何時もモールトンは、ピポット修正から

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モールトンに触る経験が浅いので何とも言えませんが、ピポットに関して点検してそのまま組めたのは、2018年モデルのパシュレー製のTSR だけでした。

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各部の寸法を測っておきましょう。スピンドル長さが55.10mm。



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ブラスブッシュのアッセンブリー寸法が54.59mm。



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普通にツバ付きのブラスプレーンベアリングが左右から圧入されています。



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先ずは、BB シェルから立ち上がるフランジの平行度を確認。上の方ではガタがあり、



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下方で無くなる。



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更にこの位置で止まるってことは、上に向かって開いているってことです。



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ちょっと万力で修正掛けてみます。



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ヌルッっと入って自然落下しない絶妙な距離に修正出来ました。



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次にスピンドルよりブラスブッシュがどれだけ低いかです。



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大きめの平ワッシャーをフランジに見立てます。



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左側を奥まで密着させスピンドル、ブラスブッシュの両側面を面一にします。



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当然スピンドルがブッシュより飛び出しますね。



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そして右側フランジとの間を隙間ゲージで測定しようってわけ。



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左右に押し付けてみると目視でもクリアランスが見えます。



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さて何ミリの隙間ゲージが入るでしょうか。



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0.5mm はすんなり入っちゃいました。



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0.05mm を追加します。



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2枚合わせて0.55mm がしっくり来ました。計算上は、0.55mm のシムリングを入れれば解決。



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スピンドルの外径が15.85mm。



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ブッシュのツバ外径が22.22mm。てことは内径16mm 外径22mm のシムリングが欲しい。



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ぼくのシムリングコレクションに内径16mm はない。



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モノタロウに発注であります。

モールトンオーナーさんこの測定方法はお勧めですよ。隙間ゲージ一つで出来ますからね。クリアランスが多くてもフルトルクで締め上げてあればフランジが曲がりガタは出ませんからね。でも動きは渋いよ!

次回につづく、