初のエンジン水上機 Muscle Coupe(事故調査編)

機は、離陸した瞬間大きく右に傾き滑走路内に激突寸前でしたが、高翼機からだろうか一度自ら立て直し茂みの中へと突っ込んだ。操縦していた自分も何が起きたのか分からず放心状態。「あ〜、水上機になる前に終わったか」「寂しく工作室にあるフロートだけが残ったじゃん」。長靴に履き替え墜落機の回収に恐る恐る向かうと・・・・

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えっ、殆ど壊れてないじゃんか!あの勢いで突っ込んだら100%逝くはずなのに。この奇跡に呆然と立ちつくすぼくとクラブメイトの影。


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よく観察すると右翼の付け根がいってるのとカウリングの3か所が割れているだけ。しかも離陸直後のエンジンフルハイで突っ込んでるのにウッドのプロペラも折れていない。たまたま枯れたつるの山が全てを吸収してくれたようだ。ここで送信機を操作してみると、何と何も動かない。完全なノーコントロール状態。


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原因は、これだった。重心合わせのために、こんな後ろに積んだバッテリーの延長コード。良くあるパターンは、搭載したバッテリーが外れその勢いでコネクターが抜け電源を喪失。だがバッテリーは、ちゃんと固定されていた。


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最後尾に搭載したラダー、エレベーターサーボの延長コードには、勿論コネクターの抜け防止のストッパーを付けていたが、受信機へと繋ぐバッテリーの延長コードには、毎回抜き差しするからとストッパーを付けていなかった。

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長い延長コードがエンジンの振動により胴体内で暴れコネクターが抜けたと推測する。



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このようにストッパーを付けておかねばダメですね。


横着は命取り。だが命は取られなかった。こんなの長いラジコン人生の中で初めてだ。実はこの日ぼくの墜落の前にクラブメイトも同じ経験をした。双発エンジン搭載の飛行艇に車輪を付けた新作機で、お互い3月の霞ケ浦飛行会に向けての練習中だった。離陸後、高度を取りながら左旋回を開始した直後に左エンジン停止。そのままきりもみに入り真っ逆さまに墜落。完全に終わったパターンだが回収に向かうと、またこれが枯れたつるの山に頭から刺さっていて、こちらも奇跡の無傷。二人とも新年の運を使い果たしたか。

まだまだ水上機の夢は、叶うぞ!