形見のボクサー SAITO FA60T(その10)
年末も押し迫りめっきり寒くなりましたね。気温が10度を下回り風が吹いたら飛行場にはいれませんよ。そんな日は、温かい工作室にこもるのが一番です。業界ではビルディングシーズンなどと言います。さてフィルム貼りも大詰めで一番の難関に差し掛かります。

翼中央胴体と重なる部分に黒を貼ります。

型紙を作りました。

こんな塩梅です。

型紙からフィルムを切り出し貼っていきます。

主翼前縁部分に黒を貼っていきますが、ここが最大の難関です。翼端が薄くなる楕円翼は、非常に難しいんです。プランクされていないクラシカルなリブ組構造もその一つです。今ピンクを貼り終えている部分は、翼端を除いてほぼ二次元です。これが前縁になるとフル三次元で絶対に帳尻が合わなくなるんです。

先ず中央側を決めちゃいます。

この辺までは何とかアイロンで貼っていけますが、

翼端に近くなるほどしわ寄せが絶対出ます。これはアイロンでは無理なので、

ヒートガンの登場です。

この時点であきらめムードぷんぷんなんですが、仕上がりを信じて突き進みます。全体を温めフィルムを収縮させていきます。

これ以上炙ったらフィルムが溶けて穴が開くって寸前でフィルムが張ってきます。

怖かったけど我ながら上出来!

例のナイフレステープを仕込んでおきました。







これは気持ちいいであります。


抜け殻を2本引き抜けばカット完了。

これは奇跡的な出来であります。

多分いや絶対失敗に終わるだろうと思ってた暗い心が一機に吹き飛んだ瞬間です。

気を良くしてもう片翼も行ってみましょう。







左翼も何とか成功。

グレートプレーンズのストライピングテープです。カラーは、メタリックアルミナム。

胴体同様ピンクとブラックの境目に貼っていきます。

糊が付いていますが、ヒートガンで炙るかアイロンを当てると更に密着します。

前縁も。



これでフィルム貼りは、ほぼ完了であります。
カッコよくなってきたぞ!
年末も押し迫りめっきり寒くなりましたね。気温が10度を下回り風が吹いたら飛行場にはいれませんよ。そんな日は、温かい工作室にこもるのが一番です。業界ではビルディングシーズンなどと言います。さてフィルム貼りも大詰めで一番の難関に差し掛かります。

翼中央胴体と重なる部分に黒を貼ります。

型紙を作りました。

こんな塩梅です。

型紙からフィルムを切り出し貼っていきます。

主翼前縁部分に黒を貼っていきますが、ここが最大の難関です。翼端が薄くなる楕円翼は、非常に難しいんです。プランクされていないクラシカルなリブ組構造もその一つです。今ピンクを貼り終えている部分は、翼端を除いてほぼ二次元です。これが前縁になるとフル三次元で絶対に帳尻が合わなくなるんです。

先ず中央側を決めちゃいます。

この辺までは何とかアイロンで貼っていけますが、

翼端に近くなるほどしわ寄せが絶対出ます。これはアイロンでは無理なので、

ヒートガンの登場です。

この時点であきらめムードぷんぷんなんですが、仕上がりを信じて突き進みます。全体を温めフィルムを収縮させていきます。

これ以上炙ったらフィルムが溶けて穴が開くって寸前でフィルムが張ってきます。

怖かったけど我ながら上出来!

例のナイフレステープを仕込んでおきました。







これは気持ちいいであります。


抜け殻を2本引き抜けばカット完了。

これは奇跡的な出来であります。

多分いや絶対失敗に終わるだろうと思ってた暗い心が一機に吹き飛んだ瞬間です。

気を良くしてもう片翼も行ってみましょう。







左翼も何とか成功。

グレートプレーンズのストライピングテープです。カラーは、メタリックアルミナム。

胴体同様ピンクとブラックの境目に貼っていきます。

糊が付いていますが、ヒートガンで炙るかアイロンを当てると更に密着します。

前縁も。



これでフィルム貼りは、ほぼ完了であります。
カッコよくなってきたぞ!