2016年12月

2017年 KIMORI COLOSSUS に革命が起る!かも?【橋輪Blog】

2017年 KIMORI COLOSSUS に革命が起る!かも?

納めて間もない”オッサン”の KIMORI COLOSSUS HR に、フロントサスペンションからのオイル漏れが発生。特殊工具を使うこのユニットのオーバーホールは、木森さんにしか出来ないので依頼しました。近い将来オーバーホールキットを作成して頂き、橋輪でも作業が出来るようにしたいものです。

木森先生の「コロッサスのダンパーユニットを分解する」【橋輪Blog】

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オイルシールリペアが完了したユニット。下は交換部品。



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違うタイプのオイルシール(右)に交換したためアルミ製のケージ(左)もシールに合わせ製作したようです。



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この様にセットで組むそうです。



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分解せずに上から見えるものはオイルシールではなくダストシールなのでオイル漏れには関係しません。



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さて組み付けて行きます。



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ヘットパーツのロワーベアリングの役割を果たすピロボールは給油しません。洗浄のみです。



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最後にKIMORI ステッカーを貼り直して完成です。”オッサン”これでお正月走れますね。



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すると橋輪前にクラシカルなベンツが横付!



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1960年 メルセデスベンツ 190 SL です。



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ボディーカラーと同色に塗られたインストルメントパネル、ホワイトのステアリングホイールにメッキのホーンリングが良い時代の雰囲気を醸し出していますね。


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降り立ったのは、KIMORI COLOSSUS HR の2号機を所有する先生であります。


先生のコロッサス HR は、HED JET 17 と写真の GOKISO ハブで組んだ VELOCITY ホイールを組み替えながら楽しんでいます。今日は、VELOCITYリムをフルカーボンリムに組み替えて欲しいとの依頼で来店されました。リヤは、カーボンリムとのホール数が合いませんのでGOKISO にハブを発注です。

「それではお預かり致します」 ちょっと待って下さい先生、ホイールの組み替えはいいんですが、フロントサスペンションユニットからオイル漏れしてますね。これも修理しておきます。

”オッサン”のHR3号機に続き先生のHR2号機もオイル漏れってことは、今GOKISO に行っている船長のHR1号機もヤバイってことかな? これオイルシールのロッドに問題有か?



今世紀最大の発見!

お預かりした先生のHR2号機をマジマジと見たら、何と凄いチューニングが施されてるではないですか!これは今世紀最大の発見であり、キモリがモールトンより劣る唯一の弱点を克服出来た証しと言えよう。先生!これは凄い!

今の段階では公表は出来ませんが、年明け早々にでも木森さんとテストしてみたいと思います。アレックスモールトンを超える日が来るかも?




そして先生、車を乗り換えて再来店

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ROLLS-ROYCE SPORT PHANTOM 1925
「この車にも同じチューニングしてるんですよ」と先生。


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そしてドライブに誘って頂きました。



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行って来ま〜す!


1925年のクラシックカーの割に意外と乗り心地はグットでしたね。この車の魅力はやはりエンジンですかね、助手席に座っていても巨大なトルク感を覚えます。V 型2気筒の大排気量ハーレーダビットソンの様な1気筒づつの爆発をバックレストに感じる加速感です。これは心地良いですね。そうそう、4速のトップギヤに入れたまま、歩くようなスピードの時速7km/h からノッキングもせずに140km/h まで加速するそうです。貴重な体験をさせて頂きました。

KIMORI に凄い新年が訪れますように

それでは皆様、良いお年をお迎えください



KIMORI COLOSSUS HR



【お正月休みのお知らせ】
年末は12月29日まで、新年は1月7日より営業致します





DAHON が好きだけどフォークは、tern が好き!【橋輪Blog】

DAHON が好きだけどフォークは、tern が好き!

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DAHON SPEED Falco

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DAHON ANNIVERSARY LIMITED EDITION 001

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SさんのDAHON コレクション SPEED Falco 並びに ANNIVERSARY LIMITED EDITION 001。どちらも tern のハイドロフォーミングアルミエアロブレードフォーク & Syntace VRO ハンドルポストを RIDEA のヘッドセットで装着。剛性感ではなく”ごつい”感じが好きなんだって。今回も例にもれずやちゃいます。それでは今夜はノーコメントで!

