2014年05月

ビックシングルのクランクをカーボン化 2 【橋輪Blog】

ビックシングルSLX のクランクをカーボン化せよ!2

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POWER TOOLS CARBON MINIVERO CRANK SET
50.000円(税別)
PCD:130mm  クランク長:170mm

打って付けのカーボンクランクが見つかった。
しかも現在装着している62T のシングルチェーンリングと同じメーカーPOWER TOOLS で、チェーンリング無しのクランクとBBのセット。
お膝元なのに何故か今まで気にしていなかった。
現在に見るクランクセットはShimano などにあるクランク、チェーンリング一体の様なデザインで、50/34T など。
別の大きなチェーンリングを取り付けてしまうと(付くかどうかも解らないが)みっともない事になってしまう。

DAHON や tern のフレームにおけるハンガーシェルは昔ながらの極一般的な
シェル幅68mm のBSA / JIS 規格であり、アクスル径24mmのクランクが装着される。

クランクの規格が乱立する今、BB30を初めとする30mm アクスルの登場からBBライト、プレスフィット、BB386EVO、更には50mm アクスルのBB65なんて規格も。

こいつはー、ちと勉強せねばあかんなー!


昨日に引き続き、本日告別式出席の為、これにて失礼仕る

ビックシングルのクランクをカーボン化【橋輪Blog】

ビックシングルSLX のクランクをカーボン化せよ!

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船長からの新たな指令は、ビックシングルSLX のクランクをカーボン化せよ!
カーボンクランクセットを調べてみると殆どがダブルのチェーンリングとのセットである。今回は、シングルだし増してや大きなチェーンリングを使いたい小径車にはチェーンリングは”レッコ”となり無駄になる。


あったよ!


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POWER TOOLS CARBON MINIVERO CRANK SET
50.000円(税別)
PCD:130mm  クランク長:170mm


今夜は、急遽お通夜が入ったので、これにて失礼!



”MASI 俊樹”流学60日目(俊樹、生きていたか"その3)【橋輪Blog】

”MASI 俊樹”流学60日目(俊樹、生きていたか"その3”)

荷物を引っ張り出し、体制が整うと、さっそくお昼に買った焼きヌードルを食べることにした。

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袋を読んでみると、どうやらカップ焼きそば風にも食えるし、インスタントラーメン風にソースをスープにもできるらしい。


う〜む。


商品名はYakinoodlesだし、スープにしたらまずそうな雰囲気しかしないから正統派に焼きそば仕様でいただこう。



まずは鍋に水を張り、お湯を沸かす。


ちょっと斜面になっててバランスが悪いな・・・


お湯が沸いたので、袋を開けて麺を投入。


おっと、こぼれそうだ。うまくバランスを調整して手を離す。



と、その瞬間!!



バッシャーン!

と見事に鍋がひっくり返った!


ちくしょう!またお湯つくんなきゃなんねぇじゃねぇか!


幸い麺はまだ硬くてくっついていたので無事だった。


再びお湯を沸かして、麺を投入。


今度はバランスが取れた。手を離しても大丈夫だ。



ホッと一息ついてボーっとしていると、心地のいい風が吹いた。


今日はよく走って疲れたからこんな場所だけどゆっくり眠れそうだ。


なんて、ビールをすすりながら遠くを見つめていた。


すると、

バッシャーン!


ちくしょおおおおおお!!またかよ!!


再び鍋が倒れ、いい具合に茹で上がった麺が地面に散乱した!


オーマイゴッド!

神様ヘルプ!


しかし、今は祈ってる場合じゃない。一刻も早く麺を救出しなければ。


3秒ルールだ。

やばい、残り2秒・・・


なんとか8割の麺を救出に成功!


鍋に水を入れて軽くすすいでなんとか食える状態になった。

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なんだかものすごくむなしい気持ちがこみ上げてきたが、負けずにソースをかけて食べてみると、日本のものと比べてシナモン臭の強い不思議な味だったがまあまあ食えるな・・・と食っていると、


一台の車が近くに止まった。


やたらでかい声で話していて、数人が車から降りた。


まずいな、こりゃまずいな絡まれたらめんどくせぇな。


笑い声があたりに鳴り響いている。


茂みにそっと身を隠し様子をうかがっていると、


じょろろろろ



と聞こえてきた。



しかもやたらと長い。


こいつら酔っ払いか!!


