DE ROSA PROTOS Revo(その8)

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やはり塗装を保護するより正確に組むことを考えるとカッターで落とすのが一番かと。オーナーS さんに見てもらい「最悪塗装がバッキっといたらごめんなさい」と承諾を頂き30万円掛かったスペシャルペイントに刃を入れることと相成りました。怖え〜!

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ガイドには、例の樹脂ワッシャー0.5mm で塗装を保護。



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失敗してもクランクを付けてしまえば見えなくなるドライブサイドから行います。



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フェイスカッターをセット。



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さー行くぞと意気込みながらも手が震えます。



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サラサラと小さな音を立てながら薄皮が剝けてきました。



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おっかなびっくり様子を見ますが、まだ透明なクリアーが削れただけです。



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先に進みます。怖いながらも感触が気持ちいい。



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時計の針で10時から3時の部分がもう少し削りたいです。



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更に進むと削れる音が変わりアルミの切粉が出てきました。




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奇麗にカット出来たんじゃないでしょうか。銀の部分がアルミのBB ネジパイプでその外側の黒がフレームのカーボンです。塗装は、白に緑をのせているが分かりますね。


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BB をねじ込んでみます。殆ど削った個所が見えませんね。大成功じゃないですか。ちょっと安心。



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続きましてノンドライブサイド。



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左も慎重に進みますが、



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何か削れる範囲が広いような気がします。



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これが左側の仕上がり。右に比べて大分歪ですね。アルミのネジ切りパイプよりカーボンの方が高かった証拠です。厚い塗膜もそうですが地のフェイスカットも必要だったってことですね。


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左はカット面が少し見えてしまいました。左右逆だとよかったですね。



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今度は気兼ねなく締め付け出来ます。



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右からクランクを挿入。



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左クランクアームを取り付けフィキシングボルトを目いっぱい締め付けます。



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ま、回ってくれました! ひ汗出たわ!

次回につづく、