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Painted by DESIGN BOX IMOTO



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そうとう雰囲気変わりましたよね。同色にペイントしてさり気無くがいいね!

Sさん、早く取りに来ないとお正月乗れませんよ



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tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る(その2)【橋輪Blog】

tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る(その2)

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昨日の妙な形のチェーンリングギヤ X-SYNC テクノロジーに引き続きリヤメカを覗いてみよう。SRAM マウンテンコンポと聞いてリヤディレーラーのテンションスプリングの硬さからヤホイールの着脱が困難だろなと想像する方も多いと思われる。しかもディスクブレーキだし。先ずはその辺のギミックから。

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流石は、SRAMマウンテンコンポ、DH でもチェーン落ちが無いようビンビンに張ってますな。



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この鍵のマークのボタンに注目。



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今テンションプーリーは、思いっきり後にのけぞってますね。



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これをテンションが解放される方向に押します。



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まだまだ、



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もうちょっと、



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はい、ここで鍵のボタンを押します。



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はいこれが、CAGE LOCK ってギミックです。



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リヤディレーラーハンガーへの取り付け部分にはテンションスプリングがありませんから完全にフリーです。これによりリヤホイールの着脱は、シマノより容易です。


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完全にフリーですからご覧の通りふらふらです。



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ロックの解除は、更に前方に押してあげるとパチンとロックが自動的に外れ、



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はい元通り。凄いでしょ!



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リヤホイールが簡単に外れました。



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さてこのカセットスプロケどうやって外すのかな?



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ロックリングが無いが、内側に爪がありますね。



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シマノのロックリング回しがピッタリ合っちゃた。でも緩んでからも暫くレンチで回さないと出て来ません。




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ようやくカセットが外れました。数えていませんが、おそらく10-12-14-16-18-21-24-28-32-36-42T です。シマノのメガレンジのように最後のローが取分け大きくなってます。



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これがSRAM の言う「FULL PIN」で123本のステンレスピンでローギヤから順番で繋がっています。これならマディーなコースでも泥つまりはないね。



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「品番には、SRAM XG 1175 とあるがカタログスペックには、1150」と書いたが、輸入元のダートフリークでは、ラインナップしていない商品。11 は、11速を示しその後の二桁がパーツのグレードなのでカタログスペックより上のグレードであるようだ。(1150で税別22.000円)


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材質はクロモリなのでこんな形でも325.5g と軽くはない。



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裏側を見る。



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ロックリング(このタイプをロックチューブと言うらしい)は、カセットに仕込まれていて外せない構造。



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このギザギザの付いたカラーが回るのだ。



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フリーを見る。ローギヤしか掛からない構造。最も、ローギヤにその他のギヤ繋がっているんだからそうだよな。ここで分かった! 何でレンチでずーっと回さないと出てこないのか。圧入されてたんだね。ロックチューブは、セルフリテーリングツールも兼ねていたってことか。


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取付けもローギヤがちょっと掛かる所まで入って、それからレンチで締めこんで行くと圧入されるって構造。これならガタが出ないな。凄いぞSRAM!


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リヤディレーラー:SRAM X1。こちらもダートフリークでのラインナップにはない製品だが、XO1 とGX の中間グレード。もう一つ、ケージ取付部に注目。


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ROLLER BEARING CLUTH とある。ローラーベアリングクラッチと聞くと無段階のワンウェークラッチを想像するがここでそんな機構は必要ない。分解図がどこにもないので、解りかねるが、チェーン暴れに対するフリクションダンパー的な機構であろうと想像する。



最後にX-HORIZE

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スプロケットの傾斜に沿って動くのではなく完全に水平方向に動く。変速してもROLLER BEARING CLUTH 部分に位置は変わらずケージが巧みに動き、どのギヤでもガイドプーリーとの距離が変わらないってギミック。



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もうこれいらないね!




明日、火曜日は定休日となります。それでは明後日の【橋輪Blog】の予告を




何処が変わったのか解るかな?