ああ、めんどくせぇな、早くいかねぇかなと思っていると、最後の一人は恥ずかしがり屋さんなのか茂みに入ってきて用を足し始めた。


こちらに背を向け、事を終え、車に戻ろうとすると、オレに気づいた。


げっ・・・・


と思うと、引っ込んでいき、ホッとしたと思ったら、顔を真っ赤にしてビールの缶を持ったやつが、


What's Up!!!」


と陽気に一言。


うぜぇぇぇぇぇぇぇあああああ!!!


そいつは、満足したのか、大笑いしながら車に戻り、やがて車がいなくなった。



なんにもなくてよかった・・・・。


と安心したら、飯はこぼすわ、わけわかんねぇやつが来たわで急に怒りが込み上げてきた。




残りの焼きヌードルを食って、さっさと寝ようとテントに入ると、こぼしたお湯が浸水している。


くそったれぇぇぇ!



ついてない1日だった。


(60日目)

”MASI 俊樹”流学60日目(俊樹、生きていたか"その2)【橋輪Blog】

”MASI 俊樹”流学60日目(俊樹、生きていたか"その2”)

途中食料を買い足しにちいさなスーパーに入ると、味の素が発売した焼きヌードルというインスタント焼きそばを発見。これはぜひ食ってみよう!と購入。


お昼ご飯にトルティーヤでくるんだサンドウィッチのようなものを買って店を出た。



お昼過ぎ、いい加減腹が減ってきたなと、公園に立ち寄り、ベンチに腰掛けて先ほどのトルティーヤを食べることに。


バッグから取り出して、

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袋を開けて一口。

むむ。

あんまうまくない。なぜだ?

見た目すげぇうまそうなのに・・・



しかし、パッケージをよく見ると、

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オーブンかレンジであたためてね☆マークが!


なんですと!?


そんなもんあるわけないでしょうが!


どうする?どうする?昼飯はこれしかないぞ!


しかたがない・・・このまま食おう。


一口食べるごとに、くにゃっとした食感と、冷たい具に顔をしかめる。


くにゃ、もぐもぐ、ごっくん。


腹壊したらどうしよう・・・。


もぐもぐ。



結局2袋、合計4本を完食。


腹に一抹の不安を抱え走り出した。


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チェンストホバから南下していき、クラクフに近づいてくると、それまで平坦だった道が、スコットランドを彷彿とさせるアップダウンの連続に変わった。



あかん・・・ペダルが・・・重すぎる・・・


全身から吹き出す汗を地面にしたたらせ、顔は苦痛にゆがんでいる。


時折通り過ぎていく車がうらめしい。




必死に登っていると、一台の車が坂の頂上から降りてきた。


家族でにぎやかに談笑しながら走っているのが見える。


ちくしょう、こっちはマジできちぃってのに、よぉ。


そして、すれ違う瞬間。


車の中の一人がこちらに気づいて、家族全員がまるでコメディドラマのように口をポカーンと大きく開き、目を丸くしてこっちを見ていた!


それを見た瞬間、彼らがあまりにも驚いているので、爆笑してしまい、足が止まって危うく倒れかけた。



笑ったおかげか、少し気が楽になり、さらに先に進むが、いい加減しんどくなってきたのでそろそろ野宿することにした。


しかし、坂の途中だし、畑はあるけどいまいち身を隠せそうにない。


でも、そろそろ休みたい・・・。




意を決して、ぎりぎり見えなさそうな茂みに自転車ごと突っ込み、草むらの中へ。


よし、これならなんとか夜を越せる。地面は斜めってるし、ぼこぼこしてるけどまぁ、寝れればいいや。



そんな、軽い気持ちでそこにテントを張った。


しかし、それは、それから起きる悲劇の幕開けだったのだ。



               明日につづく、

”MASI 俊樹”流学60日目(俊樹、生きていたか)【橋輪Blog】

 ”MASI 俊樹”流学60日目(俊樹、生きていたか)

