2013年11月

今夜も、動画1枚張り付けただけBlog その2 【橋輪Blog】

  今夜も、動画1枚張り付けただけBlog その2


発砲スチロール製の小型ラジコン飛行機にカメラを搭載し、一人の操縦士(特に赤いジャンパーを着ている)が移動しながら空撮したものを繋ぎ合わせた作品で、ヨーロッパの美しい風景が堪能できます。コントローラーを持った操縦士が何処にいるのか探すのも楽しみです。スクリーンに入り込んだ彼方は、自分が飛んでいる気分になるでしょう。



       No Risk No Fun- crazy horst

7分49秒と長い作品ながら、きっと最後まで見入ってしまうだろう。今日、何か嫌なことがあった彼方、見終わった後には笑顔が戻ってるはず。
            最後が笑える
      
 フルスクリーンモードでご覧あれ

なんで、土日の2日か間、動画張り付けただけの
”手抜きBlog”だってか?大ピンチ&大パニックなハプニングがあってBlog書いてる暇がなっかたんです(泣)

たまには、動画1枚張り付けただけBlog 【橋輪Blog】

   たまには、動画1枚張り付けただけBlog


    絶対に公道ではマネしないで下さい

       マネできないけど絶対に!

   Inspired Bicycles - Danny MacAskill

        でも、見応えは・・・あり!

”MASI 俊樹”流学53日目(俊樹、スポークが折れたままフランクフルトを目指す)【橋輪Blog】

俊樹、スポークが折れたままフランクフルトを目指す


前日の夜更かしの成果見事に寝坊してしまい、9時に目覚める。

野宿で寝坊というのもおかしい話だが・・・
ふつうは不安で日の出とともに目覚めるのかな?笑)
 
 
遅い時間に起きたせいかガンガン走る気はなくなってしまい、ゆっくりと走ってフランクフルトにつけばいいかとのんびり進む。
 
大きい道路だが車通りは少ない。


一人の男がリュックに釣り道具をたくさん突っ込んでホームセンターで売ってそうなMTBに乗ってオレを抜かしていった。
 
ずいぶんはやいんだなーなんて思って背中を見送ったが、一時間後に道端で電話しているその男を見つけ、手を振って抜き返す。
 
腹が減ったけど飯を食えそうな空き地が見つからない。

ガードレールにチャリを停め、休憩しているとさっきの男がやってきた。
 
どうやら後輪がパンクしてしまったようでズリズリと音がしている
 

パンクしちゃったの?と尋ねると
ひたすらドイツ語で何か言ってきた。

何言ってるかわからないが、パンク修理セットは持っているので修理することに。
 
どうやら自分でできるようなので道具だけ貸して、見守ることに。

自転車をひっくり返し、タイヤを外し、チューブを外し・・・
ここまで手慣れた感じ。
 
だがここで彼は衝撃的なことをした。
 
 


カァーッペッ!

 
とチューブに唾を吐き、穴を探し始めたのだ!
 
きたねぇ!!!
 

ようやく穴を見つけた彼は、濡れた面を手でごしごしこすって乾かし、何の躊躇もなくオレの道具を使ってパンク修理を始める。
 
マジかよ・・・・
 
 
パッチがなかなかひっつかなくて苦労していたがなんとかくっつき、タイヤをもとに戻して流れで一緒に走ることに。
 
 
なかなか饒舌な男で走行中ひっきりなしに話しかけてきた。

それにテキトーに相槌をうって会話を成立させる。

なに言ってんだかわかんねぇー!
 
 


途中、屋台がぽつんとあり、そこでコーヒーを一杯奢ってもらうう。
 
どうやらパンク修理のお礼をしてくれるらしい。
 


コーヒーを飲み終え、先に進むとだんだん彼のスピードが落ちてきた。
目をやるとまたパンクしていたのだ。

どうやらパンクしたタイヤで無理やり走ってきたからいくつも穴が開いているようだ。
 
また直す?

