MOULTON TSR-9 SP バーガンディー(その15)
嫌な予感!
(その14)でメッキ屋さんに送ったフォークとリヤアームだが、送った3日後にメッキ屋さんからメールが届いた。こんなに早く仕上がるわけがない。何か問題でもあったのか?恐る恐るメールを開いてみると・・・・
何と塗装を剥離すると素材全体が梨地加工されていたそうです。一応研磨は掛けますが、バフが当たらないところは、梨地が残ってしまいメッキ後に研磨したところと出来なかった部分に大きな差が出てしまうそうです。キモリフレームは、元々梨地ではないので研磨の届かない箇所でもある程度メッキの技術で光沢は出せるそうですけど梨地では光沢かなり弱くなり最悪まだらになってしまうそうです。「今ならメッキ前なので作業を中断しています」と最悪の内容でした。
梨地とは?
素材の表面に細かな傷をつけ(サンドブラストなど)光沢が無い状態にすることです。スマホの裏側がそれで指紋が付かずキズや汚れが目立たなくなる効果があります。ですが、こちらはスマホの裏どころではありません鮫肌です。

こちら手元にあるサブフォークです。

フリクションワッシャーの当たる部分の塗装がマスキングされています。これが梨地加工です。(是非とも拡大して見て下さい)
パシュレー製のクロモリフレーム&クロモリエンド(SST は、クロモリフレーム&ステンレスエンド)では、このフリクションワッシャーのマスキング面でしか(BB シェル内側は梨地加工されていない)地金を見たことなく、パシュレーでは、よりフリクションを稼ぐためにここだけ梨地加工されているのかと思ってましたが、塗装の乗り密着性を良くするのに全体を梨地加工しているようです。
決断!
塗装を剥がしたメインフォークは、丸棒ヤスリのようでしょう。剥がれにくい強い塗膜の形成や耐久性のある梨地メッキ(ドアノブなどがそれ)には向いていますが、求めるものと全く違う仕上がりとなるでしょう。ですが今更戻れません。(前後足メッキは、ぼくが提案してるし)ここは、ぼくが探し出してきたメッキ屋さん。彼の腕を信じ GO サインを出しました。すると「ある程度ご理解いただけるなら作業を進めます」との返事が来た。当然だわな。

そして本日メッキ屋さんより荷物到着。その仕上がりは如何に?
明日につづく、
嫌な予感!
(その14)でメッキ屋さんに送ったフォークとリヤアームだが、送った3日後にメッキ屋さんからメールが届いた。こんなに早く仕上がるわけがない。何か問題でもあったのか?恐る恐るメールを開いてみると・・・・
何と塗装を剥離すると素材全体が梨地加工されていたそうです。一応研磨は掛けますが、バフが当たらないところは、梨地が残ってしまいメッキ後に研磨したところと出来なかった部分に大きな差が出てしまうそうです。キモリフレームは、元々梨地ではないので研磨の届かない箇所でもある程度メッキの技術で光沢は出せるそうですけど梨地では光沢かなり弱くなり最悪まだらになってしまうそうです。「今ならメッキ前なので作業を中断しています」と最悪の内容でした。
梨地とは?
素材の表面に細かな傷をつけ(サンドブラストなど)光沢が無い状態にすることです。スマホの裏側がそれで指紋が付かずキズや汚れが目立たなくなる効果があります。ですが、こちらはスマホの裏どころではありません鮫肌です。

こちら手元にあるサブフォークです。

フリクションワッシャーの当たる部分の塗装がマスキングされています。これが梨地加工です。(是非とも拡大して見て下さい)
パシュレー製のクロモリフレーム&クロモリエンド(SST は、クロモリフレーム&ステンレスエンド)では、このフリクションワッシャーのマスキング面でしか(BB シェル内側は梨地加工されていない)地金を見たことなく、パシュレーでは、よりフリクションを稼ぐためにここだけ梨地加工されているのかと思ってましたが、塗装の乗り密着性を良くするのに全体を梨地加工しているようです。
決断!
塗装を剥がしたメインフォークは、丸棒ヤスリのようでしょう。剥がれにくい強い塗膜の形成や耐久性のある梨地メッキ(ドアノブなどがそれ)には向いていますが、求めるものと全く違う仕上がりとなるでしょう。ですが今更戻れません。(前後足メッキは、ぼくが提案してるし)ここは、ぼくが探し出してきたメッキ屋さん。彼の腕を信じ GO サインを出しました。すると「ある程度ご理解いただけるなら作業を進めます」との返事が来た。当然だわな。

そして本日メッキ屋さんより荷物到着。その仕上がりは如何に?
明日につづく、