tern Vektron N8 に Kiox ディスプレイを装着する

IMG_3652
BOSCH Kiox BES2  32.800円(税別)
SP CONNECT UNIVERSAL BIKE MOUNT  4.400円(税別)

今回は、tern Vektron N8 を購入されたお客様よりディスプレーを標準の Purion(プューリオン)から 小型多機能ディスプレーの Kiox(キオックス)にアップデートしたいとのリクエストです。Kiox は、現在3種類あり Vektron S10 / N8 に適合するのは、BES2 のみで、300 / 500 は対応していません。「組付け工賃は、いか程ですか?」と聞かれましたが、「やってみないと分かりません」と答えておいた。それでは早速作業に取り掛かりましょう。

IMG_9840
オリジナルのディスプレーは、Purion。



IMG_3638
モーターユニットは、勿論 BOSCH。



IMG_3639
こちらのカバーを開ければ、コネクターが見えるはず。



IMG_3640
カバー取付スクリューは、トルクス頭です。



IMG_3630
配線が見えました。



IMG_3631
コネクターは、左の大きいのがバッテリーで、その右の4本線が本題のディスプレー、その下の黒赤2本線がスピードセンサーです。一番右のの丸いグロメットは、S10 の場合のフロント、リヤライトです。


IMG_3632
上から覆いかぶさっているスピードセンサーのコネクターを先に抜かなければ外せません。



IMG_3633
グレーの2本ピンがスピードセンサーで黒の4本線がディスプレーですから間違いようがありません。



IMG_3634
ディスプレーの配線は、フレームヒンジ下の小さな穴から挿入されています。



IMG_3635
末端同士は、スルスルと行き来できますが、



IMG_3636
バッテリーから来る太い配線の下にあり、配線部分は動けますが、



IMG_3637
コネクターは、絶対に通れません。どうやら配線が腸ねん転を起こしているようです。



カテーテル手術で行けると見てましたが、無理でした。開腹手術に切り替えます。

次回につづく、