富士号の整備(その2)

その2では、難関乗り切るパワーツールをお見せしましょう!

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ハンガー分解は、一度やったのでグリスが残っているか確認して玉押し調整だけで終了。



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クランクアームの固定は、コッターピン式。これ確実な方法なのであります。



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FUJI のクランクキャップは貴重品。片側失くしてますが。



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ヘッドが異常に重いです。お客さんの自転車触ると「これヘッドにガタが出てますよ」とか「ヘッド詰まり過ぎ」とか言ってるくせに自分のもダメじゃん。毎日乗っててだんだん悪くなるのって意外と気づかないもんですね。


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アッパーもロアーも錆び錆びです。



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FUJI の F から始まるフレームナンバー久々に見た。



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さーてハンドル抜きますよ!クイルステムのピンチボルト緩めて叩いて臼落として・・・・ってこれが潤滑剤染み込ませてもビクともしません。完全に錆びて固着しています。


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ここでパワーツール登場!



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正式名称わかりませんが、こんな大げさな工具なんです。



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ほれほれ、ギリギリいいながら抜けて来ます。これ人間の力では絶対ムリ!



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抜けた〜!

こんな工具 TREK ストアーには、まずないよ。

流石に80年以上やってる自転車屋であります。