Moulton SST-22 フレームセット その11

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フランジを修正したリヤスイングアーム。グリスを塗って本組していきます。

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フェイスカットとネジ山修正したBB シェル内も錆び防止でグリスを塗っておきましょう。取り合えずこのBB は、保管の為の蓋です。


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ピポット内の空間には、これでもかってくらいグリスを充填しちゃいます。



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そしてスピンドル。



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グリ−スニップルを装着。塗装を剥がしたフランジ内側は、そのままではじきに錆びてしまいますが、グリスアップすれば、フランジ面よりはみ出てくるので常にグリスまみれです。何故お城製にはグリ−スニップル付けないのか不思議でなりません。


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次にラバーコーンの取付けです。



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お城製では、マイナス頭やポジドライブのプラス頭のタッピングビスが付属してきます。



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このSST では、T10 トルクス頭のタッピングが付属となっています。ぼくはタッピングが嫌いなので3mm キャップボルトで止めます。穴開け方法ですが、これは DV-1 を組む際見出した方法です。


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先ずは、フロントセクションを合体します。



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ラバーコーンとシートチューブにあるカップが十分に密着するまでタイダウンロープで締め上げます。



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ドリルに3mm のキリをセット。



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フレーム側のカップの穴に添って少しだけ堀ます。



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3mm のすり鉢が出来ました。



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この谷に1.5mm のキリで穴開けします。否が応でもセンターが出るってわけ。



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ここに先ほどの1.5mm のキリのみを立て垂直を見ます。もし斜めであれば、次の2.5mm の下穴まで広げる際に修正しておきましょう。


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φ2.5の下穴にM3 ピッチ0.5のタップでネジを立てます。



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今までラバーコーンへの穴開けは、緊張を強いられる作業でしたが、この方法であれば簡単確実となりました。



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これにてリヤセクションの下準備は全て完了!

明日につづく、