EXTREME FLIGHT Edge 540T

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今日は、冷たい雨が降りましたね。一番良い季節の秋がなくなりいきなり冬になった感じです。なので今夜は、社長室よりお送りします。新たに購入した最新鋭機 EXTREME FLIGHT Edge 540T です。ウイングスパンは、85”(2165.35mm)でエンジンは、2ストローク50cc の DA50 を搭載します。これでぼくの所有するアクロ機は、全てエクストリームフライト社の 35cc / 50cc / 70cc のラインナップとなります。

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カーボンロッドとカーボンロービング極薄プライウッドの超軽量構造の機体です。



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これが最新機構。ラジコン飛行機の胴体への主翼の取り付けは、ゴム止めに始まりウイングボルトで締め付ける方法で今日まで来ました。これがウイングボルトを使わないエクストリームフライト社の画期的な新機構であります。

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レバー操作でロック&解除がワンタッチです。安全のためのチェックボールも織り込まれてます。飛行場での機体の組み立てが格段に速くなります。折り畳み自転車店には、たまらないパーツですね。


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キャノピーは、タンデム仕様なのでインストルメントパネルが2器。



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中央には、曲技飛行パターンを記すアレスティー記号が。



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先日イメチェンンしたパイロットを搭乗させます。マテリアルは発泡素材なので両面テープで OK!



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サイズもピッタリです。



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このキャノピーにも新機構あり。従来は、ボルト2本ないし4本で胴体に固定する方法でしたが、こちらもボルトレス。


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こちらも新機構で前方左右にカーボン製のロックが追加されてます。チェックボール付き。



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後方は、35cc の機体にも採用されているオートロック的なスライドピンタイプ。これがダメなんだな〜。


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ここスライドピンの受け側の穴なんだけど極薄のプライウッドだからエンジンの振動でもうピンが鋸になっちゃってあっという間に長穴になっちゃう。35cc の機体は、ここ2か所しかロックが無いから飛行中に吹っ飛んだ経験があった。(着陸後ちゃんと探しに行ったが)


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穴を広げて PP パイプを入れて対策します。



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PP パイプに爪楊枝を差して、



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輪ゴムで引っ張り平行度を出す。



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この状態で PP パイプを接着しますが、接着剤は発泡プランクを溶かさぬよう GP クリアーを使用。



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これで完璧だべー!



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ここでキャノピーに関する逸話をひとつ。大分昔の話になりますが、埼玉桶川のホンダエアポートに大型ラジコン飛行機のデモフライトを見に行ったんです。フライヤーは、ラジコン界の大御所、成家儀一さんで、フライト前の準備を間近で見てたんですよ。機体は、当時の最先端コンポジット ARF 社のエクストラでスパン3m の超大型アクロ機。最後にキャノピーを閉める際、皆ボルトで締め付けてる中、工具も持たず「カチャ」ってオートロックなんですよ。「これだけで装着完了か?」「カッコえー!」「やっぱ一流は違うなー!」と思ったその瞬間、養生テープを上から”ベーター”って張り付けたんですよ。

やっぱプロでもキャノピー吹っ飛ばした経験あんのね!