2012年04月

crank brothers 装着編 その3 【橋輪Blog】

      crank brothers 装着編 その3

橋輪ブログには、滅多に話題に上がらないMTB
ましてやロードや小径車には全く縁のない15mmスルーアクスルシャフトやディスクブレーキの話

         ディスクブレーキ

二輪の量産車に初めてディスクブレーキが採用されたと話題になったのが「ホンダ ドリーム CB750F」(1969年)だと言われていますが、実はその前にイタリヤは、イノチェンティー社のスクーター「ランブレッタ」が先行して採用しました。
今日は、MADE IN ITALY のディスクブレーキの話。

とは言ったものの、ブレーキ性能に関してどうこう言えるほどの”のうはう”もある訳でもなく・・・・
ただ納車整備の段階できちんと作動するかってな、話です

DSC_3265
  KAWASAKI  250 TR  TOKICO製2ポットキャリパー



DSC_3208
  イタリヤ製FORMULA  R1 のディスクブレーキ

油圧対抗ピストンの最高級品で一台分で55.000円程する代物であります。

車やオートバイのディスクブレーキは、多少引きずりがあって正常(回してみるとシャラシャラ音がして抵抗があるがエンジンパワーからしてみれば無視できるレベルである)ですが、自転車の場合は、引きずってはいけません。ほんの少しの抵抗でも大変重い自転車になってしまいます。


フロントは1発で決まったんですが、リヤがどうしても引きずる


DSC_3214
一箇所だけ引きずる様なときは、ローターの歪みが原因です


DSC_2133
全体に引きずる場合にはピストンの固着による作動不良が考えられますが、今回は新車なので問題なし


DSC_2130
 ブレーキパットにもそれなりの工夫がしてありました


DSC_2131
  パットとパットの間に入ったクモの様なスプリング

バイクのキャリパーにもスプリングが入ってますが、それはパットの振動止めです。
基本、油圧キャリパーはシールリップのよれが戻ることによる自動調整なので、ブレーキを放すとピストンが戻ります。このときパットもピストンと一緒にローターから離してやろうとしているのが、クモスプリングの役目のようです。

これまで問題がなかったら後は取付位置を疑うしかないでしょう

一番上の写真のKAWASAKI  250 TR  TOKICO製2ポットキャリパーの取り付け方を自転車的に言うと「インターナショナルスタンダード」といいフォーク側面から2本のボルトで取り付けています。

対して2番目写真FORMULA  R1 ディスクブレーキの取り付け方をポストマウント(モーターサイクル的に言うとラジアルマウント)と呼び、(今ではこちらがスタンダードか?)主流となっています。

この方式の利点はブレーキを握ったまま取り付けボルトを締めれば1発でキャリパーのセンターが出ることです

DSC_3270
キャリパー取付ボルトを緩めた状態でブレーキレバーを握りっぱなしにします



DSC_3273
その状態でキャリパーを締付ればきっちりセンターが出ます

   「出ません、相変わらず引きずったままで〜す」

        「これじゃ〜納車できませ〜ん」

               「ヤバイ!」

              
明日に、つづく

crank brothers 装着編 その2 【橋輪Blog】

      crank brothers 装着編 その2

橋輪ブログには、滅多に話題に上がらないMTB
ましてやロードや小径車には全く縁のない15mmスルーアクスルシャフトやディスクブレーキの話


DSC_3203
crank brothers split two stage quick release  9.240円
           フロント 100mm / リヤー 135mm
カラー:ブラック / レッド / ブルー / グリーン / オレンジ / ゴールド


DSC_3204
      2分割のクイックレバーが特徴

全く同じカムプロフィールを持つ二つのレバーが操作力を軽減します。
トラベル量の激しいMTBはクイックもしっかり取り付けたいですよね。
締めるときは手のひらで押し付けますから強い力が掛けやすいですが、開くときに例えばフレームの間にレバーがあるときなど、指の腹だけで起こすのにちょっと大変な時がありますね。

このスプリットツーステージクイックリリースは、まず黒いメインレバーを引き上げ、次に赤のセカンドレバーを起こしていきます。
カムの当たり面の摩擦が1/2になりますから、開く力も半分になるという優れものです。
(メインレバーで締めるとセカンドレバーも一緒に閉じる)

クイックレバーを倒すとなぜ締まるのか?は、
         DAHONメンテナンスで書いた通りです



DSC_3218

   アルマイトカラーがルックス的にもグットですね


          明日は、ディスクブレーキ

crank brothers 装着編 【橋輪Blog】

         crank brothers 装着編

橋輪ブログには、滅多に話題に上がらないMTB
ましてやロードや小径車には全く縁のない15mmスルーアクスルシャフトやディスクブレーキの話

DSC_3209
これはフロントハブですが、かなり大きなシャフト穴が開いています。
普段目にするクイックレリースだと細いクイックシャフトが通る穴がハブ軸(一般的にはフロント9mm リヤ10mm)に開いているはずです。

