ディスクブレーキ台座について(その5)
Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツールを初めて使ってみます。勿論、取扱説明書は熟読しました。今回作業する 2020 FIJI JARI 2.3 のフレーム、フォークは、フラットマウント仕様となっています。
先ずは比較的に調整でごまかせそうだったリヤブレーキから。
チェーンステーに設けられたフラットマウント。リヤは、フレーム側がただの穴(楕円)でキャリパーまたは、マウントアダプター側にねじが切られているタイプです。
ポストマウントタイプのTEKTRO mira メカニカルディスクキャリパーを外します。
マウントアダプターには、FR2-R160 の文字が。調べてみると TRP製でフラットマウントに対応するリヤ用160mm ローターってことみたい。
フレーム側が楕円なのでこんなに動いてしまいます。
取り合えずローターと平行な位置に仮組。
キャリパーを乗せてみてローターとパットの左右の隙間に余裕があればOKかと。
フラットマウントフレームですが、今加工する面がマウントアダプター上部なので、
「ポストマウントタイプのフェイシング」の説明に従って作業を進めます。
ポストマウントに使用するカッターとアタッチメント。
このように組み立てます。
車体のリヤエンドは、135mm 幅のクイックリリース 10mm シャフト。こちらのテレスコピックアクスルは、135〜210mm に対応します。
エンドのシャフト径は、10mm。
左右のキャップボルトを締めれば135mm 幅に調整されます。
ここでテレスコのスライドをクランプします。
これで取り付けは完了。
カッターのツバの部分をマウントアダプターに乗せ平行度を出します。
スライダーのボルト、
ボディーのクランプボルトの順で固定します。
次にスライダーのボルトのみを緩めて前側の面に移動。
ボルトを締めます。
スライダーは上下に動けて回転も出来ますので、ちょっと除けて切削油を塗ります。
ハンドルを回して切削開始です。
先ずは、黒い塗装が剥がれてきました。
更に進むとアルミの切粉が出始めました。
これちょっと気持ち良いですね。
一旦様子を見てみるとやはり平行度は出ていませんね。切削を進めます。
大体全周にわたり削れましたね。
もう一度カッターを戻します。
ここがみそで、スライダーの下にあるストップカラーを引き上げます。
スライダーにストップカラーを密着させてクランプします。前側は、この高さまで削り進めたよってことです。(この位置が基準面となる)よく考えてんなこの工具!
今度は後ろ側にセット。こちらの方が高いですから先ほどの基準線となるストップカラーとスライダーの間には隙間が空くことになります。その隙間が無くなるまで削れば前後同じ高さになるってわけ。良くできてんな!
奇麗にフェイシングできました。
もう一度平行度を見てみるとピッタリ!
キャリパーは、ブレーキを握った状態で取付ボルトを締めただけで一発で位置決めが完了。何とか擦らぬようごまかした取り付けとキッチリ精度を出した取り付けではブレーキレバーのタッチが全然違いますね。
明日は、フロントを
Park Tool の DT-5.2 ディスクマウントフェイシングツールを初めて使ってみます。勿論、取扱説明書は熟読しました。今回作業する 2020 FIJI JARI 2.3 のフレーム、フォークは、フラットマウント仕様となっています。
先ずは比較的に調整でごまかせそうだったリヤブレーキから。
チェーンステーに設けられたフラットマウント。リヤは、フレーム側がただの穴(楕円)でキャリパーまたは、マウントアダプター側にねじが切られているタイプです。
ポストマウントタイプのTEKTRO mira メカニカルディスクキャリパーを外します。
マウントアダプターには、FR2-R160 の文字が。調べてみると TRP製でフラットマウントに対応するリヤ用160mm ローターってことみたい。
フレーム側が楕円なのでこんなに動いてしまいます。
取り合えずローターと平行な位置に仮組。
キャリパーを乗せてみてローターとパットの左右の隙間に余裕があればOKかと。
フラットマウントフレームですが、今加工する面がマウントアダプター上部なので、
「ポストマウントタイプのフェイシング」の説明に従って作業を進めます。
ポストマウントに使用するカッターとアタッチメント。
このように組み立てます。
車体のリヤエンドは、135mm 幅のクイックリリース 10mm シャフト。こちらのテレスコピックアクスルは、135〜210mm に対応します。
エンドのシャフト径は、10mm。
左右のキャップボルトを締めれば135mm 幅に調整されます。
ここでテレスコのスライドをクランプします。
これで取り付けは完了。
カッターのツバの部分をマウントアダプターに乗せ平行度を出します。
スライダーのボルト、
ボディーのクランプボルトの順で固定します。
次にスライダーのボルトのみを緩めて前側の面に移動。
ボルトを締めます。
スライダーは上下に動けて回転も出来ますので、ちょっと除けて切削油を塗ります。
ハンドルを回して切削開始です。
先ずは、黒い塗装が剥がれてきました。
更に進むとアルミの切粉が出始めました。
これちょっと気持ち良いですね。
一旦様子を見てみるとやはり平行度は出ていませんね。切削を進めます。
大体全周にわたり削れましたね。
もう一度カッターを戻します。
ここがみそで、スライダーの下にあるストップカラーを引き上げます。
スライダーにストップカラーを密着させてクランプします。前側は、この高さまで削り進めたよってことです。(この位置が基準面となる)よく考えてんなこの工具!
今度は後ろ側にセット。こちらの方が高いですから先ほどの基準線となるストップカラーとスライダーの間には隙間が空くことになります。その隙間が無くなるまで削れば前後同じ高さになるってわけ。良くできてんな!
奇麗にフェイシングできました。
もう一度平行度を見てみるとピッタリ!
キャリパーは、ブレーキを握った状態で取付ボルトを締めただけで一発で位置決めが完了。何とか擦らぬようごまかした取り付けとキッチリ精度を出した取り付けではブレーキレバーのタッチが全然違いますね。
明日は、フロントを