”オッサン”のダブルパイロン(その5)

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ここまでサクサクと分解できたのにアッパー、ロアーのカートリッジベアリングが外せない。ロールス先生の時は、何の道具も使わずに外れたと思ったんだが。

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橋輪マニュアルを見返してみるとロールス先生のは、カンパだった。



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裏側からインナーレースを回してみると、



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インナーレースを叩いて抜けばベアリングがアウトだ。嵌っているアウターレースのみを叩かないとダメ。


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マイナスドライバーを当てがってみるが、



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掛かり代がない。



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プーラーもドンピシャサイズが無い。



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ロールス先生の画像を見返すと、嵌合代はほんの僅かだな。



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ベアリングの下に見える半丸の穴は、フレームを組む時のパイプを差し込むための穴だ。



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ドライバーを差し込んでチョットこじったら、



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あら!取れちゃった。



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これ圧入じゃなくて指でキキキキパチンって嵌めるやつね。良かったな、ベアリング付きじゃ水洗い出来ねーもん。



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フロントセクション分離完了。



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それでは続きましてリヤスイングアームピポット。ここは、慎重に床に置いて作業開始。ぼくの記録によるとピポットボルト首下にノルトロックワッシャー2枚と内径8mm 外形13mm、0.4mm 厚のシムが5枚。左フランジからは、内径8mm、0.2mm 厚のシム2枚、右が、内径13mm の0.5mm が1枚と0.2mm が2枚。それとオリジナルから線径の細いものに変えた O リングが2個仕込まれているはず。


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失くさぬようタイラップで纏めておこう。



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これにてフレーム磨きの下準備完了!

明日は、トマトケチャップ大作戦