これはMTBにおける激しいラフロード走行の荷重に適応するために大径化した訳です。

フロントに大きな荷重が掛かるダウンヒルバイク(ダブルクラウンの物凄いごっついフォークが付いてるヤツ)では、20mmものアクスルシャフトをモーターサイクルの様にまずアクスルシャフトとナットによりハブベアリングのインナーレースとカラーを締め付け一体化させた後、フォークエンドに付いた4本のボルトでアクスルシャフトを支持するという大げさな取り付け方法を取っています。


DSC_3199
      上:普通の9mmクイックレリース
      下:15mmスルーアクスル

簡単にホイールの脱着ができるクイックレリースの利点と、高荷重に絶える極太アクスルを兼ね備えたのが15mmスルーアクスルです。(と、ぼくが勝手に思っている)

両者の大きな違いは、9mmクイックレリースではベアリングなどの組み込まれたハブ軸に、フォークエンドを挟みつけているだけで、シャフト自体では全く荷重うを受けていない点。
例えばクイックレリースシャフトを抜いてしまっても(ウイリーしなければ)走れる訳です。

これに対して15mmスルーアクスルは、スキュアーを倒して初めてフロントハブとして成り立つことから、シャフトに殆どの荷重(フォーク内側とフランジも摩擦もバカにできないが)が架ってきて、シャフト両端には大きなせん断力が働きます。


DSC_3211
今、アクスルを入れなくともこの状態でバイクが立っています。この場合は、9mmクイックの時とは違い走ることはできません。


          (画像クリックで拡大)
アクスル (2)
普通のハブにクイックを通したままフォークを迎えに行くオープンエンドとは異なり、フォークに開いた穴を貫通させなくてはなりませんので、自ずとシャフトは後から入れる事になります。

ブレーキッパットの隙間にディスクローターを入れつつ、重いMTBを支えながらシャフト穴を探るの容易ではありません。
そこでフランジを受ける部分(右の赤丸で囲った部分)を作ってシャフトを入れる為のガイドとしているだけです。
現に、シャフトを挿入する際、ゴツンゴツンと2度抵抗があるのは、若干落差のあるベアリング内にシャフトが入って行きつつ、この部分からフランジが離れるからです。(シャフト両端には大きなせん断力が働きます。とはこの部分です)



DSC_3220
ちょうど良い締め加減にクイックが収まりました。この後レバーの倒す方向を変えたければ、反対側のナットの位置を差し替えます。


     何という発明だ 15mmスルーアクスル!


            明日に、続く

火曜日藤井の「・・・。」

こんばんは。

火曜日担当、藤井です。


昨日の記事で紹介されていた、crank brothersのペダル、かなりカッコイイですねー!

ちなみに僕のペダルは 橋輪の店頭にも並んでいる、ECHO TR のプラットフォームペダルを使わせてもらってます。

echo-pedal


コイツも相当 薄型&軽量で、カラーバリエーションも豊富ですので、色んなバイクに合わせてもらえるオススメのパーツですね。


話は変わり、FUJI VENOM CX(僕が勝手にCXと呼んでいるシクロ仕様)なのですが、見た目が変で、しかもなんとなく乗りづらいので近々改良しなきゃなーと思ってます。

venomcx

今はフリーで乗ってますが、また固定を復活させてみようかな・・・。

free



そしてまた話は変わり、最近 画像の加工が楽しくなってきました。

僕はSILKYPIXというソフトを提供していただいてるんですが、いま大学の研究室でちょうど光や色についての論文をまとめていて、それらもちょっと参考にしながら色々イジくり倒して「レインボー」っぽく仕上げてみました。

trmz1

↓こんな感じでイジくり倒してます・・・

spx



この写真は別として、やっぱりバイクでもパーツでもなんでもそうですが、「キレイ」に見せることってかなり大事だなと感じます。

もっともっとガンバルゾ!


いつも脈絡も文才もなくてすみません・・・

ではまた来週!

crank brothers のモデルチェンジしたばかりの超カッコェーペダルをご紹介!

          フルモデルチェンジ crank brothers 5050

DSC_2094
crank brothers 5050 (フィフティフィフティ3) 11.550円
       トラクションピン付属  433g


DSC_2098

アルミ削りだしボディーに、軽量と耐久性を兼ねたポリカーボネート製軸受部を合体させた非常に薄型(19mm)のフラットペダルで、軸受けにも内側ニードルローラー、外側カートリッジベアリングを使用し滑らかな回転と耐久性を実現しています


 実は、昨日今日で紹介した
crank brothers のホイールと
     ペダル、ある人が、あのMTBに取り付ける!

          水曜日の装着編もお見逃しなく


            明日は、藤井氏ですぞ〜




営業日カレンダー
2021年12月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
2022年1月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
記事検索
Archives
  • ライブドアブログ