前後サスペンションの分解

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それでは前後サスペンションの分解に入ります。今までやってきた数少ない経験の中でどのように組まれているか見ていきましょう。先ずはサスペンションフォークから。

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ボトムリンクですが、フリクション調整ができるボルトナットに変えてありますね。ロールス先生一度転倒でフロントフォークを曲げてしまい交換したとのことです。その際交換したのでしょうか。ここは見た目重視でボルトの方向を変えましょうかね。


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ボトムリンクの分解。



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サブフォークを引き抜くと泥がいっぱい。



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スプリングを引き抜きコラム内を覗くとストッパー部にワッシャーが見えます。ぼくと同じ考えでヒラワッシャー1枚入れて組んでるようです。


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スポークを使って引っ張り出してみると・・・ワッシャーではなくカラーでした。



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こういう順番です。これオリジナルだろうか?



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これでフォーク分解終了。



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スーパースピードフレームキットに付属する φ 34.9 のシートピラー。ロー付けの腐食具合からしてこれもモールトンで製作してるっぽいですね。



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さてと何時も問題のリヤスイングアーム行ってみましょう。



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今はもう存在しない某ショップのステッカーが貼られてますが大丈夫でしょうか。



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問題のピポット部ですが今のところ全くガタは出ていません。



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もし適当に組まれていればレンチを20分ほど緩めるだけですぐにぼろが出ます。



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緩めましたがガタは出ません。



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ボルト抜いてみます。



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ちょっとレバーで抉ってやらないと外れません。



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これはもしや?



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スーパースピードもフレクシターです!



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年式は、2013年モデル。



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今組んでいるもう一台のスーパースピードは2017年モデルでブラスブッシュ。

スーパースピードにも前回オーバーホールした先生のダブルパイロンと同じフレクシターピポットを採用していたのか。その後2014 ダブルパイロンは、ブラスブッシュに変更になってる。ということは、NEW シリーズもしくは、シングルパイロンから2013年まで上位モデルではフレクシターピポットを採用していたのではないか。少しだけモールトンの詳細の進化(2014年以降のピポットは決して進化と呼べないが)を垣間見た気がする。それにしても先生、同年2013年モデルのスーパースピード、ダブルパイロンを所有なんて流石は”通”ですな。

次回につづく、