初のエンジン水上機 Muscle Coupe(陸上初飛行編)

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本日は、社長室より。穏やかな天候を狙って(と言っても火曜日は、良いか悪いかの1週間交代の連続ですが)陸上機としての初フライトを行いました。

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エンジンの始動は、ハンドフィリップで行いました。ウインドシールド外すとキャブのファンネルに指でアクセスできますのでチョークが可能です。コンタクトのコールでイグニッションON。排気量が小さい3気筒のせいか初爆が全く感じられませんが、適当にフィリップを続けていると「来た来た」って感じからあっさり始動しました。始動性は良好です。

燃料オイル甘甘で4タンク回し、機体下面はオイルでドロドロになりながらブレークイン終了。



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キャブ調整でピークを出した後、FALCON ウッドペラ15×6で地上最高回転7500rpn。負荷が重いかなとみて14×6に変えると8.900rpm が得られました。アイドリングは、1200rpm で安定しています。


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吹き流しの垂れさがるほぼ無風状態で滑走を開始。機体重量のわりに非力なエンジンで果たして浮いてくれるのかとの心配もよそに気持ちよく離陸しました。これならフロート付きでも離水できそうな自信が付きました。

上空飛行では、ほぼノートリム。(上がる下がるや傾きの癖を取ること)ただ高翼機ならではのエンジンハイでは、どんどん上昇してしまいループに入ろうとします。これは後にダウンスラスト(エンジンの取り付け角度を下に向けること)を付けることで大分解消されました。

フラップシステムの操作を上空で行いましたが、エレベーターダウンミキシングが足りず Mid 15%⇒20%、Land 30%⇒35%に変更。エクストリームモデル特有の大きな舵面の影響が大のようです。

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旋回性は非常にとろく、エルロンで機体を傾けた後エレベーターアップしても中々戻ってきません。エレベーターの深打ちにラダーも足さないと小さな旋回が出来ないようです。もう少し飛ばし込んで水ぬるむ季節を迎えようと思います。

一人でしたのでビデオは、ありません