KIMORI COLOSSUS ディスク計画(その20)

ディスクローターとフォークのクリアランスが、Shimano と GOKISO ハブで 0.6mm 違っていた。ハブのオーバーロックナット寸法(エンド幅)を疑ってみるが、スポークを組んでいるのとローターが付いているのでノギスが掴めないためフォークエンドとの隙間を測定してみる。

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GOKISO ハブが、0.80mm。



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Shimano ハブが、1.60mmであった。0.8mm の差である。



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DC のエンド幅を測ってみると、



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流石 KIMORI 100.53mm。測定方法が、いい加減なので確かな数値ではないが、以下のオーバーロックナット寸法が推測できる。

GOKISO ハブエンド幅 99.73mm
Shimano エンド幅      98.93mm

結果シマノの方が狭かった。クイックを締めたらその分フォークが内側にたわんでより条件が悪くなるはずなのに?


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次に GOKISO ハブを疑ってみた。(写真は、リヤハブだが)



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ローター取り付け面の形状をリヤと変更しているが、この距離が足りない(削り足りなければよりローターがフォークに近づく)のでは?


GOKISO に電話して聞いてみた。「この寸法って規格があるんですか?」との問いに「基本シマノに準じています」との回答だった。

ローターとフォークのクリアランスは、GOKISO ハブ / PROMAX ローターで 0.1mm。Shimsno / Shimano で 0.7mm。0.15mm 厚い PROMAX のローターから GOKISO / Shimano に変えたら GOKISO クリアランスは、0.25mm に増えるが、その差は、0.45mm。

「シマノに準じた寸法の許容範囲は何ミリですか?」と質問しようとしたが、「0.5mm です」と言われたら GOKISO のせいには出来ないので止めといた。

木森さんに頼んでローター取付面を1mm 削り落としてもらうのは簡単だが、ブルーアルマイトが無くなるのと共に GOKISO の保証も無くなってしまうだろう。

ともかく1mm 以下のクリアランスでは、Shimano 以外のハブを使った場合に接触する可能性があるわけだ。そこで一番確実なリヤと同じフロントも160mm から 140mm ローターにサイズダウンすることが賢明かと。

ところが、ディスクブレーキ初心者のぼくは、インターナショナルスタンダード規格のフォークに160mm 径以下のローターが装着出来ないってって事を知りパニックに陥るのです。

明日につづく、