3月14日、ポーランドはCzestochowa(チェンストホバ)と言う町にたどり着いてから音沙汰がない俊樹。もしやアウシュビッツに強制収容させられたのかと心配したが、どうやら生きていたようだ。

5/20  2:15

翌日、キャンプ場を出ると、再び街の中心地に出て、自転車屋を探すことにした。

スポークが2本折れたままでもうずいぶん長いこと走っている。


前日通りがかった街で見つけた自転車屋は、GIANTも扱ってるのでこれはイケる!と思ったら定休日だった。街中も閑散としており、どうやらポーランドでは木曜日は定休日のお店が多いようだ。


しばらく歩き回ってみるが、一向に見つかる気配がないのでタクシー運転手に訊いてみることにした。

暇そうに鼻毛を抜いている運ちゃんに、自転車をぽんぽん叩きながら

「バイシクル!ショップ!」と辺りを見回すジェスチャー付きでいうと、


「おおそれならな、右いって左いって、右いってまっすぐ行ってな、地下だ、地下にあるからな。覚えたか?オッケーじゃ、がんばれよ〜」


なんて調子で教えてくれた。


ホントに自転車屋が地下にあんのか?と思って歩いていく。

どうやらこの通り沿いにあるはずだが・・・

ないぞ?


と思って、通行人に訊ねると、


「どこって、そこだよそこ。」


と指さした先は3歩手前の地面。

おお!階段がある!マジで地下にあったのか!


しかし、階段も入口もだいぶ狭い。これをこのチャリ担いで降りろってか・・・


だが荷物外して1個ずつ運んで事情を説明するのも面倒だから・・・。



ゼッタイに荷物を外した方が楽だが、渾身の力で愛車を持ち上げてのっしのしと降りて行った。

入口にたどり着くと危険を察知したお客さんが手をかしてくれた。


汗だくで挨拶をし、スポークが折れていることを説明する。

どうやら修理はできるようだ。

ホッと一息つくと、


「じゃ、今日の夕方取りに来てくれ!」

といってきた。


「急いでるからなるべく早く欲しいんだけど。」

というと、少々めんどくさそうな顔をして、ちょっと待ってろという店員。



また一泊するのはめんどくさいなぁ。

と思っていると、奥からいかついスキンヘッドの兄さん登場。

なんだ!?用心棒でも連れてきたか!?


と身構えたが、彼が整備担当らしい。

すぐやってやるよと奥に連れて行ってくれた。


そして、整備するのにどの台を使うか・・・と思案している。

とりあえず重さは・・・と持ち上げようとすると


なにこれ!?くっそおもてぇ!

とびっくり顔でこっちを見てきた。

「よくこんなの乗ってるな!とりあえず荷物外してくれ重すぎてだめだこりゃ。」

と笑った。


荷物を外し終えると、


「オレは、スワボミルだ。よろしくな。」


「トシキっす!どーもどーも」

と自己紹介をする。


スポーク調整を真剣に見るのは初めてで、暇だしおもしろそうだと彼の作業を見させてもらうことにした。

ドイツでは10分もしないうちに終わったよーと持ってきたが、スワボミルは見かけに大いに反して優しく丁寧な手つきで作業を進めていく。



タイヤを外し、新しいスポークを入れると細やかな調整に入る。何度もホイールバランスの歪んだ箇所を締めては、幅を狭めてまた調整を繰り返す。


そんな細やかな作業を見ていたら1時間ほど経っていた。

途中から「もうそんなもんでいいよ、レースに出るわけでもないし・・・」と言いたくなるくらい真剣にやってくれた。



ようやく作業が終わり、荷物をまとめていると、

「そういえば、Facebookやってる?せっかく会ったし、お前がこれからどうなるのかすごく気になるんだ。」

と照れくさそうに言ってきた。本当に見た目とのギャップがすごいな・・・

と苦笑し、名前を交換した。



そして硬い握手を交わして、「ありがとう。ヨーロッパ1の腕前だよ!助かったぜ!」

というと、へっへっへっと笑った。

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画像拡大してスワボミルの右手見てよ!俊樹のホイール触ったから真っ黒だ。一生懸命やってくれたんだね!

それから、街を出てクラクフを目指した。


              明日につづく、

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