ときくとめんどくさいからいいやといった様子で先に進むことに。
 
スピードは8km位しか出ていない。

地味なアップダウンもあり、なかなかフランクフルトにたどり着けない。
 
腹減った・・・。
 
 

小さな町に入ると、ケーキ屋さんがあった。

自転車で世界一周をした石田ゆうすけの本にドイツのケーキ屋はうまい!と書いてあったので、ここで休憩しようと提案。
 
石田さんいわく、海外の一般的なケーキ類は甘ったるくて香料くさくて一口で顔をしかめたくなる味らしいが、ドイツのケーキは日本的な味つけらしい。
 

ここでも彼がコーヒーを奢ってくれるようなので、バームクーヘンのようなケーキを一つ注文。
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本当は正統派なケーキが喰いたかったが、とにかく腹が減っていたので大きいサイズのものが食べたかった。
 
外のテーブルでケーキを食べながら話をする。

たまたま日産車が通ったので、2人で「ニッサン!グッド!ホンダ!グッド!」など言い合い、

車が通るたびにあれは?あれは?と訊いてみた。
 
その後、アメリカのプロレスの話になった時はようやくまともに話せた。気がした。
 
 


夕方、ようやくフランクフルトに到着。


すぐさま自転車屋にむかうのかと思いきや、スーパーに立ち寄って食糧調達を始める。
 
いつ自転車屋に行くんだろう?
 
なんて思いながらついていくと、
「オレの家はここだ!今日はありがとな!なんかあったらここに連絡してくれ!ポーランドの国境はそっちだ!」
と勢いよく言われ、その勢いに押されて握手して解散してしまった。
 

あれ、パンク修理は!?オレもスポーク直したいんだけど!ってか、お前の手、唾まみれじゃ・・・・!?
 
 

今日の苦労は何だったんだと膝をつきそうになりながらもなんとか国境に着き、橋を渡ってポーランド入国。
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Kantorという両替商に向かい、ユーロをポーランドの通貨ズロチに両替。
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物価がだいぶ安くなり、割と所持金の額が増えた。



目の前にあったパスタ屋にオランダ人の夫婦サイクリストがいたので三人で飯を食うことに。
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パスタ屋の兄ちゃんもなかなかナイスな男で、フレンドリーに話をしてくれた。

何より英語が話せたのがよかった。一日中わけのわからん話をしてたし(笑)
 


地図を見るとキャンプ場があるようなのだが、兄ちゃんに訊いても知らない様子。

ガソリンスタンドで地図を購入し、ポーランド初日だし、ちゃんとどっかに泊まりたいなぁと思ったのだが、結局キャンプ場は見つからず、

森の中にテントを張る。
 
(53日目 65.05km)


ポーランドに入国した俊樹、相変わらずスポークは折れたままだ

”MASI 俊樹”流学52日目(俊樹、マシントラブル発生!)【橋輪Blog】

”MASI 俊樹”流学52日目(俊樹、マシントラブル発生!)


翌朝、なんとか目覚め、出発に向けて朝飯を食いに食った。

腹が減ってはチャリ旅はできぬ!!
 
 
 
荷物を積んでいるとザーッと大雨が降り出す。

やっぱも一泊していこうかなぁなんて思ったが、天気うんぬんよりもアニメの続きが見たいだけなような気がしたので心を鬼にする。
 
少し待つと雨は上がり、少しひんやりした。

走ろう。


宿を後にした。
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地図を見ると、ポーランドに入るのは東側のフランクフルトからがよさそうだ。

ちなみにフランクフルトはドイツに二つある。

             そうなの? 
 
ブランデンブルグ門まで走り、そこから東に向かうルートを進む。

しかし、途中で道を間違えたようで急に北へと進路が変わってしまった。
 
フランクフルトは南東にあるので無駄な遠回りになってしまった。
 


途中、古ぼけた廃墟のような建物が出現し、MONSTERに出てきそう!とテンションが上がる。
完全にはまってしまった・・・。
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ルートを外れてしまったが、細い道をいくつか通るとフランクフルトにつながっている大きい道に出れることがわかり、森の中を行く。
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車もなく、気分よく走っていると「パキンッ!パキンッ!」と不吉な音が鳴った。

なんだろうと思い、空き地まで走る間も「カンカンカンカン」と嫌な音が。
 
空き地に入り前輪をチェックすると・・・



見事に二本スポークが折れていた!
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うそだろ!?
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タイヤの振れは大きく、荷物は大きく揺れる。

ブレーキの引きずりももちろんひどいので完全にリリースして走る
 
一週間前に蹴っ飛ばした影響か、それとも旅三年目の金属疲労か。
 
辺りに民家はなく、森が続いている。



明日にはフランクフルトに到着して直さねば。
 
そう決意し、先へ進む。

いい感じの草むらを見つけたのでそこで野宿し、明日へそなえ早寝した。
 
(52日目103.01km)

              明日につづく、

”MASI 俊樹”流学51日目(ベルリンのアル中男は、どうなった?)【橋輪Blog】

”MASI 俊樹”流学51日目(ベルリンのアル中男は、どうなった?)

