CARACLE COZ 折畳方説明

昨日ご紹介した CARACLE 
COZ DB rev 1.1 105。本日は、その折畳方を検証してみたいと思います。動画などで研究しましたが、ちょっとアレンジを加えてやってみますね。

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左から付属のスルーアクスル用ハンドル、Quick-it 保護キャップにベルクロバンド。それにハンカチ大のウエスを1枚用意。


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説明では、チェーンは、アウターに掛け、右クランクアームが時計の針で1〜2時の位置とありますが、



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色々検証した結果、左クランクアームをダウンチューブに沿わせてスタート。



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スプロケット位置もトップから3〜4段目とありましたが、ディレーラーの飛び出し量を抑えるため5段目としました。


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そして Quick-it 保護キャップを用意。



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ボールロックカプラーを解除。



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これちょっと差し込み硬いのですが、挟み込んでサドルを押すと簡単にセットできます。




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付属のスルーアクスル用ハンドルです。(前後輪兼用)



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スルーアクスル内に O リングが仕込まれてますので、走行中付けっぱなしでも外れません。



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左に回してアクスルを抜き、


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前輪を外します。



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キャリパーには、付属のパットスペーサーをセットしておきましょう。



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フォークを接地させます。エンドには、予め保護シールを貼ってありますが、ウエスをひいて滑り止め。


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メインフレームを持ち上げるとリヤ三角が下がってきます。



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このくらいからメインフレームから出てチェーンステーに入るリヤディレーラーケーブルとリヤブレーキホースが突っ張ってきます。


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前側からフレーム内に押し込み、



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余裕を持たせます。



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このぐらいの余裕が欲しいです。この辺まで畳み込んでくると上側のチェーンが外れフロントディレーラーのケイジにかろうじて引っかかっている状態となりますが、全く気にしないで下さい。


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もう完全にチェーンステーの上に落ちちゃってますが、予め貼っておいた保護シールとチェーンステープロテクターの上です。


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更に畳み込むとオプションでダウンチューブ下に装着した前輪固定プレート兼ダウンチューブプロテクターに下側のチェーンが掛かります。


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ここまで畳むと、


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Quick-it 保護キャップが、地面に接地します。



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先ほど外した前輪に今度は反対側からスルーアクスルを通します。



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中央部分にある前輪固定プレート兼ダウンチューブプロテクターには、スル−アクスルに合う雌ネジが切られたアルミブロックが取り付けられています。


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スルーアクスルを締め込むとフレームやクランクに干渉することなく、しっかりと固定されます。これなら輪行袋に入れて運んでも傷付きは皆無ですね。


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そしてハンドルを左に切ります。



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前輪とドロップバー下ハンをベルクロバンドで固定。



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最後にクイックでシートポスト下げれば、



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折畳完了!
フォールディングサイズは、縦71.0×横88.5×奥行35cm(Mサイズ)となります。



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それでは、展張してみます。今度は、前輪を先に付けたいと思います。



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チェーンリングの下にウエスを敷きます。



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フォークを持ち上げ前輪を装着。



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リヤスイングアームを戻していきます。



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するとチェーンリングから下側チェーンが外れようとします。



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ここでウエス本来の出番。下側チェーンが外れて行かぬよう保持して下さい。



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ここまでくると上側チェーンは、勝手に元のチェーンラインに戻ってきます。



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ここでポイント。リヤディレーラーケーブルとリヤブレーキホースが尺取虫みたいになってます。



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これ面倒見てダウンチューブ内に押し込んであげましょう。特にリヤディレーラーケーブルは、チェーンステー内に逃げ込もうとしますので注意が必要です。(変速不良を起こす可能性あり)


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Quick-it 保護キャップを外し、



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Quick-it で結合。



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この時点ではまだチェーンリングの歯からチェーンが浮いている箇所がありますから、後輪を浮かせてクランクを正回転で1回転回して整えます。


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シートポストを伸ばして展張完了です。



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この外した Quick-it 保護キャップって絶対失くしそうですよね?



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いい隠し場所見付けましたよ。



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433.400円のカーボンバイクですからキズ付けちゃいけないと相当ビビりながらやりましたが、慣れてくると物の数分で折畳展張が可能です。

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実はこの CARACLE COZ DB rev 1.1 105 まだ売れたわけじゃないんですよ。



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なんと!試乗車にしちゃいました!


7.8kg のカーボンフォールディングロード試乗出来ます!
※試乗には、身分証明書の提示を頂いております