OX PECO の SRAM i-3 変速不良(その2)

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破損した爪と切れたエキスパンダスプリングが出てきた。これらが他に悪さをしていないか確認する。

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これが破損した爪が働いていたプラネタリギヤハウジング内側のラチェット部。洗浄して点検しよう。



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プラネタリギヤハウジングにも爪が二つ。これが出たり入ったり。



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爪の支点となるピンは、C クリップによる抜け止めだ。



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幸いラチェット部にキズはないようだ。



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プラネタリギヤ側も無事。



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そしてプラネタリギヤユニットにセットすると回転を増減速する仕組み。



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三つのピニオンギヤは、固定されたアクスルシャフトのギヤと噛み合う。



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これが破損した部品で爪4個とエキスパンダスプリング。



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洗浄すると意外なことが分かった。



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爪は、4つ同じではなく方向性があり2個1対のようだが、どう付いていたかなんて今更知るすべもない。



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洗浄する前の写真を見ると一つだけグリスでへばりついている。



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一つは、こう付いていたのは確かだが、溝は反対側も含め全部で4か所。



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でもこれじゃどちらにも回らなくなる。



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もしかして一つの部品が二つに割れたのかも。



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こうして乗せてみると、



IMG_7687 - コピー
ぴったり重なる。



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これならエキスパンダスプリング1本で収まる。


でも反対向きにセット出来るあと二つの溝は何の意味があるか不明。それよりこんなパーツ手配できるのだろうか?

明日につづく、