で行おうと思います。



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HED JET 17 のハブは、スーパーライトカプレオハブに組換え済です。先ずは、JK カセットから!

明日につづく、


テストに登場頂いた tern Verge X18 もラスト1台の在庫となりました。2018 ではラインナップから消えてしまう「畳める戦闘機」ラストワン!

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tern Verge X18


2017 DAHON Visc EVO 完売!と書きましたが、実はもう一台ありました。在庫管理が狂ってました。申し訳ありません。マンゴーオレンジがラスト1台出てきました。次の2018 Visc EVO は、12月の入荷予定です。マンゴービスク、ラスト1台!

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DAHON Visc EVO


2017/9/27 展示会に行って 【橋輪Blog】

2017/9/27 展示会に行って

本日も展示会に行ってきました。東京科学技術館で行われたcervelo MASI の東商会と、KUOTA SRAM 等のインターマックスです。

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折り畳み屋故、ヒンジは気になります。



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東商会は、cervelo がお出迎え。



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【橋輪Blog】でもご紹介した頭の良い人が考えたTOKEN ニンジャBB。



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EASTON EC90 SL CRANKSET  64.000円(税別)
非常に軽量かつユニークな機構を盛り込んだイーストンの超軽量カーボンクランクセットです。


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ROTOR に似たベアリングプリロード機構を持ったアクスル。このEC90 最新カタログのVol.12 にも掲載されていますが、この機構に関して一切触れていないので知りませんでした。これはアピールするべきです。SRAM クランクもこのシステム導入してますし、広く一般化するのを期待します。


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もう一つのギミックがこれダイレクトマウントシステム。



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今、ダブルのチェーンリングがセットされていますが、



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ロックリングを外すだけで、



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シングルへと交換できる優れもの。



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お次はインターマックス。



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出ました! SEV。



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これ体験してみたかったのです。写真は3本セットになっている最強モデルの電子ネックレスでお値段44.000円(税別)也。


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これを腕にはめてウエイトを持ち上げてみます。何キロかは分かりませんがかなり重いです。



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今度は外して持ち上げてみると・・・・・重た!確実に重い。目の当たりなれば信じる他ありません。目茶目茶不思議であります。これは、先生のKIMORI COLOSSUS HR のフロントサスペンションに貼ったSEV を更に煮詰めねばなりません。


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CDJ BIG PULLY KIT
カーボンのケージに挟まれたビッグプーリーは、オプションでセラミックベアリングが選択でき、Shimano SRAM CAMPAGNOLO に対応する。気になる価格は、38.000円〜51.000円(税別)。


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ノーマルプーリーとビックプーリーのコンポを並べてディスプレイ。ビックプーリーは、チェーンテンションスプリングのバネ力を全く感じない回し心地であった。自転車の回転部分で最も回転が高くなるプーリー。このチューニングによる抵抗軽減は、素晴らしい。良く回るプーリーも大事だが、チェーンのローラーの一コマ一コマも回転しているわけで、小さなプーリーの周りをうねって走るより大きなアールに添って走ったほうが回転角度が少なくなるってことかな。

これは、取り寄せてテストする価値大だ!


KIMORI COLOSSUS HR 5号機(その3)【橋輪Blog】

気になるBB のオイルシールリップ

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普段気にしていないもんが気になった。このシールのリップだ!良く見ないで組んでしまえばそれまでだが、老眼鏡をかけて見たもんだから気になってしょうがない。


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こちらが I さんから預かったFSA SL-K LIGHT カーボンクランクでダブルチェーンリング用。



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カーボンにはネジ山が立てられないのでフィキシングボルトでガッツり締めこむだけのタイプ。



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でもってぼくの嫌いなウェーブワッシャーが入っています。



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シャフトの付け根には潰れたOリングが。



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ウェーブワッシャをノンドライブサイド(左側)に移したとしてもシールリップとOリングが鉢合わせでは面で接触しない。


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ノンドライブサイドは、フラット。



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フラットだとしてもリップの頂点しか当たらないことになる。



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増してやウェーブワッシャーがどちらかに入るから、



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これも完全にシールリップの上に乗っかちゃう。




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同じFSA のGOSSAMER を見てみよう。(船長のアニバーサリーに付いてたクランクです)



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こちらクランクアームに入った割を左右から締め上げるピンチボルトが付くシマノ式で、ぼくが好きなタイプ。



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BB は先ほどのと同じものでFSA BB-6000。(互換性チャートには、ピンチボルトタイプのクランクに属する)



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こちらは、シールリップの逃げがちゃんとある。



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ノンドライブサイドにも。



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左右共にはまり込んでる感じ。やっぱこうでなければいけないよね。



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こちらも船長のクランクで、FSA SL-K LIGHT カーボントリプル。確か6万円ほどした記憶がある。



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これも船長が別途購入したBB で、FSA BB-8200 セラミック仕様の39.960円。(互換性チャートは、ノーピンチボルトデザインとある)


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こちらドライブサイドで、シールリップが飛び出している。



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こちらノンドライブ側。シールリップが出ていない。すり減ったようにも見えるが、今では確認の余地がない。ただクランクと同軸回転なので削れることが無いはず。最初からこうだった模様。


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さて、問題のクランク付け根を見てみよう。



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確かにシールリップの逃げがある。



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ノンドライブ側にはないので、シールリップのないL BB と L クランクアームの隙間にウェーブワッシャーが正解だろう。

となるとFSA BB-8200 は、トリプルクランクには対応するが、ダブルクランクには対応しないことになる。調べてみるとFSA MS-145 クラッシュワッシャー(BB-6000用スパーサー672円)なる部品が存在し、リップの段差を埋めるのだという。ただでさえノーピンチボルトタイプのクランクは、ウェーブワッシャーのお蔭でフィキシングボルトを締めこんで行くと回転が重くなるのにクラッシュワッシャー(何ミリ厚が知らないが)を左右に追加したらどうなるのか? やはりこの手のFSA クランクを確実にフィットさせるには、BB を少しずつ削って行くか極薄のシムで調節するしかないという結論。フィッティングに多大な工賃を払うのであれば、ROTOR にシフトすべきかとぼくは思う。

昨日の記事にTwitter で親切に助言をくれた方がいて、「24mmアクスルは、Shimanoが穴基準(軸側でクリアランスを取ってる。)FSAがその逆の軸基準(穴側でクリアランスを取ってる。)とか聞いたことありますね。」とありました。又聞きなので確かな情報ではないと言っておられましたが、最初のBB(無名の赤いヤツ)にクランクが入らなかったのもこれに由来するかもしれませんね。



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要は、こゆうこと。極端に表すと(上)Shimano は、BB が、かっきり24mm 穴でシャフトが23mm。(下)FSA は、シャフトがかっきり24mm で、BBが25mm。FSA の24mm シャフトは、Shimano の24mm BB には入らない。逆にShimano のクランクをFSA のBB に入れたらガタガタってことかな。


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そしたらこの互換性チャートのFSA とShimano の両方にいるBB-8200 って何?

これは詰きれんね!


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