DAHON K3 PLUS(その43)

リヤエンドの修正なんて初めてやりました。左エンドが非常に頑固で大変でしたが、やってみると気持ちいいもんですね。今日は、ディレーラーケージのアライメントまでみて遂にチェーン装着までやってみたいと思います。さて、ケージと地面のクリアランスは如何に?怖えー怖えー!

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左エンド内側に SST で抉った跡が付いてます。相当な力だったんだね。



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ヤスリで馴らしておきました。



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リヤエンドの景色も大分よくなったんじゃないでしょうか。



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ここまでやったなら徹底的に。ディレーラーハンガーの修正も。



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リヤディレーラーを戻します。



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バッテリー残量のチェック。ファンクションボタンシングルクリックで、



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緑の LED が3秒間点灯したら残量51〜100%あるということです。(50%以下の場合は、緑の点滅8回)



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ローにシフトしてみましょう。



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ケージが真っ直ぐになってますね。



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以前は、ローにシフトするとケージがリムに強くぶつかってましたからね。



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先ずは、ローにシフトした際のローギヤとガイドプーリーの歯先間の距離をエンドアジャストボルトで調整していきます。


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RD-R9250 には、GG 調整ゲージなるものが付属して来ます。



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チェーンは、まだ繋ぎたくないのでショックコードで代用です。



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こんな具合で。



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GG 調整ゲージをケージのプレートに添わせてローギヤの歯先を見ます。この最大スプロケットは、30T(新型 12s DURA は、11-30、11-34 しかない)ですからく「▲30T」のラインで合わせなければなりませんが、赤のラインまで近づいています。


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マニュアル通りであれば、エンドアジャストボルト締め込んで広げていきますが、構わずどんどん緩めてチェーン詰りが起きそうなほど近づけちゃいます。(アジャストに関係なくボルトを抜き取れるほどに緩めました)ディレーラー取付位置を最大に高めてロードクリアランスを少しでも稼ぐ目論見です。


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次に5速にシフト。ガイドプーリーの歯先と5速ギヤは、一致していませんね。



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ファンクションボタンを長押しすると LED が青から黄色に変わりアジャストモードに入ります。



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右シフトスイッチを細かく押しセンターに合わせます。



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いよいよチェーンを繋ぎます。「116L(リンク)ミッシングリンク」というチェーンをチョイスしたので、114L + ミッシングリンクで116L となります。



作戦は、こうです

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ケージがこの位置に来てしまうと地面にヒットですから、



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極端にチェーンを長く取りこのあたりでシフトさせるか、



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逆に短く取り前方で変速させるかです。



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116L ノーカットでこの距離。



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まだテンションプーリーは、引っ張っていませんから、



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ミッシングリンクで繋ぐと10mm ほど引っ張った状態となります。



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先ずは、TOP ギヤでテンションプーリーが一番高い位置からのスタート。



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6速までシフトダウン。こんなに動くの?



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そして3速。もうケージの下水平で地面と平行!



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ローで遂にタイヤからはみ出したぞ!



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あんな遠くから始めたのにこんなに動くのかよ!ゲゲゲゲ・・・完全に地面にヒットじゃん。(その43)までやってきたのに、このプロジェクト終わりか?

明日につづく、