ロールス先生のスーパースピード(その2)

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作業二日目は、ホーイールのメンテナンスから。作業の流れからしてドライブトレーンのチタンコーティング準備から始めるのが筋だが訳あって他を進めます。

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GOKISO ハブのクリーニングは、WAKOS ガラスクリーナーにて。



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球面ワッシャーのクリーニングとグリスアップも忘れずに。



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リムテープのニップル穴部分も大分凹んできています。



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SCHWALBE  High Pressure Rim Tape。



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ワイドリムにはピッタリの18mm タイプを使用しました。



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SCHWALBE ONE 20×1.10(28-406) 7.200円(税別)



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これにてホイールのメンテナンス終了。



ここでワンポイントアドバイス!

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組み付けたタイヤビードがリムフックにしっかりと噛んだかの確認を簡単に見分ける方法です。



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タイヤ側面に刻印されたラインとリムの先端のこの間隔を見るのです。



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先ず、両手で(この場合右手はカメラを持っているので掴めていませんが)ハブのオーバーロックナット又は、クイックを持ちます。


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指でスポークを弾き回転を与えます。



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GOKISO なので放した右手をスマホに持ち替え撮影モードに切り替えるまで4分30秒ほどの余裕があります。



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回転しているタイヤの先ほどの隙間を注視します。ラインがずーっと見えていればOKです。たまにリムに隠れるようでしたらその箇所のビードが上がってない証拠です。

では上がりきらないビードを上げるには? ビードを滑りやすくするタイヤクリームなる製品もありますが、中性洗剤を水に溶いた石鹸水で代用できます。一旦空気を抜いて隙間から上がらない部分のビードに塗りつけます。再度空気を入れれば対外上がってきますが、フルカーボンリムのようなプレッシャーに制限がある場合必要以上に圧を上げられません。慌てなくとも大丈夫です。翌朝見れば奇麗にビードが上がってますから。

明日は、フロントフォークを外していきます