MOULTON TSR-9 SP 初期整備の依頼(その2)

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リヤディレーラーの調整もされていることから納車整備がされていると見受けました。なのでサスペンションのチェックを重点に見ていこうと思います。

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サブフォークのプリロードアジャスターが全く締め込まれてない状態で強い反発を感じますのでハードスプリングに交換されている可能性あり。


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ボトムリンクを見るとナイロンナットが仕込まれています。これは、買取店の仕業ではありませんね。



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交換してある六角ボルトにロック剤も塗布してあるし。



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サブフォークをチョイと引き上げ、フリクションワッシャーの状態を確認します。



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ちゃんとグリスも塗布されています。



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交換されていた六角ボルトは、



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ぼくの好みでナベキャップボルトに交換しちゃいます。



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でもってボトムリンクを内外で入れ替え。



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ロック剤は、立て込みのナット側に付着してるの要らないでしょう。



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ここでガッツリ締めちゃいます。



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リバウンドブッシュを仕込んで、



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内側からのフリクション調整に変更です。



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ここまで特に何を改善したこともありません。フリクション調整を外側でやれるか内側かです。



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ただ無骨なナイロンナットが見えるよりこちらの方がスッキリするってだけのことです。



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これでサスペンションフォークの点検は、問題なく終了。きっとモールトンショップで納車整備されてる車両ですよ。これ以上やる必要ある?

明日につづく、