足し算は出来るが引き算は出来ない橋輪

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即席プーラーで抜き取ったスピンドルは、最後まで堅かった。



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ところがこの抜き取ったスピンドル、



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左から挿入してみるとスーと入って、



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ここでストップ。



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ブラスブッシュは左右2分割だからここで止まったことになる。



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そして右側は、少し入ってここでストップ。



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右から入ったスピンドルはここでストップ。



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てことはブラスブッシュの仕上げには問題がなく、



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おそらくここにバリがあるだけと予想する。左から抜けばもっと簡単だったのに。ん、何かこういうパターンあったな?


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しかしこんなにフランジが開いてしまうほど寸法が違う。



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スピンドルも開いたフランジの上方には入るが、



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下方には入らないぐらい長い。

これはもう最悪のパターンで、短い少ないであれば、今までやってきた足し算方式(精密シムリングの追加)で凌げるが、引き算(スピンドルやブラスブッシュの旋盤加工)はできないのである。これは八方塞がりとあきれ返って Facebook を開いてみると、たまに出てくる「3年前の思い出を振り返ってみましょう」的なやつの2017年4月17日の投稿にこれが出てきた。丁度3年前の今日、TSR のリヤピポット対策をやっていたようだ。

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Facebook 2017年4月17日投稿の思い出の写真。
この時の【橋輪Blog】の記事が、⇒ こちら

関連記事全て見返してみるとやはり書き留めておくのは大事だね。まだやれることがある!

次回につづく、