DAHON Deftar のブレーキについて

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DAHON NEW モデル、デフターのデリバリーが遅れた理由の一つにフロントフォークの問題があったと勝手に推測する。キャリパー仕様のブレーキは、リヤに PROMAX RC482 が装着されるが、フロントは無名のキャリパーである。普通本来ならば、前後とも PROMAX RC482 で揃えるはずだが、おそらくフロントは、ブレーキシューがリムにとどかなかったんではないか。そこでこの無名の超ロングリーチキャリパーをみつけてきたのではないだろうか。

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ブレーキレバーは、TEKTRO 289A。



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リヤは、PROMAX RC482 が装着される。



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フロントは、無名のダサイ超ロングアーチキャリパー。さぞ効かないんだろうなとレバーを握ってみると意外と感触はいい。


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効かないブレーキは、走らなくとも握ればわかる。



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レバーを引いてシューがリムを挟んだところから更にジワーっと握り込めなければ効かないブレーキだ。


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いい感触になっているのは、超ロングアーチでありながらシューの取り付けが一番上になってるからであろう。たまたまこのキャリパーとレバーのレバー比が偶然にもマッチした可能性がある。


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リヤの方は、フロントに比べ握り込みが浅いように感じられた。



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先ほど出た「レバー比」だが、よくプライヤーやペンチに例えることがある。



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これて握られると指がつぶれるが、



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反対に使われると痛くもかゆくもない。



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これが「レバー比」だ。


納車整備後に試運転してみるとフロントは、無名のキャリパーブレーキにしては十分な制動力が出ている。しかしリヤはお世辞にも効くとは言えないありさまであった。まー、パニックブレーキで後輪ロック、スリックタイヤに一発で穴が開くよりはいいけどね。

明日は、デフターに105キャリパーを