2010年10月

DAHONメンテナンス講座 3

ヘッドベアリングのプリロード(あらかじめ荷重を掛けておく)調整が出来ているにも関わらずガタが出るのは、他にいくつかの要因があります。



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    このDAHON カーブD3 で見てみよう。
    ディスプレイで籐のバスケットを付けてある。
      RIXEN&KAUL(リクセン・カウル)
      ラタンバスケット      7.665円

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ハンドルポストには高さとバーの角度の調整機構がありますが、どちらもクイックで締め上げる様になっています。この締めがあまいのも原因の一つです。クイックレバーが90度の位置から重くなるよう反対側のナットで調整します。
余談ですが、安物の折畳み自転車乗っている人の殆どが間違ったクイックの使い方してます。それは「クイックを開いたままレバーをグルグルと回して締め上げておしまい」と言う恐ろしいものです。


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ハンドルポストの折畳み機構(ラディアスV)にも調整が有ります。
今6mmのスパナが掛かっている部分がタイロットで両側に正ネジと逆ネジが切ってあります。これを回すことでクランプとヒンジ部のカムの距離が変り噛み付く力を調整します。

ほんの少し回しただけで、かなり変ってきます。部品が分離するほどグルグル回しちゃった人はプロに任せて戻してもらいましょう。


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左が2008までのハンドルポストで馬の”ひずめ”の様なクランプが中から外へ噛み付くのに対し右の2009以降は外から抱え込む形に。



ココまでチェックしても、まだガタが有るようでしたらフレーム側を疑います
            次はフレームラッチを。

















DAHONメンテナンス講座 2

       ダホンはアヘッドです

     
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      見た目は違えどスレッドレス(アヘッド)

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一般的なアヘッド、MASIのステムにフォークコラムをつかむボルトが横から2本、上にはコラム内のスターファングルナットを引き上げ、ヘッドベアリングにプリロードを掛けるアルミキャップとキャップボルト。

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ちょっとだけ突き出たフォークコラムの内側に切られたネジ山がスターファングルナットに値する。

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シルバーのステム(MASIステムと同じ)が入って、手に持っている部品(昨日の話に出てきた大きいボルト)がアルミキャップとキャップボルト。
大きいボルトの座面がステムを押す部分よりフォークコラムの上面が低くなければ調整できない事は、言うまでも無い。

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ヘットベアリングはフレームから取り外さなくとも分解できます。
細いマイナスドライバーでサークリップを外せば玉押しが分離できますが、小さなボールがバラバラと出てきてしまうので給油程度でしたら隙間からスプレーグリス注入が賢明でしょう。

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           分解したベアリング。



ヘッドのプリロード調整が完璧でもガタが出る場合もあります。

  次回のDAHONメンテナンス講座では、これを。

DAHONメンテナンス講座

   ダホンのヘッドベアリング玉押し調整

あまり有りませんが前ブレーキをかけるとガクッとショックを感じる物はヘッドベアリングのプリロード調整が必要です。折畳み式の複雑なポストなので難しそうに見えますが簡単です。

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 まず6mmのアレーンキーで脇のボルトを緩めます。

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次にハンドルポストを折って中の大きなボルトを締めますが、いったん緩めてから締めて行き重くなった所から時計の針で5分更に締めます。

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ハンドルポストを元に戻してタイヤとハンドルバーが直角かチェックします。(この時点では修正可能)

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最後に6mmアレーンキーで締めます。このボルトはしっかりと締めてください。(緩いと走行中にハンドルが効かなくなり危険です)

    さて、ちゃんと調整できたかチェックしてみます。

前ブレーキを掛けたままハンドルを前後に振ってみてガタが有るようでしたら最初からやり直して大きなボルトを更に締めます。

次にフレームを持って前輪を浮かせハンドルを左右に振ってみます。ゴリゴリと引っかかるとか重いようだったら大きなボルトが締め過ぎです。



     もうちょっと掘り下げたい方
            次はベアリングまで突っ込んでみます。














看板屋

  完成した橋輪のショーウィンドーに看板を付けます。

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BOBBYがパソコンとカッティングマシーンを駆使して切り文字を制作。


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   そして、ぼくが方眼紙で作ったアナログ図面。


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シュンがアプリケーションシートをケチってマスキングテープでステッカーに。

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     KBトラックと脚立を足場に作業開始。


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        だいぶ、突き進んできた。


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    地図に差し掛かった所で辺りは真っ暗。


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     やっと完成! 我ながらカッコイイ。


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チョット洒落た看板代わりのつもりなんですけど、みんなお店だと思ってるらしく・・・・・・・・・「いつもやってねーョ あのチャリ屋」。

犬用車椅子

  当店の販売するOXエンジニアリングの車いす。

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カラフルな子供用自転車ストライダーにも負けないフレームカラーバリエーションは、なんと106色。
フレームサイズ・ジオメトリー・オプションは、すべて採寸によるフルオーダー。



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                 テニス用 TRV   (鬼キャンだ)
パネルの写真は車いすテニスで北京パラリンピック、ゴールドメダリストとなったプロテニスプレーヤー「真吾 国枝」。  たまに遊びに来ます。




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    こちらは競技用ではなく普段使いの ZZR
四輪フルサスペンション搭載のOXフラックシップモデル。
後ろに見えるホイールは樹脂スポークのスピナジー。




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         超軽量カーボンホイール   TT-3
センターのボタンを押すだけで簡単に取外しできるクイックリリース。




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         さて、これ何でしょう?

    これはワンちゃん用の車椅子(車いす)なんです。

車体に乗せるのでは無く、フレームに吊り下げる方式を採っている為にパラシュートのハーネスの様になってます。
     (ワンちゃん用でも採寸によるオーダー制作)



      実際にワンちゃんに装着すると
  



            こうなります。

       この子はヘルニアを患い制作。
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今、ヘルニヤになるワンちゃんがとても多くなってます。(特に胴長犬に多い)犬にとっては散歩が一番の楽しみ、歩けなくなってしまうと急激に弱ってしまうワンちゃんもいます。

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        いきなり歩き始めました。

全快で走り回っても転倒しない様にホイールには若干のネガティブキャンバー(ハの字に開いている)が付けてある。

後ろ足がぶらさがっているのは、歩いている時に自然と動いてリハビリ効を狙っている為で、実際に治ったワンちゃんも沢山います。




この子はフローリングの床で高速スリップダウンし後ろ足捻挫。
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フレームが地面と水平となる様にハーネスを調整するのがポイントで前足に負担がかからず、走りやすい。

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   この子も初装着だが、なんだか嬉しそうだ。



犬用車いす OX   Wilmog(ウイルモグ)   68.250円より
フレームカラー:ホワイト/オレンジ/ディープブルー
     納期: オーダーより約1週間
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