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tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る【橋輪Blog】

tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る

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tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見てみよう。初めて触れる SRAM 1×(ワンバイ)ドライブトレーンテクノロジー。フロントをシングルとし、失われたレンジをウルトラワイドなカセットスプロケでカバーするシステムだ。このVerge X11 には、11 Speed のコンポーネントが搭載されているが、SRAM は、遂に12 Speed を発売。フロントシングルでは、当然 フロントディレーラーが存在しないが、それでチェーン落ちはしないのだろうか? 今夜は、SRAM force 1 カーボンクランクセットのチェーンリングの謎をのぞき見る。

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SRAM Force 1 カーボン 52T(X-SYNC) 43.000円税別(ダートフリーク扱い時の金額)



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チェーンリングに掛かったチェーンが殆ど横方向に動かない。どんな秘密があるんだろう?


(画像クリックで拡大)
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歯の形状に注目して頂きたい。


(画像クリックで拡大)
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歯の形を良く観察するとプラスドライバーとマイナスドライバーの先のような形が交互に並んでいる。



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試に一コマずらしてみると全く噛み合わない。



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チェーンリングを真上から見た写真。実はこの形、チェーンの形なのです。


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写真では非常に分かりづらいので、イラストをお借りしました。

一番上がチェーンです。アウターリンクとインナーリンクが交互に並んでいますよね。勿論アウターリンクとインナーリンクでは幅が違うのが解ります。でも良く見てみるとアウターリンクの内側にもインナーリンクが入り込んでいますよね。その十字形に抜けた白い穴が + になるんです。一番下がその + - の歯を持ったチェーンリングです。そして真中が合体の図。これなら外れないわな。
SRAM 凄い!



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明日は、後ろの方も覗いてみますかね!




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tern フラッグシップモデル Verge X11 【橋輪Blog】

 tern フラッグシップモデル Verge X11

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VERGE(ヴァージ)[X11]

2021 tern 
Verge X11         308.000円(税込)
橋輪プライス       277.200円(税込)   

11 Speed  10.2kg(ペダルは付属しません)


NEW Verge シリーズのフラッグシップ X11。SRAM MTB スーパーウルトラワイドレシオのコンポーネントを1×(ワンバイ)テクノロジーで搭載したその最高峰をご紹介しよう。

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マットブラック / ブラック(ブライトブルー)



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クローム / ブラック(ブライトブルー)



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軽量451ホイールは、P10 に標準装備される Kinetix Pro Disc のアップグレード版 Kinetix Pro ”X” Disc。



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アナダイズドカラーの Kinetix ハブにストレートプルで組まれたブレードスポーク。



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タイヤは、SCHWALBE DURANO 20×1 1/8(28-451)



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フレームと同じハイドロフォーミング製法で作られる高剛性のアルミエアロブレードフォーク。エンド幅は、100mm。


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油圧ディスクキャリパーは、Shimano BR-M615 DEORE。
ディスクローターは、Shimano SM-RT56 160mm。


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リヤにも同じパッケージを搭載。リヤエンド幅は135mm。



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クランクセット:SRAM Force 1 カーボン 52T(X-SYNC)



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tern オリジナルのチェーンデバイス。



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BB:SRAM GXP



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リヤディレーラー:SRAM X1  11 Speed



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10-42T のSRAM スーパーウルトラワイドレシオカセット。反対側にある160mm 径のディスクローターが見えない。


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品番には、SRAM XG 1175 とあるがスペックには、1150。



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ハンドルポストは、P10 と同じ290mm を装着。



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Syntace VRO ステムは、オプションのブルーではなく X11 専用ブライトブルー。



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シフター:SRAM GX 11 Speed



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シフターボディー上面のブライトブルーのラインは、tern がX11 の為にSRAM に作らせたのだろうか?



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ハイドロリックブレーキレバーは、Shimano BL-M615 DEORE。



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グリップは、ERGON GS1。



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シートポストは、N8/D9用、P10用とグレードが上がりX11 では、ハイグレードモデルに装着されるSyntace Hardanadized を採用。


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サドルは、ERGON SMC 30 Pro。



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フレームヒンジ、ハンドルポストには、OCR ジョイントを採用。



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Folding Size  D38 x W80 x H74 cm



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NEW Verge シリーズ最高峰 X11 試乗できます!
※試乗には、身分証明書の提示を頂いております


明日は、このX11 に搭載されている全くゆかりの無いSRAM のマウンテンコンポを覗いてみようか

tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る【橋輪Blog】


tern Verge X11 に搭載される SRAM コンポーネントを覗き見る(その2)【橋輪Blog】



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