 11月18日 15:43

風呂と酒とベッドのおかげで体調はすっかり良くなり、いつものように空腹で目覚めたオレは食堂へと向かう。
 
薄暗い廊下を抜けていくととてもいい匂いがしてきた。

テーブルに並べられた数種類のパン、ハム、チーズ、ソーセージ、生野菜にフルーツ。
それらを山のようにさらに盛り、餓えた獣のように貪り食う。
時折詰まる食べ物をオレンジジュースで流し込む。
 
さすがユースホステル発祥の国ドイツ。このオレが満腹だぜ・・・。食後のコーヒーをすすりながらほくそ笑む。
 
 
いままで泊まってきたどの宿よりも豪華なラインナップで昼飯もいらないほど食えた。
 
 
あまりにも胃に物を詰め込んだせいか、全く動けなくなってしまい、10時過ぎにようやく観光に出発。

昨日散々迷った道も、宿で手に入れた地図を手に走るとわかりやすかった。
 
 
大通りに出て、少し走ると大きなランナバウトに何かのモニュメントが。
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            俊樹、これ傾いてね?

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みんな写真を撮ったり、ぼーっと座ったりとそこそこの賑わいを見せている。

が、何かはわからないのでスルー。
 
 


そこからすぐにブランデンブルク門へと到着。
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18世紀からあるこの門をくぐると広場に出る。

何か催し物があるのか着ぐるみが何人か歩いていた。

このクマのつぶらな瞳はなかなか好き。
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       ゆるキャラじゃなくリアルキャラだな


広場の中心では写真と解説付きのベルリンにおける人種差別の概要の展示があった。
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熱心に記述を読む大人にまじって、少し退屈そうな子供たちがいた。
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古ぼけたビルが立ち並ぶ中走っていくと、ベルリンの壁にたどり着いた。
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冷戦時代を象徴するこの壁は、当時155kmの全長があったそうだが、現在残っているのはわずかなようで、ちょっとした公園のように整備されていた。
 

壁には様々な落書きがあったが、何となくこの天使のような絵には惹かれるものがあった。
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便所に行きたくなったので、CDショップに駆け込み、用を足すと、アジアの音楽コーナーを見つけた。

どんなCDが置いてあるのだろうと日本の音楽の棚を見ると・・・
 
パフィーのアルバムが。
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いったい何年前のだよ!? とびっくり。
ってか、ドイツにファンがいるの!?
 
 
 
と、ちょっとびっくりしたところで次の目的地へ。



少し迷いながら着いた先はユダヤ人博物館。
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今回ベルリンを訪れた理由と言ってもいい。


アウシュビッツ訪問の前哨戦というかお勉強タイムにあてた。
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展示品を眺め、壁に書いてある説明を読んでいく。
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先に進むと、奇妙な展示があった。


天井が吹き抜けになっているスペースに敷き詰められた「鉄の顔」
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静寂の中にその「顔」を踏みつける音が悲しく響く。
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一つ一つの表情は微妙に異なり、だがどれも声なき悲痛な叫びが聴こえてくるような、そんな顔をしていた。
 
 
不意に疲れが押し寄せてきたので宿に帰り、荷物を置いて昼飯兼夜飯を食べに出る。
 
昨日と同じく屋台エリアに出かけて中華麺とケバブを食い、スーパーに立ち寄ってビールを二種類購入してみる。
やはりドイツに来たらいくつか試さねば!

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ちなみにBECKSはなんとなく微妙でした(笑)
 
 
宿に戻り、PCでドイツ入国からずっと見たかった浦沢直樹のMONSTERをyoutubeで見つづけた。

はまりにはまって気づいたら深夜3時。

明日は出発なのに・・・
 
(51日目 ベルリン観光)
 
                つづく、
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