あとがき

この Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツール購入してすぐ、あ〜ここ何とかならないのかな?と思った点が三つある。一つは切削能力の遅さと大変さ。これは今回の試行錯誤で編み出したクランプ作戦で解決に至った。後の二つはこれだ。

先ず二つ目は、このスライダーと呼ばれる下の L 型の部品。この工具の最も重要なパーツなのだが、

中に仕込まれる樹脂製のブッシュ(何故こんなところに樹脂を使うのだろうか?)とシャフトのスライドが異常に硬く上下に動かすのに大変な力がいる。ま、スルスルと動くようじゃ直角が保たれないんだろうけど硬すぎる。

しかもこの樹脂ブッシュ、よーく見てみると中の長方形の出っ張り部分しかシャフトに接触してないんですよ。

裏側から見てもね。

これじゃ実質この部分しか接触してないんですよ。

垂直保ちたいなら穴の深さ目いっぱい使うのがどう見ても有利だよね。

切削する度にスライダーを下げるのだが半端な力じゃ動かない。刃が立たなくて削れてないのか、このスライドが硬くて部材に刃を押し付足りないのかが分からない。ここは、精密な砲金ブッシュにして欲しいところ。

三つめは、この太すぎるハンドルの根本。

既にキズが見えると思うが、セットする角度によっては干渉して回らなくなる。

この二つの問題を暗黒技研さんに何とかお願いしようと思って連絡してみた。すると暗黒さん同じ不具合を感じていたらしく購入したばかりの Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツールを既に改造し、スライダーのブッシュは、砲金から製作しておりハンドルも旋盤で落としていた。流石である。

うちの DT-5.2 も改造してもらをうとしていた矢先、使用頻度が高まったからだろうかスルスルとスムースに動き出したではないですか。これは調子良くなってきたと思いきや実はこれ樹脂のブッシュがヘタリ初めていたんです。

ブッシュがヘタッた状況でクランプ方式で作業するとどうなるか説明しましょう。

緑の部材にスライダーから力を掛けますと、

本来カッターも水平に押し付けたいのですが、

ヘタリブッシュのためにスライダーが傾いでしまいます。勿論切削面も斜めになってしまいますが、切削後スライダーが抜けなくなる現象が起きます。スライダーをスムースに引き抜くには、元の水平荷戻るまで更に削り込まなければならないのです。

その最終仕上げにまだこいつは必要なのです。
暗黒さんが、ぼくのクランプ作戦の記事を見て自分の DT-5.2 を更に改造しようとしたら

このシャフトは、焼きが入っているので加工は困難だと思います。先ず暗黒さんだったらこのシャフトを1から製作し、

次にその製作したシャフトに穴をあけ雌ねじを立てる。

そしてスライダー(勿論アホな樹脂ブッシュは捨て砲金ブッシュに打ち換え済み)をセット。

ここに蝶ネジを入れて、

スプリングを仕込めばコンプレッサーの出来上がり!
まあこうなるとぼくは予想します。これで自由にプリロードが掛けられますね。実にスマート。Park Tool もここまで作り込めば完璧だったのにな。

でも暗黒さん、これなら932円ですから。

この Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツール購入してすぐ、あ〜ここ何とかならないのかな?と思った点が三つある。一つは切削能力の遅さと大変さ。これは今回の試行錯誤で編み出したクランプ作戦で解決に至った。後の二つはこれだ。

先ず二つ目は、このスライダーと呼ばれる下の L 型の部品。この工具の最も重要なパーツなのだが、

中に仕込まれる樹脂製のブッシュ(何故こんなところに樹脂を使うのだろうか?)とシャフトのスライドが異常に硬く上下に動かすのに大変な力がいる。ま、スルスルと動くようじゃ直角が保たれないんだろうけど硬すぎる。

しかもこの樹脂ブッシュ、よーく見てみると中の長方形の出っ張り部分しかシャフトに接触してないんですよ。

裏側から見てもね。

これじゃ実質この部分しか接触してないんですよ。

垂直保ちたいなら穴の深さ目いっぱい使うのがどう見ても有利だよね。

切削する度にスライダーを下げるのだが半端な力じゃ動かない。刃が立たなくて削れてないのか、このスライドが硬くて部材に刃を押し付足りないのかが分からない。ここは、精密な砲金ブッシュにして欲しいところ。

三つめは、この太すぎるハンドルの根本。

既にキズが見えると思うが、セットする角度によっては干渉して回らなくなる。

この二つの問題を暗黒技研さんに何とかお願いしようと思って連絡してみた。すると暗黒さん同じ不具合を感じていたらしく購入したばかりの Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツールを既に改造し、スライダーのブッシュは、砲金から製作しておりハンドルも旋盤で落としていた。流石である。

うちの DT-5.2 も改造してもらをうとしていた矢先、使用頻度が高まったからだろうかスルスルとスムースに動き出したではないですか。これは調子良くなってきたと思いきや実はこれ樹脂のブッシュがヘタリ初めていたんです。

ブッシュがヘタッた状況でクランプ方式で作業するとどうなるか説明しましょう。

緑の部材にスライダーから力を掛けますと、

本来カッターも水平に押し付けたいのですが、

ヘタリブッシュのためにスライダーが傾いでしまいます。勿論切削面も斜めになってしまいますが、切削後スライダーが抜けなくなる現象が起きます。スライダーをスムースに引き抜くには、元の水平荷戻るまで更に削り込まなければならないのです。

その最終仕上げにまだこいつは必要なのです。
暗黒さんが、ぼくのクランプ作戦の記事を見て自分の DT-5.2 を更に改造しようとしたら

このシャフトは、焼きが入っているので加工は困難だと思います。先ず暗黒さんだったらこのシャフトを1から製作し、

次にその製作したシャフトに穴をあけ雌ねじを立てる。

そしてスライダー(勿論アホな樹脂ブッシュは捨て砲金ブッシュに打ち換え済み)をセット。

ここに蝶ネジを入れて、

スプリングを仕込めばコンプレッサーの出来上がり!
まあこうなるとぼくは予想します。これで自由にプリロードが掛けられますね。実にスマート。Park Tool もここまで作り込めば完璧だったのにな。

でも暗黒さん、これなら932円ですから。