ゴールデンウィーク1回も飛ばせなかったこと

今夜は、久々社長室から。ゴールデンウィークに4日連続で飛行場行ったにもかかわらず、トラブル続きで1回も飛ばせませんでした。

先ず一日目、何をやってもエンジン掛からずで、スパークプラグを外してみたらスパークしていない。帰って工作室で原因を探るとクランクシャフトからスパークタイミングを検知して信号を送るピックアップコイルが原因と判明し新品と交換する。

二日目、プラグは勢いよくスパークしているが今度はガスが来ない。完全にチョークバルブを閉じてクランキングしてもキャブの吸入口が乾いたままだ。これまた工作室で調べるとリードブロックパッキンの不良でここから多くのエアーを吸っていたみたい。リードブロック、キャブレター両方のパッキンを新品に交換した。

さて三日目、エンジンは、プロペラフィリップ1発で始動し、20×8のペラを7400rpm で回しすこぶる絶好調。だがプロポを操作していないにも関わらずアイドリング時にスロットルサーボが、「ワンーワンーワンー」と微妙に動いてるではないか。これはエンジンの振動がもろに伝わるスロットルサーボの故障と見た。(ぼくの経験だと5つ搭載しているサーボの中でスロットルサーボが一番先に壊れる)これまた工作室にて新品サーボに交換。

4日目、今日こそは飛べると思ってエンジン始動。ところが新品にしたスロットルサーボが昨日に増してローからハイまで狂ったように勝手に動きまくる。エンジンが勝手に全開になったと思ったら今度はアイドル。スロットルサーボは壊れていなかったのである。原因は、半分抜けかけたプラグキャップだった。プラグキャップとプラグが離れていても高電圧のためリークしてプラグに火が飛ぶが、強烈なノイズを発生する。これに一番近いスロットルサーボが影響を受けていたのでした。プラグキャップにある C クリップをプライヤーで潰し再度試してみると、さっきの騒ぎが嘘のようであった。だが半タンク回した後にもう一度点検するとゆるゆるに戻っていた。これでは危なくて飛ばせない。

帰宅し、プラグキャップをハイテンションコードごと新品に交換したところで4日間の休みは終了となった。


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エンジンを下ろしてみるとガス漏れが半端ない。



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キャブレターの取付ボルト2本が緩んでいた。



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見てこれこんなに隙間が。手前のキャブレターパッキンには、負圧しかからないが、こちらリードブロックパッキンには、負圧と正圧が交互に掛かる。



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こんなに広がってたのね。エンジン回り過ぎてたのは、ここから二次空気すってたのね。

一機で4日連続トラブったのは、初めてでした。